悲願の『BEST OF THE SUPER Jr.』初優勝をはたしたマスター・ワト。新時代の扉を拓くと宣言するジュニアの新鋭が、6.4大阪城ホールで高橋ヒロムの持つIWGPジュニアヘビー級選手権に、『SUPER Jr.』覇者として対等の立場で対戦。その意気込みを大いに語るインタビューをお届け!
撮影/山本正二
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■『DOMINION 6.4 in OSAKA-JO HALL』
6月4日(日) 14:30開場 16:00試合開始
※第0試合は、15時30分開始予定
大阪・大阪城ホール
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★以下、インタビュー前半を無料公開!
■全キャリアで考えれば順調かもしれないですけど、日本に帰ってきてからの時間は、正直長く感じました
──さて、ワト選手。『SUPER Jr.』優勝から一夜明けましたけど、どんなお気持ちですか?
ワト 本当に寝れていなくて、「ちょっと寝たな」っていう感じはあるんですけど、1〜2時間ぐらいしか寝てないんですよね。
──やはり興奮冷めやらぬ状態だったんですね。ちなみに優勝トロフィーは持ち帰られたんですか?
ワト 家に持って帰れました。
──あ、持ち帰った!
ワト ええ。と言っても家に誰もいないんで、一人で楽しんだ……って言ったら、おかしな人みたいですけど(笑)、ちょっと家の中の置けるところに置いて楽しんでました。
──写メを撮ったりして余韻に浸って。これがシングル初タイトルになるわけですけど、デビューして何年になりますか。
ワト もう7年になりますね。2016年の1月がデビューだったので7年目です。
──デビュー7年目のシングル初タイトルは早いのか、遅いのか、ご自身ではどうお考えですか?
ワト 海外から帰ってきてからの期間を考えると「長かったのかな」と思いますね。全キャリアで考えれば順調かもしれないですけど、日本に帰ってきてからの時間は、正直長く感じましたからね。
■この3年があったからこそ、今のこの喜びがありますし、力にできるエネルギーやパワーが備わったのかなと
──凱旋帰国したら、普通はすぐにチャンスが来て、一回目のタイトルマッチまではすんなり行くケースが多いですけど、ワト選手の場合はコロナ禍の3年間をたっぷりかけた印象があって。
ワト そうなんですよ。帰ってきた時なんてそもそもお客さんがいなかったですからね。しかも、いない中で後ろから襲われるっていう(笑)。
──DOUKI選手に。2020年の7月3日の時点では無歓声だったらまだしも、無観客の中でという前代未聞の凱旋でした。
ワト ええ。よく精神的に壊れなかったなって思いますね。なんか当時は心の中が苦しかったです(苦笑)。それもあってか、この3年は長く感じましたね。その反面、「この3年があって良かったな」とも思います。この3年があったからこそ、今のこの喜びがありますし、力にできるエネルギーやパワーが備わったのかなと思います。
──ヒロム選手は『SUPER Jr.』を3連覇してるんですけど、コロナ禍での3連覇ですし。ワト選手は、歓声や観客という状況が整った中での優勝で優勝決定戦戦の盛り上がりも凄かった。率直に最高だったんじゃないですか?
ワト めちゃくちゃ最高でした! 最初の歓声が凄すぎて、まだ相手に触れなくてもいいんじゃないかっていうぐらい盛り上がったし、本当にあの歓声だけを堪能したかったなって思いましたね。
──なるほど。
ワト 試合中も「ドドドドッ!」っていう床を踏み鳴らす音が凄かったですし、試合をしていても聞こえてきたので凄く燃えました。声もいっぱい叫んでいただいたし、特に子どもさんの声が多かったのかなと思いつつ、改めて声援ってむちゃくちゃいいなって思いましたね。
──また、ティタン選手側にはL・I・Jが全員でセコンドに就いていましたが、ワト選手側にも強力なディーヴァがしっかりと就いていてくれて(笑)。
ワト ハイ。天山(広吉)さんという心強いディーヴァが(笑)。まあ、人数的には1vs4とか5ぐらいでしたけど。本隊の選手はセコンドに来ていただけないのかなと思っていたら、控室に帰っても天山さんとKUSHIDAさんとケビン(・ナイト)しか残ってなかったです。
──ただ、天山選手は『SUPER Jr.』のシリーズに最終戦以外は参戦されていなかったので、最後の最後でセコンドに就いてくれたのはグッと来ましたね。
ワト ええ。やっぱり段違いの安心感がありますよね。
■ティタンはもう新しすぎました。もともと凄い選手なんですけど、L・I・Jに入ったという、その“覚悟”ですよね。
ワト それから、会見であまり言えなかったんですけど、ここでティタンについても喋りたいんですけど、いいですか?
──もちろんです。そもそもティタン選手とはメキシコでも結構試合をやっていたんですか?
ワト いや、タッグでは闘う機会があったんですけど、当時から向こうのトップ選手でしたし、試合数が全然違ったのであまり交わる機会はなかったんですよ。
──新日本に頻繁に来る印象のティタン選手ですけど、CMLLではもうトップ中のトップなんですよね。
ワト そうなんです。ただ、CMLLもミスティコ選手やウルティモ・ゲレーロ選手のようなそうそうたるメンバーがいるので、ちょっと一時的に陰に隠れるようなタイミングもあるんですよね。
──常に出っ放しではないというか。
ワト もちろんベルトを持っていたりもされるんですけど、そういう印象があったんです。でも、今回の『SUPER Jr.』にL・I・Jのメンバーとして来た時、1年前とは全然違うティタンだったと言うか。
──闘ってみて全く印象が違ったと。実は今回の優勝決定戦のカードって、去年のSUPER Jr.』では後楽園の第1試合に組まれていたカードなんですね。
ワト だから、進化を感じましたね。去年も試合後に「続きがしたい」って言ったんですけど、続きじゃないです。もう、新しすぎました。もともと凄い選手なんですけど、L・I・Jに入ったという、その“覚悟”ですよね。ティタン自身もCMLLで本当の顔になりたいと思っているかもしれないし、その覚悟が1年前との違いでハッキリした部分でした……。
※インタビュー無料公開はここまで!
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6月4日(日) 14:30開場 16:00試合開始
※第0試合は、15時30分開始予定
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