• 2023.5.4
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【6月4日(日)大阪城ホール大会の“主要カード”が決定!】IWGP世界ヘビー級選手権、SANADA vs辻陽太が正式決定! NEVER王座戦でフィンレーvsファンタズモ! IWGPタッグ選手権は3WAYマッチ! ザックvsコブがTV王座を賭けて決着戦!

 
『レスリングどんたく』5.3福岡大会の結果を受けて、6月4日(日) 『DOMINION 6.4 in OSAKA-JO HALL』大阪・大阪城ホール大会の主要カードが決定した。

■『DOMINION 6.4 in OSAKA-JO HALL』
6月4日(日) 14:30開場  16:00試合開始   
大阪・大阪城ホール        
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■IWGP世界ヘビー級選手権、電撃参戦の辻陽太が、王者・SANADAに初挑戦!


新日本プロレス“上半期の天王山”となる大舞台、『DOMINION』大阪城ホール大会で、あの辻陽太がIWGP世界ヘビー級選手権にいきなり挑戦決定!
 
5.3福岡大会では、4.8両国大会でIWGP世界ヘビー王座を初戴冠したSANADAが、IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムを相手に初防衛戦に挑んだ。

試合は、階級差を感じさせない怒涛の大攻勢で果敢に攻め込んだヒロムだったが、最後はSANADAがシャイニングウィザードからでのデッドフォールで劇的勝利、初防衛を達成した。

試合後、おなじみの“ギフト”で気持ちよく締めくくったSANADAだが、場内が暗転して、前シリーズから流れていた怪獣映画のようなVTRが流れた後、フードを被った男が花道に出現。海外武者修行中だった辻陽太が現れると、場内は騒然となった。

Just 5 Guysを蹴散らし、SANADAに強烈なスピアーを浴びせてKOすると、 世界ヘビーのベルトを掲げて次期挑戦をアピールした辻。さらには、L・I・Jを思わせる拳を突き上げるポーズも見せた。

バックステージで辻は、「SANADA、アンタの言う新しい景色、そこから見える景色はどんなんだ? 今日、アンタが見上げてたその景色はどんなんだった? 教えてくれ。次の相手は俺だ。覚悟はいいか? 俺がプロレスを、いや新日本プロレスを面白くしてやるよ」と不敵に宣戦布告。

一方、SANADAは「やってやってもいいけどよ、アイツ損するだけだぞ。自分の実力のなさを知るだけだよ、アイツは」とダメージをこらえながら挑戦受諾の構えを見せた。

2018年デビューの辻は、堂々たるヘビー級の体格と、アメリカンフットボールのキャリアを活かした豪快なパワフルファイトで若手時代から注目を浴びていた。2020年7月に海外武者修行へ旅立って以降、イギリスのRPW、今年からは、かねてから希望していたメキシコ・CMLLに上陸、“Yota”のリングネームでルードとして活動していた。

海外武者修行から帰国後、いきなりIWGPヘビーのベルトに挑戦する大チャンスを獲得したのは、2012年2月に “レインメーカーショック”と呼ばれたオカダ・カズチカ以降、初となる快挙。あれから11年……、はたして時代は再び大きな転換期を迎えるのか?

もちろん対する“王者”SANADAも、新日本に登場以来、7年の月日を賭けてたようやくどり着いたIWGP世界ヘビー級王座。チャンピオンとしての立ち位置を確立するためにも、ここで新世代の台頭を許すわけにはいかないだろう。
 
2023年下半期の新日本プロレスの流れを占う重要な一戦であり、半年前には考えられなかったフレッシュな顔合わせによる大一番。最後にベルトを手にしているのはSANADAか? それとも辻陽太なのか?
 
■NEVER無差別級選手権は遺恨マッチ! “新王者”デビッド・フィンレーに逆襲のエル・ファンタズモが挑戦!


5.3福岡大会で行われたNEVER無差別級選手権、王者のタマ・トンガにデビッド・フィンレーが挑戦した一戦は、フィンレーが必殺のINTO OBLIVIONを3度浴びせて、タマに激勝、NEVER王座を強奪してみせた。

すると試合後、4.8両国でフィンレーたちにBULLET CLUBを追放されたエル・ファンタズモが乱入。フィンレーにサドンデスを浴びせると、場外のフィンレー&外道にトペ・コンヒーロを食らわせた。

バックステージでファンタズモは「ELPがBULLET CLUBを1人ずつ潰していく!」と裏切られたBULLET CLUB全メンバーの殲滅を宣言! 「まず最初はお前だ、フィンレー。『DOMINION』で俺と闘え!」と逆襲のノロシを挙げた。

一方のフィンレーは、「あのおふざけキャラはどこへ行った? 俺のせいで必死になっているのか、ELP? 俺がお前に目標を与えたのか? 俺がお前のケツに火をつけたのか? 俺に感謝するんだな」と余裕を崩さず。「俺とやりたいのなら、タマ・トンガと同じ目を見るぞ?」と上から目線で挑戦を受諾した。

