オスプレイが“完全復調”を猛アピール！棚橋がUS王座を獲りたい“３つの理由”は？　KENTAが髪を切らずにヒクレオの前に登場！　「私がどう変わったか見せる」向後桃が王座獲得に意欲！【5.21ロングビーチ大会前日会見】

2023.5.21
#Topics

オスプレイが“完全復調”を猛アピール！棚橋がUS王座を獲りたい“３つの理由”は？　KENTAが髪を切らずにヒクレオの前に登場！　「私がどう変わったか見せる」向後桃が王座獲得に意欲！【5.21ロングビーチ大会前日会見】

現地時間：5月21日（日）、日本時間：5月22日(月)『RESURGENCE』ロングビーチ、ウォルターピラミッド大会の前日、STRONG無差別級選手権の調印式を含む、前日会見が行われた。

※なお、初代STRONG女子王座決定トーナメント 1回戦に出場するメルセデス・モネ選手、ステファニー・バッケル選手はスケジュールの都合で会見欠席となった。

■現地時間：5月21日（日）『Resurgence』ロングビーチ大会
・PPV配信開始時間：日本時間 5月22日（月）午前9時～
・ダークマッチ（第0試合）は開始時間は5/22(月)午前8時20分〜
※新日本プロレスワールド PPV価格：2990円（税込）

日本語実況：https://njpwworld.com/lp/l_ppv_live_320_1
英語実況：https://njpwworld.com/lp/l_ppv_enlive_320_1

※本大会は日本語実況、英語実況ともに新日本プロレスワールドでのPPV配信となります。

■ 大会名『Resurgence』
・日時：2023年5月21日（日）16時開場 17時開始 ※アメリカ西部時間（PDT）
・会場：Walter Pyramid（カリフォルニア州ロングビーチ）
★対戦カード情報はコチラ
★チケットはプレイガイドにて好評発売中！
※日本国内でのチケット販売はございません。

■STRONG無差別級選手権調印式
（王者）ヒクレオ vs （挑戦者）KENTA

※KENTAはコメントで宣言していた髪の毛を切っておらず、変わらず長髪スタイル、白のTシャツ姿で登場。一方のヒクレオは、黒のスーツ姿でSTRONG王座を持って登場した。

KENTA「まず最初に……言っておくがな、俺はロサンゼルスが大嫌いだ！なんでだかわかるか？　俺がここで前回、鈴木みのると闘ったとき（3.30Globe Theatre大会）、おまえたちは俺に向かってブーイングをしたんだ。
俺がいったい誰なのかわかってんのか？　俺はレジェンドだ。この業界で最高のプロレスラーの一人だぞ？　俺は絶対にロサンゼルスを許さねえ。でっかい『KENTA』コールが今ここで起きない限りはな。

（※会場からKENTAコールが少しだけ湧き上がる）チッ！たりねぇな。明日、2度目のSTRONGチャンピオンになってやる。（※司会がヒクレオのコメントをうながすと、会場から歓声が沸く。それに対しKENTAが）黙れ！」

ヒクレオ「……まず初めに言っとくが、俺はロサンゼルスが大好きだ！（※会場から歓声）」
KENTA「クソの嘘つきが！」

ヒクレオ「俺はロサンゼルスが大好きだ！　真面目な話、初めて王座を手にするのに6年もかかった。じつに6年間だぞ。ノゲドージョ―、ACL Tears、まさにここにあるシバタのLAドージョ―。言い訳はしないよ。。それからイギリスへの旅が始まった。そしてパンデミックを乗り越え、ここNJPW STRONGに戻ってきた。言い訳はしない。

それから俺は日本に戻ってきた。（対戦したのは）カール・アンダーソン。ユージロー・タカハシ。おまえの昔のリーダー、“ザ・スイッチ・ブレード”ジェイ・ホワイト。すべての試合がこの俺にとって初めての王座をつかむためだった。6年間だ。言い訳はしない。

だが、新日本プロレスが今回の再戦を決めるまで、48時間だ。俺がKENTAを負かしてからたったの48時間だぞ？　すべてはヤツの髪型のせいだ。どうやらヤツには見えてないらしい。6年間だぞ。フクオカでのことを俺たちは知っている。俺はKENTAを破った。
しかしレジェンドであるKENTAを終わらせたわけではない。お前は再戦を要求する権利がある。明日、ウォルター・ピラミッド、ロングビーチ。KENTA、おまえを終わらせてやるよ」

※調印所にサインを書いたあとで
KENTA「かわいそうにな。6年もかかってそのベルトを手に入れたのに、たった数週間でそれを失うことになるんだからな。残念だよ」

KENTA「（※二人で並んで立って、ヒクレオがKENTAの方へ近づいてきたのに対し）後ろに下がれよ！」

■IWGP USヘビー級王座ナンバーワン・コンテンダートーナメント 1回戦
棚橋弘至 vs ウィル・オスプレイ

※ウィル・オスプレイは白のワイシャツ姿で登場。ボクシングのフットワークを見せて、肩のケガが復調したところをアピールした。一方、棚橋はジャケット姿で登場、ファンの歓声に応え、「GO ACE！」に合わせて右腕を挙げた。

