• 2023.6.8
  • #Topics
「まぎれもなく“怪物”に変身して帰ってきた男。辻陽太は“令和の乱”を巻き起こすことができるのか?」6.4大阪城ホールを大総括!【“GK”金沢克彦の新日本プロレス通信】

プロレス界随一の論客・“GK”金沢克彦氏の独特の視点から、現在進行形の新日本プロレスに関するコラムを続々レポート(不定期連載)!!

「まぎれもなく“怪物”に変身して帰ってきた男。辻陽太は“令和の乱”を巻き起こすことができるのか?」6.4大阪城ホールを大総括!

  

スマホサイト会員の方、全文はコチラ!
 
※以下、コラムの序盤を無料公開!

■気持ちいいほどの真っ向勝負を制した。なぜ、ヒロムは過去の防衛戦と闘いかたを変えて挑戦者に相対したのか? 
 

新日本プロレスにとって春最大のビッグマッチである6・4大阪城ホール大会(DOMINION)は7大タイトルマッチを軸として開催された。

今回は、もっとも注目すべきマッチアップであると同時に内容的にもファンの期待に存分に応えた後半3試合について総括してみたい。
 
まずは、高橋ヒロムに『BEST OF THE SUPERJr.30』覇者であるマスター・ワトが挑戦したIWGPジュニアヘビー級選手権。

ともかく、2020年7月、コロナ禍の無観客試合に凱旋したワトは苦難の連続だった。無観客試合での凱旋という条件の悪さに加え、ファンに馴染みのないワトというリングネーム。こうなると、ファンも感情移入して応援しづらくなってしまう。

これまで、IWGPジュニア王座に二度挑戦し、『BOSJ』には3回出場しているが、結果を残すことができなかった。いつの間にか、ジュニア戦線のなかで埋もれ掛かっていたワト。ところが、今年ついに覚醒した。

水を得た魚のごとくリーグ戦を勝ち抜いていくと、優勝決定戦ではティタンと激突。率直なところ、大穴同士の優勝戦。ただし、内容は素晴らしいもの。優勝者=ワト、準優勝者=ティタンがともに大いに株を上げる至極の闘いであった。

当然のように、ワトは高橋ヒロムへの挑戦をぶち上げた。若手時代からヒロムを目標にジュニアの頂点を目指してきたワトにとって、これ以上ないシチュエーション。凱旋から3年弱の歳月を経て、ようやく実力で、チャンピオンと五分の立ち場で相まみえることとなった。

王者として4度の防衛に成功し、昨年まで『BOSJ』3連覇も達成しているヒロムは、いま現在、新日本ジュニアの顔であり、ジュニアの絶対エースと呼んでいい存在である。

この試合で私が注目していたのは、ヒロムがワトを相手にどのような闘いかたで臨むかにあった。というのも、ここ最近のヒロムはタイトルマッチとなると、受けにまわるシーンが多かった。

挑戦者の攻撃をとことん受けきったうえで、最後に試合をひっくり返す。王者らしいといえば王者らしい戦法。ただ裏を返すと、ヒロムには余裕というか、どれだけ攻め込まれても絶対に負けないという自信があるのではないか? 私はそんなふうに見ていた。

ところが、今回のヒロムは違った。序盤から飛ばしまくってワトに攻勢を仕掛ける。躊躇なく場外戦も自ら仕掛けていった。

受けの王者ではなく、攻めの王者。そんな姿勢はかつてKUSHIDAに挑んでいったころの若き日のヒロムを彷彿させた。

ワトも抜群の跳躍力と、えげつない強烈なジャベで王者に挑んでいく。互いに退くことなくぶつかり合う。

終盤、ワトの通天閣ジャーマンが炸裂。これをキックアウトされるとレシエンテメンテⅡへ。だが、ヒロムはそれを回避して、ヒロムちゃんボンバーからTIME BOMBⅡで3カウント奪取。

気持ちいいほどの真っ向勝負を制した。なぜ、ヒロムは過去の防衛戦と闘いかたを変えて挑戦者に相対したのか? 

