1.4ドームまでいよいよ待ったなし!! 本日は、ほぼ同時期に海外武者修行に出ていた二人の男が激突する第3試合の“W凱旋試合”!! アメリカ遠征から帰国したオカダ・カズチカとメキシコ遠征から帰国したYOSHI-HASHIのWインタビューをお届けします!!
■第3試合 NEW JAPAN RESPIRATION (30分1本勝負)
オカダ・カズチカ&YOSHI-HASHI 凱旋帰国試合
オカダ・カズチカ vs YOSHI-HASHI
■「俺をメキシコに追いやって、見捨てた会社を見返してやる!」YOSHI-HASHI
——メキシコ遠征にいたYOSHI-HASHI選手ですが、この1年半は長かったですか? 短かったですか?
YOSHI-HASHI(以下、YOSHI) メキシコ? その話はしたくないね。とにかくメキシコにはいい思い出なんて、一つもねーから。俺は新日本に捨てられた男だからな?(ギロリと睨んで)。
——捨てられた男……そのメキシコでは何を考えていた?
YOSHI あのゴミみたいな国で、1年半。長期間、この俺を追いやって、完全に見捨てた会社を見返してやるって。日本で生まれ変わった俺を見せて、俺をナメた連中を見返してやる、と。その怨念だけだよ。
——海外遠征で自分を変えた自信はある?
YOSHI ああ、くだらね〜国だったけど、俺はあのCMLLで場数も大舞台も経験してきた。身体だって100キロを越えている。いままでの俺とはまったく違うぜ。
——日本に定着することになると思いますが、日本でどんなかたちでやっていきたい?
YOSHI 答えはシンプルだ。新日本では、ヘビー級でやる。そして、“CHAOS”でやっていく(キッパリ)。
——えっ……いきなりCHAOS入り、ですか?
YOSHI 当然だろ? 俺はメキシコでは、“ルード”(日本でのヒール)で試合をしていた。メキシコには、めんどくせー規則や上下関係もねぇ。すべてが自由、やりたい放題の悪行三昧だった。いまさら、のこのこ本隊で行儀のいいヤツらと、なかよしこよしでやってられねーだろ?
——じゃあ、お世話になった先輩たちも狙っていく?
YOSHI かたっぱしから潰して行くよ(ニヤリ)。まぁ、いまの新日本プロレスの“象徴”は棚橋弘至か? 下からドンドン突き崩して、最終的には、その“象徴”の首をブン獲ってやるよ。
——“凱旋帰国”の舞台、東京ドームでは、オカダ・カズチカ戦が決まりました。
YOSHI オカダ? この俺の踏み台になってもらう選手、それだけだ。ただ、世代的には近いけど、オカダが俺より格上だと思っているヤツらがいるかもしんねーだろ?
——オカダさんがエリート、YOSHI-HASHIさんが雑草と言われがちですけど……
YOSHI ふざけんじゃねぇ! ドームでは、そういう目を一瞬でひっくり返してやるよ。
——メヒコではペイントしていましたが、今回は素顔で勝負する?
YOSHI ああ、日本にいた吉橋伸雄とも、メキシコにいた俺とも違う。ドームからは、ニューバージョンの俺、CHAOSのYOSHI-HASHIでインパクトを残してやる。その最初の餌食がオカダだな。
——凱旋帰国同士でやりづらさは感じない?
YOSHI まったく感じない。俺は、メキシコで小さいヤツからメチャクチャデカイヤツまで、あらゆる相手、あらゆるシチュエーションで試合してきた。オカダはどうなんだ? アメリカでホントに活躍してたのか? ヤツの化けの皮をドームで剥がしてやる!
■「世界を見てきた俺にしてみれば、新日本の全員が“格下”なんだよ」
オカダ・カズチカ
——オカダ選手、一番最初に日本を離れるときに、「バケモノになって帰ってくる」と言ってましたが……。
オカダ フフフ。というよりも、もはや「“バケモノ”を越えた存在」だよね。
——“バケモノ”を越えた存在?
オカダ ああ、“バケモノ”を越えて“金を生み出す人間”として、俺は帰ってきた。2012年……この俺が、新日本プロレスに金の雨を降らすことになるよ。(ニヤリ)。
——そこまで大きく変わった自信がありますか?