ジェイ・ホワイトが新日本を離れて以降、BULLET CLUBリーダーの座をめぐって対立構造にあったフィンレーとファンタズモ。だが、4.8両国でBULLET CLUBを完全追放されたことで、ファンタズモは完全に復讐モードにスイッチを入れた様子。
 
5.3福岡では放送席の獣神サンダー・ライガーさんに一礼、ショートパンツのライオンマークを指さすなど、本隊入りを匂わす場面もあったが……。両者の今後の立ち位置も含めて、見逃せない一戦となりそうだ。
 
■IWGPタッグ選手権試合は3WAYマッチ! オージー・オープン vs 毘沙門vs EVIL&裕二郎が三つ巴で激突!


荒れ模様のIWGPタッグ選手権、大阪城ホールでは3WAYマッチが実現! 王者組のオージー・オープン vs 毘沙門vs EVIL&裕二郎が三つ巴で激突する。

前シリーズの経緯を振り返ると、まずIWGPタッグ王者のオージー・オープンは、4.29鹿児島大会でTMDKのマイキー・ニコルス&シェイン・ヘイストを相手に、2度目の防衛に成功。その直後、前王者組の毘沙門が次期挑戦をアピールするも、ここにEVIL&裕二郎が突如乱入し、IWGPタッグ戦線への殴り込みを宣言。

続く5.1大分では、オージー・オープンからIWGPタッグベルトを強奪してしまったEVIL&裕二郎。5.3福岡の第1試合では、後藤&YOSHI-HASHI&矢野&YOHとEVIL&裕二郎&SHO&ディック東郷が対戦。EVIL&裕二郎はベルトを携えて入場しただけでなく、阿部リングアナに無理やり「IWGPタッグチャンピオン」とコールさせるなど、やりたい放題。

試合は、毘沙門が東郷から消灯で3カウントを奪取したものの、試合後も両チームは大荒れ。そこにオージー・オープンが駆けつけてIWGPタッグのベルトをようやく奪還。フレッチャーはマイクを握ると、毘沙門とオージー・オープンにIWGPタッグを懸けた3WAYマッチをアピールした。

これを受けた毘沙門はバックステージで、YOSHI-HASHIが「3WAYマッチ、望むところだ。ただ、3WAYだろうが普通のタッグマッチだろうが、勝つのは…」とコメントすれば、後藤も「俺たちに決まってんだろ!」と呼応。

唯我独尊状態のEVILは、「まぁいいよ。オマエらがそんなにやりてえんだったらよ、俺らが防衛戦としてオマエらをまとめて潰してやるわ」となぜかすでにIWGPタッグ王者気取りで承諾。

3WAY戦を提案したフレッチャーは、「ビシャモン、HOUSE OF TORURE、地獄の3WAYタッグマッチが始まったとき、おまえたちは学ぶことになる。どうして3WAYタッグマッチをやりたいのかと聞くかもしれない。俺たちが有利にやりたいわけじゃなく、これが“現実的な方法”なだけだ。俺たちはただ、なぜ俺たちが最高であるかを証明したいだけだ。何度でも叩きのめしてやるぞ!」と息巻いた。

3チームの思惑が交錯するIWGPタッグ3WAYマッチ、最後に栄冠を手にするのは、どのタッグチームだ?

■NJPW WORLD 認定TV王座選手権試合は、ザック・セイバーJr.vsジェフ・コブが注目の決着戦!


大阪城ホール決戦のNJPW WORLD 認定TV王座選手権試合は、ザック・セイバーJr.vsジェフ・コブが注目の決着戦!

5.3福岡で行われた同タイトル戦では、王者のザックが、コブを相手に6度目の防衛戦に挑んだ。一進一退の好試合となったこの試合。終盤、ザックはスキをついて腕ひしぎ逆十字を仕掛けるが、コブは力任せにブレーンバスターで叩きつける。

最後はコブがザックに追撃を狙ったところで、試合終了のゴング。ザックはTV王者となってから初の“時間切れ引き分け”で6度目の防衛に成功するも、試合後は渋い表情を見せた。

ザックはバックステージで、「ジェフ・コブ、お前の言う通り、俺はお前を倒せていない。だが、お前も俺を倒せていない。ジェフ、何が起ころうと構わない。再戦だ。倒せないならチャンピオンじゃない」と自ら決着戦をリクエスト。

コブも「どんなに生意気だとしても、お前はファイター、闘う男だ。心の奥では、『ジェフ、再戦だ』と言いたいんだろう。だからザクリー、あとはお前とニュージャパンの判断に任せる」ともちろん同意。

テクニックとパワーが交錯した白熱のタイトルマッチは第2ラウンドに突入。はたして、今度こそ15分で決着はつくのか?

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