1月12日、都内のイベントホールにて、「東京スポーツ新聞社 2011年度 プロレス大賞授賞式」が行なわれた。
まずは、最優秀選手賞(MVP)を獲得した棚橋弘至が壇上に登場。東京スポーツの江幡幸伸社長から表彰状、トロフィー、賞金を受け取った。なお、表彰状には「ファンを魅了する貴殿の生き様は、まさに日本一のプロレスラーです」という記述があり、IWGPヘビー級王座V11の新記録を達成した“逸材王者”を大いによろこばせていた。
その次は、年間最高試合賞(ベストバウト)に選ばれた8月27日『ALL TOGETHER』武藤敬司&小橋建太vs矢野通&飯塚高史の表彰となり、武藤&小橋が揃い踏みして大きな歓声を受けた。
続いて、壇上に現われたのは矢野。江幡社長の前でもふてぶてしく振る舞い、「サッサとよこせ!」などと言いながら賞金をぶん取った。
その直後、なんと飯塚が忽然と客席側から姿を現し、司会を務めていたテレビ朝日の野上慎平アナウンサーを襲撃!ワイシャツをビリビリに引き裂くと、江幡社長を押しのけて賞金が入った封筒を強奪! そのまま矢野と一緒に逃走してしまった。
すぐには立ち上がれなかった野上アナだったが、なんとか司会者ブースに戻り、「大変失礼いたしました」と青義軍魂を爆発させて気丈に挨拶。そのまま司会を続け、敢闘賞を受賞した青義軍リーダーの永田裕志らをステージへ呼び込んでいた。なお、特別功労賞を受賞した故上田馬之助さんの代理として、新日本プロレスの坂口征二相談役が表彰状を受け取った。
- 2012.1.13
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