刻々と迫る1月4日東京ドーム『レッスルキングダムVI』! 今回は、バッドインテンションズvsテンコジのタッグ頂上決戦、後藤対杉浦の一騎打ちをクローズアップ!
●第6試合
60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合
<第57代王者組>ジャイアント・バーナード&カール・アンダーソン
VS
<挑戦者組>天山広吉&小島聡
※11度目の防衛戦
■波乱万丈の歴史を歩むテンコジ! 悲願の王者返り咲きはなるか?
ジャイアント・バーナード&カール・アンダーソンのバッドインテンションズは、2010年6月19日に永田裕志&井上亘を破ってIWGPタッグ王座を初戴冠。そして、1年後の11年6月には、プロレスリング・ノアのGHCタッグ王者・高山善廣&佐野巧真を下し、連続防衛の新記録V8とタッグ二冠王を同時に成し遂げた。
2人の快進撃は止まらず、7月に棚橋弘至&後藤洋央紀、11月に鈴木みのる&ランス・アーチャーを返り討ち。連続防衛V10をマークし、約1年6ヶ月という最長保持期間を達成した。
まさしく向かうところ敵なしとなったバーナード&アンダーソンだが、新たに強大な敵が現われた。日本マット界が生んだ珠玉の名タッグチーム・天山広吉&小島聡<テンコジ>である。
2人は、1999年1月4日のIWGPタッグ王座初戴冠、2001年の『G1 TAG LEAGUE』優勝など、新日本プロレスで大躍進。そして、小島が全日本プロレスへ移籍してからは、2005年2月のIWGP&三冠ダブルタイトルマッチなど、シングルの大一番でも激突。そのたびにプロレスファンを魅了してきた。
2008年7月、G・B・H追放→飯塚高史の裏切り→完全孤立という大ピンチに陥っていた天山を、小島がヘルプ。久々にテンコジを復活させると、『G1 TAG LEAGUE』を制覇し、続いて全日本プロレスの『世界最強タッグ決定リーグ戦』でも優勝。史上初の快挙を達成した。
ところが、その年の12月に天山の網膜剥離が発覚し、戦線を離脱。翌2009年1月4日の東京ドームで予定されていたIWGPタッグ選手権試合3WAYマッチに出場することができなかった。
そして同年5月、天山は待望の復帰。今度こそテンコジでIWGP王座へ返り咲くため、バッドインテンションズと次期挑戦者決定戦を敢行する。だが、天山がアンダーソンのガンスタンで轟沈。これを最後にテンコジは解散した。
その後、天山は脊椎と肩の負傷で長期欠場を余儀なくされてしまう。すると、そのあいだに小島が全日本を退団し、外敵のまま『G1 CLIMAX』優勝&IWGPヘビー級王者の二冠を達成。ライバルの快挙に心中穏やかでない天山は、2010年11月の『NEVER.4』で1年3ヶ月ぶりに復帰すると、小島に激しい対抗意識を燃やした。
両者は11年8月14日、10月10日、11月12日に3連続でシングル対戦を行ない、ファンを熱狂させる名勝負を展開。そして、これをきっかけに友情を再燃させ、ついにテンコジが待望の復活を遂げることとなった。
波乱万丈のヒストリーを歩んできた天山&小島にとって、1月4日東京ドームでIWGPタッグ王座を奪取することは、3年越しの宿願。そして、バッドインテンションズへのリベンジは、完全復活の証明となる。
一方のバーナード&アンダーソンには、「自分たちが真のベストタッグ」という確固たる自負がある。それを証明するためにも、絶対に負けることは許されない。2012年の1・4東京ドームで、タッグの頂上決戦がついに実現する!
●第7試合
30分1本勝負
NJPW vs NOAH BATTLE CONCENTRATION I
後藤洋央紀
VS
杉浦貴
■“荒武者”後藤、絶対に負けられない一戦! 杉浦の首を討ち取れるか?
後藤洋央紀は、2003年7月6日にデビュー。その才能を発揮して早くから頭角を現し、2005年には『ヤングライオン杯』優勝、C.T.U加入、IWGP Jr.タッグ王座戴冠と、一気に躍進。そして、2006年8月にはメキシコCMLLで海外武者修行を行ない、肉体改造に着手する。
屈強なヘビー級戦士になって2007年8月に帰国した後藤は、10月にかつて付き人を務めた先輩である天山広吉を撃破すると、11月には棚橋弘至が持つIWGPヘビー級王座へ初挑戦。さらに、2008年の『G1 CLIMAX』で初出場・初優勝の快挙を達成し、2009年と2010年の『NEW JAPAN CUP』で史上初の2連覇を達成した。
こうして数々の輝かしい実績を作ってきた後藤だが、IWGP戦では5連敗中。いまだ天下取りの野望は達成できていない。デビューから8年、鳴り物入りの凱旋帰国から4年半。同期のライバル中邑真輔がすでに3回の戴冠を果たしていることを考えると、出遅れた感は否めない。
そんな後藤にとって、打破しなければいけない壁の一つが、1月4日東京ドームでシングル対戦するプロレスリング・ノアの杉浦貴である。両者はこれまでに3度のシングル対戦を行ない、いずれも杉浦が勝利。3連敗という悪夢を払拭しないことには、後藤は一歩も前に進めない状況だ。
言い換えれば、今回の一騎打ちは後藤にとって絶対に負けられない一戦であり、本当の意味での正念場。万が一不覚を取るようなことがあれば、もう2度と「天下取り」を口にすることはできないだろう。
まさしく背水の陣で挑むドーム決戦。後藤は杉浦の首を討ち取り、再びIWGP戦線へ推参できるのか?
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■各試合の見所は?
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★“天才”武藤敬司、鈴木みのる、高山善廣、ノア潮﨑&丸藤&杉浦も参戦!!
『NJPW 40th anniversary Tour. レッスルキングダムⅥ in 東京ドーム』
2012年1月4日(水) 17:00試合開始
●チケット情報
●全対戦カード
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◆前売チケットは絶賛発売中!!
スペシャルシート 20,000円
アリーナA 10,000円
1Fスタンド 5,000円
2Fスタンド 3,000円
◆プレイガイド
・闘魂SHOPオフィシャルサイト (http://shop.njpw.co.jp/ 携帯&パソコン同じアドレス)