新日本プロレスでは4月から6月にかけて、大阪、京都、兵庫(明石)で5つもの大会を開催。皮切りとなる4/21大阪を9日後に控えた4月12日、真壁刀義選手が大阪入りしてプロモーションを展開した。
まずはFM OSAKAでオンエアされた「Mashup!」に生出演した。
同番組は森裕子さん、下埜正太さんのDJにMCとして週代わりでボートレーサーが加わって、音楽、スポーツ、カルチャーなどあらゆる分野をMashup!(ヒップホップ系の音楽用語で、たくさんの曲を混ぜ合わせてリミックスするテクニックを指すことから転じて、多ジャンルを混ぜ合わせることの意味)する番組。
この日のMCは金子龍介さん。真壁選手は「トーキング・マッシュアップ」のコーナーにゲストとして招かれた。
トレードマークのチェーンを首に巻いてスタジオ入りした暴走キングコングのあまりの迫力に、下埜さんが恐る恐る「ここは凶器持ち込み禁止なんですが…」と切り出すと、「凶器なんか持ち込んでねぇだろ? これはオレのユニフォームだから」と一刀両断。その後もズバズバした発言で、番組はテンポよく進行していった。
まずは金子レーサーからの一問一答コーナー。同い年ながら及び腰で質問する金子さん。それに短く即答する真壁選手。プロレスに例えると、やられたらすぐにやり返す展開に。すべての質問を終えると水上の格闘技を闘っているにもかかわらず、金子レーサーの口から思わず「すいません」の言葉が。
ジャイアンツの話題を振ろうとするのに「ここは大阪なのにどういうことだ?」とにらみ、おそらく初めて口にするプロレス用語を1文字1文字確認しながら伝える森さんに「お前、たどたどしいな」と厳しく指摘しながらも、“ノリ突っ込み”(お笑い用語で、自分でボケて、自分で突っ込む手法)を交えて笑いを誘う。
必殺技の開発に関しては、「昔のレジェンドたちの映像を見て、彼らが使っている技の中でいま使われていない技を掘り起こして使ってみようかなって思う。古くてもいいものはいいんだし、それはいつになっても変わらない。それを出していくっていうのもプロ。温故知新っていうかな? どんな競技にしたって、いまあるテクニックをどんどん研ぎ澄まして高度にして進化させていってると思う。それも大事だけど、でもオレの感覚としては、昔の古くてもいいものを今の自分が出していくことも意味があるんじゃないか。そして、その技を研ぎ澄ましてオレの必殺技にする」と秘話も公開した。
- 2012.4.16
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