オスプレイ「（※司会に向かって）サンキュー、俺の美しい小さなセクシー・ピッグ。元気かい？　大丈夫？　まさに俺が言ったことだ。スマイル！　もう（会場に）入ってる。（※会場に向かって）みんな元気かい？　俺のセクシー・ピッグは元気か？　俺の大好きなヤツら。おまえのナマイキなかわいらしい笑顔が見えるぜ、相棒。大好きなのはわかってるだろう？

なあ、俺はヤツ（棚橋）にいまさらたわごとを言うつもりはない。この男は“レジェンド”なんだ。つまりレジェンドとして扱われるに値する男なんだ。レジェンドなんだよ。どうもありがとう。俺が今、家を持っているのは、骨を折ったり腰を折ったりして、新日本プロレスが今ここにあるからなんだよ。そこは感謝してもしきれない。だから、たわごとを言うつもりはない。

しかしだ。俺にはわかっている。俺にはコレが何よりも必要なんだ。誰もが、トーキョードームで起きたことを見ただろう。今なら安心して言える。聞いてくれ。片手に心臓を持って、もう片方の手にはズタ袋を持って倒れた。反抗的だった。しかしこれはすべて、本来、俺のものであるものを取り戻すために起きたことだ。あの美しい赤色のレバーとゴールドのベルト。

だからな、タナハシ。日曜日には血が流れるだろうが、悪い血ではないだろう。これは個人的なことじゃない、ビジネスなんだ」

棚橋「（すべて英語でコメント。※3本の指を立てて）IWGP UPヘビー級王座を取りたい理由は“3つ”ある。1つ目は、アメリカに何度も来たいからだ。2つ目は、クリス・ジェリコ、モクスリ―にリベンジしたいため。そして3つ目は、コレは俺の考えだが、俺は2019年に東京ドームでケニー・オメガを破った。だからケニー・オメガも棚橋ともう一度闘いたいのじゃないかと思っている。以上だ」

■初代STRONG女子王座決定トーナメント1回戦
向後桃 vs ウィロー・ナイチンゲール

この日、新設されたSTRONG女子王座がついにお披露目となった。

このベルトは、ロングビーチ大会で行われる初代STRONG女子王座決定トーナメント 1回戦：メルセデス・モネ vs ステファニー・バッケル（CMLL）の勝者と、同1回戦：向後桃（スターダム）vs ウィロー・ナイチンゲール（AEW/ROH）の勝者がメインイベントで激突し、初代王者が決定される。

※向後は、鮮やかなオレンジの和服姿で登場。ナイチンゲールは、シルバーのワンピース姿で姿を現した。

桃「（以下、すべて英語で）ウィロー、あなたは、大きくて強くて素晴らしいレスラーね。みんながあなたが勝つと思ってるはずだけど、そんなことは起きない。その方が、このトーナメントがもっと楽しくなると思わない？　あなたのインタビューを見たわ。

レスリングには強さが必要で、肉体的なことだけでなく、意思の強さと心がとても重要だと言っていた。私もあなたの意見に完全に同意する。私はここに一人で来た。たったひとりで。ここは自分のホームだから負けるつもりはないと言っていたけど、ここがホームであるかどうかなんて関係ない！　

私は強い精神と闘う心を日本から持ってきているのだから。私は大きな事故を乗り越え地獄から生還した。あの事故は私をかつてないほど強くした。以前の私と同じではないわ。私がどう変わったか見せてあげる。このトーナメントに参加してる人たち、そして世界中で観戦している人たちを驚かせてあげる！　サンキュー」

ナイチンゲール「まずエミリー。このトーナメントに参加できることにとても興奮しているわ。このベルトが意味することは私にとってとても重要なの。とてもこの素敵なパープルのベルトに注目しているわ。知っての通り、パープルは私の色だから。新しいイグニションが私の中にあって、私の下に火が灯されているみたいに、それがもっと必要なの。

真横にモモがいる。モモ、たしかに私は、強さについて、肉体的な強さ、精神的な強さ、感情、心、意思、力について話したわ。そしてあなたは、そういったすべてのものを持っている。あなたは大きな信念と大きな自信を持ってここに来たことがわかったわ。私はあなたを見過ごしてはいない。これらのことすべてを考慮に入れた。あなたについて学んだわ。

このトーナメントに出場するすべての選手について研究したの。結局は、これは誰のゲームでもあるのだからね？　この４人のコンペティターが選ばれたのには理由がある。だから私は研究した。準備は整ってる。あなたの試合も見たからね？　あなたと私は良く似ている。

私たちは２人ともとてもスイートで陽気なの。リングへ上がって楽しくやりたい。良い時間を過ごしましょう！　あなたは事故から回復して、さらに根性がついたようね。だけど私もそうだし、忍耐強く生きてきた。このようなチャンスをずっと待っていた。今日この記者会見でレジェンドたちを見たわね？　私が新日本プロレスのファンとして、何年も何年も見てきた人たちよ。

STRONGが創設された時、新日本プロレスが私の故郷アメリカに来るのを見てとても興奮したわ。そして女子プロが始まるのを見て、更なるチャンスが到来した。私のチャンスが来るのはいつだろう？　これが私のオープニング。だからモモ、ステファニー、メルセデス。私の邪魔をする者は誰でも。この4人が明日歴史を作る。明日、皆に見せて上げる。私が優勝者だということを……！　サンキュー」