オカダ あるね。おもにアメリカだったけど、自分の視野を広げた試合ができるようになった。肉体も完璧にチューンアップした。俺のことを知らない新しいファンには相当なカルチャーショックがあると思う。もう、2012年は俺だけを見てくれれば、間違いない。
——具体的に日本での目標は?
オカダ ま、なんだかんだ言って、「必要なのはベルトかな?」と。狙うのは、もちろん最高峰のIWGPベルトだね。
——現王者・棚橋弘至のことはどう見てました?
オカダ 棚橋弘至? まぁ……「そんなんでいいのか?」と。
——そんなんでいいのか?
オカダ フフフ。あんなヤツがチャンピオンなら、俺が持つべきだろって。「プロレス界をよくする」とか息巻いてるらしいけど、結局、何か変わった? べつに何も変わってないでしょ? アメリカにいても「新日本はよくなった」なんて声は一切聞かないしね。
——ただ、棚橋選手は、2011年のプロレス大賞MVPも獲りましたし、IWGP王座も10連続防衛という偉業をなしとげてますけど……。
オカダ (さえぎって)でも、世界には何も届いてないよ。逆に俺は大きな世界をタップリ見てきてるんで、日本に閉じこもっている棚橋のスケールの小ささが一層際立つよね(苦笑)。
——その手始め、凱旋帰国の舞台は東京ドーム。相手はYOSHI-HASHIさんですが?
オカダ 相手なんか誰でもいい! 試合は、俺だけ見てもらえればいいし、実際そうなるしね。ま、俺はこんなところで止まるつもりはない。まぁ、新日本プロレスは来年で創立40年? それだけ時間が経って、やっとホンモノのスターが出てきたってこと。それがこの俺、オカダ・カズチカだ(ニヤリ)。
——棚橋選手以外に意識する選手は?
オカダ いや棚橋のことも意識してない。そもそも世界を見てきた俺にとって、意識するようなレベルの男は新日本には誰もいない。俺にとっては、新日本プロレスの全員が“格下”なんで。
——オカダ選手がいない間、一番ポジションが変わった選手、内藤哲也選手に関しては?
オカダ 内藤? いや〜、これっぽっちもない。
——この1年は内藤哲也が棚橋、中邑、真壁、後藤といった四天王をおびやかした1年でしたけども。
オカダ しょせん“おびやかした”レベルでしょ? 俺から見たレベルの低い世界をおびやかした程度じゃねぇ〜。
——こうなると、オカダさんの立ち位置が気になりますが?
オカダ べつに一匹狼だっていい。いま新日本にあるのは、本隊にCHAOSと鈴木軍? てっとり早く、俺が駆け上がるために利用できる場所があれば考えるし、利用できないなら一人で構わない。アメリカでも一人で生きてきたし。
——いま、一番自信のある部分は?
オカダ すべてだね。身体、動き、強さ……日本の連中とは、段違いのモノを身につけて帰ってきたんで。1.4からは、俺が一気にテッペンを狙わせてもらう。2012年、俺が帰ってきたことで、新日本の風景はドンドン変わっていくし、ビジネスもガンガン上向いていく。すべては俺中心! この俺、“レインメーカー”オカダ・カズチカが、新日本プロレスはもちろん、プロレス業界全体を動かして、金の雨を降らせてやる!(ニヤリ)。
■各試合の見所は?
新日本とCMLLのJr.戦士が越境タッグを結成!華やかでスリリングな“初夢ファイト”を展開!
オープニングから大激戦必至!! Jr.の至宝を懸け、NRCとApollo55がリターンマッチ!!
★“天才”武藤敬司、鈴木みのる、高山善廣、ノア潮﨑&丸藤&杉浦も参戦!!
『NJPW 40th anniversary Tour. レッスルキングダムⅥ in 東京ドーム』
2012年1月4日(水) 17:00試合開始
●チケット情報
●全対戦カード
★1.4東京ドーム大会を「スカパー!」でPPV完全生中継!!
◆前売チケットは絶賛発売中!!
スペシャルシート 20,000円
アリーナA 10,000円
1Fスタンド 5,000円
2Fスタンド 3,000円
◆プレイガイド
・闘魂SHOPオフィシャルサイト (http://shop.njpw.co.jp/ 携帯&パソコン同じアドレス)