4月8日(日)、都内・後楽園ホールにて開催されたKAIENTAI-DOJOの旗揚げ10周年記念興行『CLUB-K evolution』に邪道&外道、そしてKUSHIDAが参戦した。
まず、邪道と外道が対戦するのはK-DOJOが生んだ名タッグチーム、リトル☆ギャラクシーの旭志織&大石真翔だ。この旭と大石は、昨年4月にはApollo55のIWGPジュニアタッグにも挑戦しており、邪道&外道は目標にしていたタッグチームだという。ユニバーサル時代の後輩であるTAKAみちのくが作ったリングで、邪道&外道はどのような闘いを見せてくれるのか?
先発は邪道と旭。チョップ主体で攻め込んだ邪道だったが、旭の変なチョップを頭部に被弾。ダメージが遅れてやってきてダウンすると、大石と二人がかりの連続ニードロップを食らってしまう。続く外道はラフ殺法で大石に攻め込んだものの、連続のアームホイップで投げ飛ばされ、パンチ攻撃で劣勢に。しかし、百戦錬磨の外道。上手く大石を油断させてから場外に落とすと、邪道にいたぶらせる。
これで流れを掴んだ邪道&外道。大石を捕まえると、邪道と外道で代わる代わるいたぶっていく。しかし、邪道が大石のパンチ攻撃とランニングエルボーによる反撃を食らってダウン。その隙に旭にタッチされてしまう。旭の反撃に苦戦する邪道&外道。二人まとめて卍固めで絞め上げられた。
だが、邪道がすぐに挽回。河津落としでマットに叩きつけてから、伝家の宝刀・クロス・フェース・オブ・JADOだ。大石のカットによってギブアップを奪えなかったが、今度は外道と二人がかりで旭を蹂躙。トレイン攻撃からスーパーパワーボムを狙う。ところが、ここでまたも大石がカット。外道が捕まり、大石と旭のスピーディーな攻撃に劣勢を強いられる。そして、旭&大石の合体技・サボテンの花を食らった外道。続けて旭の阿吽を後頭部に食らい、追い込まれていく。しかし、場外から邪道が旭にイス攻撃を仕掛けて、動きを止める。最後は粘る旭を外道が外道クラッチでしっかりと固めて3カウントを奪った。
■4月8日(日) KAIENTAI-DOJO旗揚げ10周年記念興行『CLUB-K evolution』 東京・後楽園ホール
◯ 外道&邪道 〈新日本プロレス〉 (12分00秒 外道クラッチ) 大石真翔〈DDTプロレスリング〉&旭志織〈KAIENTAI-DOJO〉 ×
■邪道&外道のコメント
邪道 「邪道、外道、この23、24年の歴史の中で大石と旭、とりあえず名前入れてやる。光栄だろ? 家帰って、母ちゃんに自慢しとけ。邪道さんと外道さんに褒めてもらいましたってよ」
外道 「何年やってんだ、あいつら? まだまだだな。プロレスの極意を教えてやるよ。(頭を指で指しながら)全てここだよ! 全てここ!」
一方、日本デビュー前にキッド・ブルーなる名前のマスクマンとして、K-DOJOに参戦していたことがあったというKUSHIDA。今回はかつてお世話になったK-DOJOの10周年記念興行に協力したいと、自ら申し出ての参戦となった。KUSHIDAは高田道場時代の盟友・木高イサミ、そして小幡優作とトリオを結成。梶トマト&佐藤悠己&ヒロ・トウナイと対戦する。
- 2012.4.8
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