戦前、ワトは「新時代の扉を開く」と宣言した。おそらくヒロムは、その心意気に正面から応えたのではないか。同時に、『BOSJ』覇者となったワトの試合を大いに評価していたのだろう。

ベルトを手に花道を引き揚げてきたヒロムは、「新しい扉はとっく開いている。その先にいるのがこのオレだ!」とカメラに向かって叫んだ。

今後もオレはトップとして君臨しているから、そこを目指してまた挑んで来い! そういう意味を込めたワトへのメッセージなのだろう。

後輩に見せつけた攻めの王者ぶりは、ヒロムが原点に返ったかのようにも映った。また、ワトにはますます今後への期待が膨らんだ。

ある意味、世代闘争にして師弟対決。心地のいいIWGPジュニア選手権だった。

■セミどころかメインでも通用するようなビッグネームが集結したNEVER6人タッグ史上、最高に豪華なメンバーでベルト争いが行われた。

当初、第7試合に行なわれる予定であったが、クラウディオ・カスタニョーリがフライトトラブルに遭ったため、セミファイナルにマッチメークされたNEVER無差別級6人タッグ戦。

いやいや、セミどころかメインでも通用するようなビッグネームが集結したNEVER6人タッグ史上、最高に豪華なメンバーでベルト争いが行われた……。
 

※無料公開はここまで!
※この続きは、NJPWスマホサイト or NJPWスマホプレミアムでご覧ください。

スマホサイト会員の方、全文はコチラ!

 

  • facebook
  • twitter

EVENT CALENDAR

2024年4月
  •  大会日程
  •  各種イベント

イベントカレンダー

SHOP
闘魂SHOP
闘魂SHOPプラス
闘魂SHOP水道橋店
シンニチプレミアム
SOUL×NJPW×MID
しんにちコラボラボ
アスマート
MOVIE
NJPW WORLD
テレ朝CH_CS
サムライTV
ワープロリターンズ
COLLABORATION
ロリクラほーるど
SPONSOR
LAWSON ticket
MIC
SSLIVEくろうま
OTHER
CMLL
JAPAN WRESTLING FEDERATION
魚沼市観光協会
新日コレクション
新日本プロテイン

チュートリアルを閉じる

試合を観戦したい

下記よりこれから開催される予定の大会情報を確認できます。各大会のチケット情報ページに記載されているプレイガイドからチケットを購入することができます。
公式ファンクラブ『Team NJPW』に入会すると、チケットの先行予約ができる特典もあります。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

スケジュール / チケット

試合結果をみたい

これまでに開催された試合の結果を確認できます。

試合結果へ

試合の動画を観たい

新日本プロレス公式動画サイトNJPW WORLD(有料)にて新日本プロレスの主要大会を完全配信しております。
また、新日本プロレス45年分のアーカイブから試合映像を観ることができます。

NJPW WOLRDへ

選手に会いたい

選手の握手会や撮影会などのイベントの情報はこちらより確認できます。

NEWS イベント情報へ

選手について知りたい

選手のプロフィールや必殺技、また選手ごとのSNS情報などを確認できます。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

選手プロフィールへ

選手のテレビなどメディア出演情報を知りたい

選手のテレビなどメディア出演情報はこちらより確認できます。

NEWS メディア情報へ

新日本プロレスの歴史を知りたい

新日本プロレスの歴史、またIWGPチャンピオンなどの各タイトルの王座変遷を確認できます。

HISTORYへ

試合のチケットを買いたい

観戦したい大会のチケット情報ページに記載されているプレイガイドからチケットを購入することができます。
公式ファンクラブ『Team NJPW』に入会すると、チケットの先行予約ができる特典もあります。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

スケジュール/チケットへ

オフィシャルグッズを購入したい

新日本プロレスオフィシャルグッズは闘魂SHOPより購入できます。

闘魂SHOP

ファンクラブに入会したい

Team NJPW(新日本プロレスリングオフィシャルファンクラブ)では新規会員を募集中!
Team NJPWの会員になると様々な特典がいっぱい!
詳しくは以下より確認できます。

ファンクラブページへ

スマホでもオフィシャルサイトを楽しみたい

スマホサイトであれば最新NEWSから大会情報・大会結果がいつでもどこででも見れます。
毎日更新、選手自身が執筆した日記もスマホサイトで購読できます。

スマホ紹介ページへ

新日本プロレス公式プロレスゲーム『プロレスやろうぜ!』

新日本プロレス公式、スマホで遊べるプロレスゲーム!
自分だけの選手を育てて、新日本プロレスのレスラーと対戦しよう!

『プロレスやろうぜ!』

トレーディングカードゲーム『キングオブプロレスリング』

新日本プロレスレスラーたちのカードを集めて、ネット対戦に挑め!!
パソコン、スマホで遊べる新感覚トレーディングカードゲーム!

『キングオブプロレスリング』

新日本プロレスの歴史を知りたい

新日本プロレスの歴史、またIWGPチャンピオンなどの各タイトルの王座変遷を確認できます。

HISTORYへ