『Road to レスリングどんたく』シリーズ中盤戦のヤマとなる4月27日(木) 広島・広島サンプラザホールの全カードが決定。IWGPジュニア、IWGPジュニアタッグの“ジュニア2大タイトルマッチ”が行われる。
■『Road to レスリングどんたく 2023』
4月27日(木) 17:00 開場 18:30 試合開始
広島・広島サンプラザホール
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■メインはIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロムが、金丸義信と激突!
メインイベント(第9試合)ではIWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムが、4度目の防衛戦として金丸義信を迎撃。
ヒロムは1.4東京ドームで四つ巴のIWGPジュニアヘビー級王座戦を制し、同王座5度目の戴冠を果たすと、その後は2.5札幌でYOH、3.21長岡でリオ・ラッシュを下して防衛に成功。そして4.8両国では、TMDK入りを果たしたロビー・イーグルスを迎え撃ち、膝攻めに苦しむも最後は執念のTIME BOMB IIでV3を成し遂げた。
そしてヒロムは、同大会のメインでオカダ・カズチカを撃破しIWGP世界ヘビー級王者となったSANADAの前に姿を現すと、「SANADAさん、『NEW JAPAN CUP』優勝、そして、IWGP世界ヘビー級王座奪取、ほんとにおめでとうございます。L.I.Jを抜けて、正解だったと証明しましたね。早速ですけど、そのIWGP世界ヘビー級王座、俺に挑戦させてくださいよ」と、次期挑戦を表明。階級を超えた王者対決を要求した。
これに対し、SANADAは「いいですけど、その前にやるべき相手がいるんじゃないですか?」と返答。そして、Just 5 Guysの仲間である金丸義信が「SANADAに挑戦する前に、俺がそのジュニアのベルト、挑戦してやるよ。オマエに決定権はない」と宣戦布告した。
すると、かねてより金丸との対戦実現を口にしていたヒロムは、「そんなのただのご褒美じゃねえか! やってやるよ、金丸さん! ありがとうな。IWGPジュニアのベルトを巻いたまま、IWGP世界ヘビー級王座を獲る夢を、叶えに行こうか。SANADA、L.I.Jが俺色に染まる瞬間を見ていてください!」と高らかに宣言した。
この流れを受け、ヒロムは今シリーズの4.27広島で金丸とIWGPジュニアヘビー級王座を懸けた4度目の防衛戦、そして5.3福岡でSANADAのIWGP世界ヘビー級王座に挑戦と、ベルトを懸けた2連戦に臨むことに。
ヒロムは4.8両国のバックステージで、金丸について「このベルトを取る前から、やりたいやりたい、アナタともう1回やりたいと言ってた。でも、ここにきてやっぱり、ノブおじ。バックステージに着いて、あらためてキツいことを感じます。でも、オレは追い詰められて追い詰められて応援されて応援されて強くなるから。いまは楽しくて仕方ないです」と、難敵との防衛戦に向けてコメント。
ヒロムと金丸の直近のシングル戦は、昨年の『BEST OF THE SUPER Jr.』公式戦(5.24後楽園)。そのときは金丸が4の字固めでヒロムからギブアップを奪っている。誰もが認める実力者の金丸だが、意外なことにIWGPジュニアヘビー挑戦は今回が初。
ちなみに金丸はこれまでNOAHでGHCジュニアヘビーと同ジュニアタッグ、全日本プロレスで世界ジュニアヘビーを巻き、そして新日本ではIWGPジュニアタッグを戴冠。今回、IWGPジュニアヘビーを奪取すれば、メジャー3団体のジュニア王座のグランドスラムを達成することに。
ヒロムとしてはジュニアのベルトを巻いたまま、世界ヘビーを戴冠するという夢を成し遂げたいところだが、金丸にとってもこのタイトルマッチは偉業の懸かった戦いとなる。新日本ジュニアの至宝を巡る大一番、次期シリーズの『BEST OF THE SUPER Jr.』にジュニア王者として出場するのはいったいどっちだ?
■セミファイナルは“JET SETTERS”KUSHIDA&ケビン・ナイトが、IWGPジュニアタッグ王者・Catch 2/2に初挑戦!
