12月7日、テレビ朝日で行なわれた1月4日東京ドーム大会『レッスルキングダムVI in 東京ドーム』のカード発表会見。
その会見終了後、プロレスリング・ノアの潮崎豪選手、丸藤正道選手、杉浦貴選手が囲み会見を開いた。丸藤選手と潮崎選手は、中邑真輔&矢野通とタッグ対決、杉浦選手は後藤洋央紀選手とシングル対決する。
■質疑応答
——丸藤選手は、久々の新日本参戦となりますが?
丸藤「久々ですね! (※オフィシャルの記者に)僕が来てうれしそうにしてますね? やっぱ、僕もJr.であれだけやって、だんだん新日本ファンの皆さんにも気に入られたとき、ケガしてしまったんでね。また、楽しませますよ」
——欠場となったのは『G1 CLIMAX』の直前でしたが、当時の出場メンバーも丸藤選手との試合を楽しみにしていたようです。
丸藤「じゃあ、ファンの人たちの声と、その人たちの期待に応えられるように」
——杉浦選手はドーム大会4年連続の出場で、後藤選手には3連勝中ですが、最近の印象は?
杉浦「最近はハカマの印象が強いですね。『動きにくいんじゃねぇかな?』と思って」
丸藤「逆に制限がなくていいんじゃないスか?」
杉浦「いや。でも、アレ、自分で踏んづけて転ばないですかね?」
——それぐらいの印象しかありませんか?
杉浦「でも、3連勝してるんでね。僕がもうやってもね。まあ、ストレートできてるんで、3連勝。東京ドームで勝って、優勝したいですね(キッパリ)。あれ? 4勝したら優勝じゃないですか!?」
——潮崎選手にとって、中邑選手は負けられない相手では?
潮崎「もちろんそうですけど、そこで矢野通という選手が入っているということでね。自分としてはスゲェ楽しみ。そっちのほうが初めてなんでね」
——矢野選手の印象は?
潮崎「アレ(『ヤノ・トー・ル』アピール)見たいです(笑顔で)。今日、なんかいろいろ言ってましたけどね。アレをやってくれるようにがんばります」
——矢野選手はレスリングの猛者で、力も強く、ラフが得意な選手ですが?
潮崎「まあ、油断はしませんよ(キッパリ)」
——ラフで来たらどうしますか?
潮崎「普通にやります。そこは。ラフな感じだったら、それは彼のタイプでしょうし。自分は自分のスタイルでやるだけです」
——杉浦選手は、4年連続の後藤戦が気乗りしないでは?
杉浦「まあ、逆にこれが来ないと『正月を迎えられないかな?』という気分になってきて。『あ、そろそろ後藤戦だね?』って娘も(言う)。『やっと正月、迎えられるね』っていうぐらい浸透してきたんで」
——今回勝つと、来年、再来年という可能性もありますが?
杉浦「だけど、今回勝つと優勝だからな……。まあ、向こうが勝って3勝1敗に持ち込んだら、また来年も。4勝するまでできるんですけどね。日本シリーズだと思って、臨みます」
——対戦相手として見た後藤選手は、やりがいのある相手ですか?
杉浦「まあ、小細工なしで正面からぶつかり合えるんで、タイプ的には好きなタイプですけど。いかんせん、3回も勝ってるからね、もう。メリットないっしょ!? 娘にも『メリットないっしょ!?』って言われたんだけど、『正月の恒例だから』って言い聞かせて」
——4連勝して優勝するのが、唯一のモチベーション?
杉浦「そうですよね。もうそれぐらいしかないですよね。ただ、向こうの気持ちはわかりますけどね。『このままでは先に進めない』という。僕も、上に行けないときはそういうのがありましたから。そういう意味では、『じゃあ試合しようじゃないの』というのはありますね」
——杉浦選手は、後藤戦のあとGHCヘビー級王者になり、対照的に後藤選手はなかなかトップに行けないという状況が続いています。
杉浦「でも、こればっかりは本人ですよね。俺がなんと言おうが(関係ない)。僕も足がかりは三沢(光晴)さんと組んで出たドームだから。負けましたけど、自分の中で『変えて行こう』というので続いていると思うんで。きっかけは勝とうが負けようが、自分次第で変えられると思いますけどね」
——後藤選手のことを気にしていましたか?
杉浦「まあ、何回もやってるから、多少は気になりますよね。どうせこうやって何回も当たってるなら、ショボい相手でいてほしくないじゃないですか?杉浦vs後藤戦というのが、『アイツら2人で闘ったら凄い試合になるから、面白いんじゃないか?』と思われるぐらいの期待値はほしいのでね」
——丸藤選手、中邑選手とはタッグで少し対戦しただけですが、最近の印象は?
丸藤「どうですかね〜。最近の彼の試合とかもあまり見てないんですけど、クネクネフニャフニャしてるっていう話を聞いてるんで。それに飲み込まれないように、気をつければ大丈夫かなと。まあ、やっぱり独特の世界を持っているレスラーというのが、一番相手としてはやっかいなんでね。強い弱いもそうですけど。それは矢野選手に対しても言えることで。(矢野は)最近、髪切ったりしてないんですか?」
——しています。
丸藤「してるの? まあ、そこはね。ウチの男前がいるんで。こっち(潮崎)にやればいい話なんで。まあ、楽しみにしてますよ」
■NJPW 40th anniversary Tour.レッスルキングダムⅥ in 東京ドーム
2012年1月4日(水)17:00〜 東京・東京ドーム(テレビ朝日/PPV)
★チケットはコチラ
【IWGPヘビー級選手権試合】60分1本勝負
(第56代王者)棚橋弘至vs鈴木みのる(挑戦者/パンクラスMISSION、鈴木軍)
※11度目の防衛戦
【IWGPタッグ選手権試合】60分1本勝負
(第57代王者組)ジャイアント・バーナード&カール・アンダーソン
vs天山広吉&小島聡(挑戦者組)
※11度目の防衛戦
【NJPW vs NOAH BATTLE CONCENTRATION】30分1本勝負
中邑真輔&矢野通vs潮崎豪&丸藤正道(プロレスリング・ノア)
【NJPW vs NOAH BATTLE CONCENTRATION】30分1本勝負
後藤洋央紀vs杉浦貴
【BLUE JUSTICE NEVER DIE】
永田裕志&井上亘vs船木誠勝&河野真幸(全日本プロレス)
◆全10〜11試合予定。(全カードは後日発表)
新日本プロレス初の“電子書籍”『後藤洋央紀・俺の“荒武者”道』が絶賛配信中!! 8日(木)より、Androidで棚橋の「きせかえアプリ」が配信!!
【写真:山本正二】