@njpw1972
@njpw_nyao
4月14日（土）、都内にあるディファ有明で開催された全日本プロレスの『40th Anniversary Year 2012 GROWIN'UP〜ジュニア・タッグリーグ戦〜』の最終戦に新日本プロレスの金本浩二が参戦した。
田中稔とのジュニア・スターズとして2年連続で『ジュニア・タッグリーグ戦』に参加している金本だが、ここまで2勝1敗1分けという成績で勝ち点は5。この日は公式戦の最終戦で、カズ・ハヤシ＆近藤修司のチーム246に勝利すれば、勝ち点7で、メインで行われる優勝決定戦進出が決まる。昨年は準優勝だったジュニスタだが、果たして今年は？
田中稔とのジュニア・スターズとして2年連続で『ジュニア・タッグリーグ戦』に参加している金本だが、ここまで2勝1敗1分けという成績で勝ち点は5。この日は公式戦の最終戦で、カズ・ハヤシ＆近藤修司のチーム246に勝利すれば、勝ち点7で、メインで行われる優勝決定戦進出が決まる。昨年は準優勝だったジュニスタだが、果たして今年は？
先発の田中と近藤が激しくやり合ったあと、いよいよ金本が登場。カズとの対戦だ。腕の取り合い、そしてグラウンドの攻防から始まった二人の対戦だが、金本のローキックを発火点にヒートアップ。金本は場外でカズを鉄柵に叩きつけたりと、ラフ攻撃でいたぶる。リングに戻ると、得意のキックを乱れ撃ち。カズからの張り手の反撃を受けると、今度はパンチ攻撃で応戦だ。
カズとパンチの打ち合いを行った金本は田中にタッチ。田中との連係攻撃でカズにダメージを与え、自軍を優位に導いていく。これで流れを掴んだジュニスタ。流れるようなキックの連係プレーを見せて、ドンドンカズを追い込んでいく。ここで田中がカズに腕十字！ 金本も近藤を押さえてアシストだ。
しかし、近藤にカットを許すと、カズのハンドスプリング式の背面エルボーアタックをダブルで食って、ジュニスタの勢いもストップ。近藤のブルドッキングヘッドロック＆ラリアットを食らい、田中と共に金本も悶絶だ。場外で近藤に押さえられている間に、田中がカズのネックスクリューを食らい、ピンチに陥る。田中も腕十字で反撃するが、カズはそれを脱するとドラゴンスクリューで対抗。さらに田中はカズと代わった近藤のランサルセも被弾してしまう。
だが、田中も粘りを見せる。近藤に延髄斬りをカウンターで決めて、ようやく金本とタッチした。タッチを受けた金本は得意のキック攻撃で近藤をコーナーに追い詰める。そして、顔面ウォッシュを決めると、ローキック、ローリングソバットを炸裂させていく。近藤のザ☆オリジナルもアンクルホールドで切り返した金本。カットに入ってきたカズも捕まえて、ダブルのアンクルホールドだ。カズには逃げられたものの、田中と連係のドラゴンスクリューを決めると、再びアンクルホールドだ。田中も腕十字でカズを捕らえてアシストだ。しかし、近藤が逆片エビ、カズがクロスフェースで切り返したことで逆転されてしまう。
それでも屈しない金本はまたもアンクルホールドで近藤を捕獲。邪魔なカズを場外に追いやると、トドメとばかりにムーンサルトプレスを発射だ。しかし、ここで待っていたのは近藤の剣山。それでも金本は意地で立ち上がり、再びムーンサルトを投下する。これでも屈しない近藤に、金本はファルコンアローを狙う。ここは失敗に終わったが、珍しい逆さ押さえ込みを見せた金本。近藤のラリアットを被弾しながらも、キック、ヒザで対抗していく。しかし、最後はカウンターのキングコングラリアットを被弾。遂に3カウントを奪われ、決勝進出の夢は絶たれてしまったのだった。
■4月14日（土） 全日本プロレス『40th Anniversary Year 2012 GROWIN'UP〜ジュニア・タッグリーグ戦〜』 東京・ディファ有明
〔ジュニア・タッグリーグ戦公式戦〕30分1本勝負
◯ 近藤修司〈全日本プロレス〉＆カズ・ハヤシ〈全日本プロレス〉 （15分０１秒 キングコングラリアット→片エビ固め）田中稔〈全日本プロレス〉＆金本浩二〈新日本プロレス〉 ×
※カズ＆近藤組が3勝2敗で勝ち点6となり、リーグ戦2位で優勝決定戦進出が決定
【撮影／山本正二】
【撮影／山本正二】