セミファイナル(第8試合)はKUSHIDA&ケビン・ナイトが、IWGPジュニアタッグ王者組Catch 2/2(TJP&フランシスコ・アキラ)に挑戦。
KUSHIDA&ナイトは昨年の『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022』でタッグを結成して出場。星取りは2勝7敗と振るわなかったものの、試合巧者・KUSHIDAのリードにより、抜群の身体能力で躍動したナイトが、大きなインパクトを残した。
そして4.2後楽園の場内VTRで、KUSHIDA&ナイトはチーム名を“JET SETTERS”(ナイト提案)と発表すると共に、IWGPジュニアタッグへの挑戦を高らかにアピール。KUSHIDAが「一発で獲る自信があります。なぜなら、「“JET SETTERS”は……」と振ると、二人揃って「ツ・ヨ・イ!」と声を合わせて必勝を誓った。
この一方的な対戦要求に対し、まずアキラとTJPはVTRで返答。「あのVTRはなんだ?」「道場で撮影して挑戦表明って、それでいいのか?」二人の姿勢を痛烈にこき下ろし、TJPは「まあ、検討だな…」と挑戦受諾までには至らず。
だが、4.8両国の試合後にマイクを握ったアキラは、「クシダ、ケビン・ナイト! オマエたちからの挑戦を受けてやる! (※イタリア語の悪い言葉で)くそったれ!」とイラ立ちながら迎撃を宣言。さらにバックステージで「これは“レッスン”だ。けっしてCatch 2/2のようにはなれないというレッスンだ!」と、JET SETTERSを見下しながら言い放った。
Catch 2/2は今年の1.4東京ドームではベルトを懸けて、『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022』優勝チームのYOH&リオ・ラッシュ組を撃破。続いて2.4札幌では金丸&DOUKIを破り、通算V4を達成。高度なチームプレーでジュニアタッグ戦線において磐石の強さを見せている。
この王者組をJET SETTERSはどう切り崩すのか? その鍵を握るのは、高いポテンシャルを秘めたナイトの“覚醒”となりそうだ。
■第7試合は、無差別級シングル! 内藤とDOUKIが注目の一騎打ち!
第7試合では内藤哲也とDOUKIの階級を超えたスペシャルシングルマッチが実現。
両者は4.8両国にて6人タッグ(内藤&鷹木信悟&BUSHIvsタイチ&金丸義信&DOUKI)で対戦。DOUKIはゴング前からしきりに内藤を挑発し、試合でも果敢に挑んでいった。終盤、金丸がBUSHIを4の字固めで捕らえると、DOUKIは内藤をイタリアンストレッチNo.32で捕獲し、カットを阻止。そして、金丸がBUSHIからギブアップ勝ちを収めた試合後には、内藤に一騎打ちを要求した。
そしてバックステージでDOUKIは内藤に向け、「機会があればよ、俺はずっとオマエとやりたかったんだよ、オイ! ちょうど暇そうだからよ、ここにおもしろい相手がいるぜ!」と、あらためて宣戦布告。
対する内藤は「今日のDOUKIの目、見た? あの目を見て、12年前、メキシコで初めてDOUKIと出会ったときのことを思い出しましたよ」と過去を遡ると、「あのときのようなハングリーさが最近はちょっと薄まってたのかなと思ってたけど、新しいユニットになってまたハングリーさが戻ってきたんじゃない? DOUKI、オレと遊ぶか? ちょうどいま、ノー・オクパード、忙しくないぜ。カブロン!」とニヤリ。
共にメキシコに縁のある両者によるシングル初対決。内藤有利は否めないものの、同門のSANADAのIWGP世界ヘビー戴冠に刺激を受けたDOUKIは、番狂わせを起こすべく気合い充分。『BEST OF THE SUPER Jr.』を目前に控えたDOUKIにとって、内藤戦は大きな価値を持つ戦いとなることだろう。
■第6試合は鷹木&BUSHIvs SANADA&タイチのタッグ戦!
第6試合は鷹木&BUSHIのL・I・Jタッグと、Just 5 GuysのSANADA&タイチ組が激突する。
タイチは4.8両国の6人タッグ(内藤&鷹木信悟&BUSHIvsタイチ&金丸義信&DOUKI)の試合後、『KOPW 2023』保持者・鷹木との一騎打ちをアピール。両者は4.29鹿児島でベルトを懸けて対峙することに。
タイチは昨年、同王座を懸けた戦いで鷹木に3度にわたり敗れているだけに、雪辱を目指し、その鼻息は荒い。その最終前哨戦となる今大会のタッグマッチで、両者が丁々発止の攻防を繰り広げるのは必至だ。
また、このタッグマッチではBUSHIのみがジュニアとなるが、かつて共にIWGPジュニアタッグを戴冠した鷹木とのタッグで、Just 5 Guysの2トップの攻略に臨む。
■第5試合はCHAOS&本隊とSTRONG STYLE&海野による8人タッグ!
