──鈴木選手にお伺いします。挑戦表明をした時に言っていた「ライオン面した」と棚橋選手に言っていたのが気になったんですけど、その意味を教えてください。
鈴木「わかんないの? バカじゃないの、おまえ? そのまんまだよ。ライオンのふりするなってことだ。猫パンチやってじゃれあっているのがライオンか? わかんないの? ねえ? バカとは話したくねえ」
──すいません、お気に触りましたら失礼しました。ただ、棚橋選手は新日本プロレスのエースでして、IWGPのベルトを1年間10回防衛してきた強いチャンピオンだと思っています。その点に関してはいかがでしょうか?
鈴木「だから、何回防衛しようが、誰とやろうが、それは俺より弱い奴と闘って作ってきた歴史だろう? 言ったじゃねえか。おまえが闘ってきて、おまえらが見てきたどの人間の中でも俺が一番つええぞって。それなのにまだ闘ってもいないのにライオン面しているのが気に入らなかった。それだけだよ」
──棚橋選手、これまでの防衛戦と今回の鈴木さんとの防衛戦の違う部分はありますか?
棚橋「守る物が日に日に、この1年を通して大きくなってきました。その守る物が大きい分、俺の覚悟も大きくなってきたので、その部分は違うと思います」
──潮崎選手、丸藤選手、中邑選手、矢野選手の4選手にお聞きしたいのですが、この試合はファンから見たら新日本vsノアの対抗戦という形になると思いますけど、団体を背負うという気持ちはありますか?
丸藤「そうですね。隣には現GHCのチャンピオンがいますし、背負わないというのはおかしいと思うので、そこはしっかりと背負ってドームに乗り込もうと思っています」
潮崎「自分はノアのチャンピオンなので東京ドームに上がるので、このベルトを見せびらかすように持って行きます」
矢野「おまえさ、俺がそんな人間に見えるか? ないよ」
中邑「ないよ。……まあ、そんな機運でもないでしょう。ただ、上がってくる以上はちょっと恥かいてもらうか、燃えてもらうのかわからないですけど、楽しみたいんで、普段当たらない副社長、チャンピオン、東京ドームはでかいですから、刺激のあるものが作りたないと思っています」
──中邑選手のコメントの中で「普通」とおっしゃっていましたが、どういう意味ですか?
中邑「まあ、初めて当たるわけでもなし、潮崎選手とは何度も手を合わせていますから。そういう意味では東京ドームのカードとしては普通かなという印象の話です」
──怖さを感じないとかそういう意味ではなく?
中邑「まあ、それも含めていいんじゃないですかね」
──それを聞いてお二人はいかがですか?
丸藤「俺も普通……」
潮崎「俺はドキドキしますね」
──船木選手と永田選手にそれぞれお伺いしたいんですが、船木選手は先ほど「何回でもやってみたい選手」とおっしゃっていましたが、どのあたりがそうなのか理由を教えてください。永田選手には船木選手の印象をそれぞれお願いします。
船木「やっぱりやってみた感想ですね。感想とあとは自分の中ではIWGPのチャンピオンとしての印象が強いので、永田選手がミスターIWGPという感じです。やってみての感触が変な意味じゃないですけど、凄く良かったので、それが理由です」
永田「印象ですか? 全日本プロレスのリングで今年3回、タッグマッチ2回とシングルマッチ1回やってですね、3回やってやるごとにお互いの武器が少しずつ見えてきていたんですが、ただ3回やっただけではお互いというか、僕自身、船木さんの様々な武器とか完全に把握できない状況なので、何度もやればいろんな物が出し合えるんじゃないかと。もっと怖い船木誠勝という選手に遭遇できるんじゃないか? そうなった時に自分がどうなるのかっていう意味で、僕自身も闘えば闘うほど自分たちがどんな闘いになってくるか自分自身が楽しみにしているので、今日、このカードを聞いた段階で新年早々お年玉をいただいたという感覚になりました」
──天山選手と小島選手にお伺いしたいのですが、アンダーソン選手は2009年の5月3日、お二人がタッグを解散した福岡の試合の勝利のことを取り上げて再現してやると言って、バーナ ード選手は古びた時計だと言っていました。そのことについてはどのように思われますか?
天山「バーナードもアンダーソンも確かに今年ずっと見ているとタッグのチャンピオンとして二人はパーフェクトにチームとして素晴らしい物を持っています。確か2009年の最後にやった試合でも、ちょうどあの試合で解散しましたけど、今回1・4で因縁の相手である、あいつらともう一回勝負して、俺たちの力を存分に見せつけてやろうと思っています」
小島「天コジタッグは破壊と再生を繰り返してきたなかなかない他に類を見ないタッグチームだと自負しております。これだけは20年の歴史をかけて作ってきたチームなので、他のどのチームにも負けないと思っています。それがバッドインテンションズであろうが、私たちの築いてきた、生きてきた歴史というのは誰にも敵わないと、それだけは絶対に譲れない部分なんで、特に問題はありません」
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「一番強い永田選手の映像が頭に入ってる」24年ぶり登場の船木、永田との対戦に意欲満々!/1・4ドーム囲み会見(1)
潮崎「矢野通がスゲェ楽しみ」丸藤「また楽しませる」杉浦「4勝して優勝」ノア3人衆は終始余裕を崩さず!/1・4ドーム囲み会見(2)
■NJPW 40th anniversary Tour.レッスルキングダムⅥ in 東京ドーム
2012年1月4日(水)17:00〜 東京・東京ドーム(テレビ朝日/PPV)
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本日より!! 新日本プロレス初の“電子書籍”『後藤洋央紀・俺の“荒武者”道』が絶賛配信中!! 8日(木)より、Androidで棚橋の「きせかえアプリ」が配信!!