第5試合はオカダ・カズチカ&棚橋弘至&石井智宏&本間朋晃のCHAOS&本隊連合軍と、NEVER6人タッグ王者組のSTRONG STYLE(鈴木みのる&エル・デスペラード&成田蓮)に海野翔太が加わったカルテットが対決。
オカダは4.8両国での成田からの対戦要求を受け、5.3福岡にてNEVER6人タッグ王者組への挑戦が決定。しかし、共にトリオを組む“X”と“XX”の正体が、現段階では明らかとなっていない。
そのパートナー決定の動向、そして打倒オカダに燃える成田の戦いぶりに注目が集まる一戦だ。
■第4試合はTMDKvsUNITED EMPIRE、IWGPタッグ王座戦の最終前哨戦!
第4試合はザック・セイバーJr.&マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイストvsマーク・デイビス&カイル・フレッチャー&ジェフ・コブ、TMDKとUNITED EMPIREによる6人タッグ。
この一戦は4.29熊本のIWGPタッグ王座戦(挑戦者ニコルス&ヘイストvs王者オージー・オープン<デイビス&フレッチャー>)と、5.3福岡のスペシャルシングルマッチ(ザック・vsコブ)のダブル前哨戦に。
外国人6選手がパワーとテクニック、そして連携プレーで白熱の攻防を繰り広げることだろう。
■第3試合はタマ&ヒクレオ&ワトvsフィンレー&KENTA&石森!
第3試合はタマ・トンガ&ヒクレオ&マスター・ワトvsデビッド・フィンレー&KENTA&石森太二。
タマは5.3福岡でNEVER無差別級王座を懸けてフィンレーを迎撃。さらに同じ大会でヒクレオとKENTAは一騎打ちを果たす。4.8両国で遺恨が勃発したタマとフィンレー、ヒクレオとKENTAが、それぞれ互いを意識し火花を散らすのは必至。
2.11大阪で石森とのシングルマッチに敗れているワトも、『BEST OF THE SUPER Jr.』開幕前にこの戦いで一矢報いたいところだ。
■第2試合はCHAOSとH.O.Tが8人タッグで激突!
第2試合は後藤洋央紀&YOSHI-HASHI&矢野通&YOHvsEVIL&高橋裕二郎&SHO&ディック東郷、CHAOSとH.O.Tによる8人タッグマッチ。
今シリーズ、連日タッグマッチでしのぎを削るCHAOSとH.O.T。無法集団H.O.Tのダーティーファイトに対し、CHAOSが絆の力で立ち向かう。とくに4.22三重でデビュー20周年記念試合を行なう後藤の奮闘に期待が高まる。
■第1試合は、ロイベ&ボルチンvs オーカーン&ヘナーレ!
第1試合はオスカー・ロイベ&ボルチン・オレッグの海外留学・若獅子タッグが、UNITED EMPIREのグレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレ組にチャレンジ。
2m超えの長身から繰り出すダイナミックな攻撃が武器のロイベと、レスリングで輝かしい実績を誇り、強靭な肉体を持つオレッグ。ガムシャラなファイトで、連合帝国の牙城に迫る。
※そのほか、今大会では次期シリーズ『BEST OF THE SUPER Jr.30』の出場選手が発表される。
■『Road to レスリングどんたく 2023』
4月20日(木) 17:30開場 18:30試合開始
奈良県コンベンションセンター・コンベンションホール<開幕戦>
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・4月21日(金) 17:30 開場 18:30 試合開始
兵庫・神戸サンボーホール
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■『後藤洋央紀デビュー20 周年記念大会』
・4月22日(土) 15:30 開場 17:00 試合開始
三重・津市産業・スポーツセンター サオリーナ
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■『Road to レスリングどんたく 2023』
・4月23日(日) 17:00 開場 18:00 試合開始
大阪・大阪府立体育会館・第 2 競技場(エディオンアリーナ大阪)
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・4月25日(火) 18:00 開場 19:00 試合開始
高知・高知県民体育館
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・4月26日(水) 18:00 開場 19:00 試合開始
愛媛・八幡浜市民スポーツセンター
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・4月27日(木) 17:00 開場 18:30 試合開始
広島・広島サンプラザホール
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■『レスリング薩摩の国』
・4月29日(土・祝) 15:30 開場 17:00 試合開始
鹿児島・西原商会アリーナ(鹿児島アリーナ)
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■『Road to レスリングどんたく 2023』
・4月30日(日) 16:00 開場 17:00 試合開始
熊本・グランメッセ熊本
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・5月1日(月) 17:30 開場 18:30 試合開始
大分・別府ビーコンプラザ
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■『レスリングどんたく 2023』
5月3日(水・祝) 16:30 開場 18:00 試合開始
福岡・福岡国際センター
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