• 2023.4.7
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世界ヘビー戦前夜!SANADA「のびしろ、勢いは優っている」オカダ「ライバルのような関係ではなかった。差を見せつける」IWGPジュニア調印式、勝負の分かれ目はヒロムの足の回復状態か…!?【4.8両国大会前日会見①】

いよいよ翌日に迫った 4月8日(土) 『SAKURA GENESIS 2023』の開催を前に、前日記者会見が行われ、各選手が意気込みを語った。

このページでは第8、第9試合のコメントを掲載!

『CSテレ朝チャンネル Presents テレビ朝日 新日本プロレス放送50周年記念 SAKURA GENESIS 2023』
4月8日(土) 15:30開場 17:00開始
東京・両国国技館
★チケット情報★対戦カード

※「砂かぶり」「1階枡席A」は完売、「1階枡席B」は残りわずかとなりました
[再入場不可]

※チケットは各社WEBサイト・コンビニ店頭にて大会当日18時00分まで販売いたします。
・ローソンチケット https://l-tike.com/njpw ローソン・ミニストップ店頭Loppi
・イープラス https://eplus.jp/njpw/ ファミリーマート店舗
・チケットぴあ https://w.pia.jp/t/njpw/ セブンイレブン店舗
※会場の当日券売場では13時00分より発売いたします。

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■IWGP世界ヘビー級選手権試合
オカダ・カズチカ vs SANADA

●(NJC2023優勝者/チャレンジャー)SANADA選手のコメント

「あのう以前の長岡での調印式でもそうだったんですけど、一つ前のジュニアの会見が長すぎると思うんですけども、これはどうにかしたほうがいいと思っております。まぁ、それはさておき、以前はライバルって言っていただいたんですけども、正直ライバルになれませんでした。

明日の両国ではライバルになってやるっていうよりかは、それを超えて見せたいと思います。対戦相手のオカダさんは実力、存在感、プロレス界のトップだと思っております。ただSANADAは伸び代、勢いに関しては優っていると思います。最高のこの勢いのまま明日は挑みたいと思います」
 

●(チャンピオン)オカダ・カズチカ選手のコメント

「皆さん、こんばんは。オカダ・カズチカです。あぁとうとう明日なんだなと思っております。長岡で何が変わったのかなと思っておりましたけれども、ここまで前哨戦を闘って、正直何が変わったのか分かっておりません。

ただね、『ライバルだ、ライバルだ』って言ってても、この何年かは特に絡むことはなかったですし、僕が何を言ったところでお客さんたちからしたら、とてもライバルのような関係ではなかったと思いますけれども、僕もそう思います。

それぐらい差はあるのかなと思いますし、その差をしっかりと明日は見せつけて、チャンピオンとしてこれからも新日本プロレスを盛り上げていきたいと思います」
 
【質疑応答】
──チャンピオンのオカダ選手にお伺い致します。今のコメントでSANADA選手の「何が変わったか分からない」というコメントがあったんですけれども、今チャレンジャーのSANADA選手の脅威は感じておりますでしょうか?

オカダ「もちろん感じていますね。力がなければ『NEW JAPAN CUP』に勝つことはできないと思いますし、僕が実際に闘ってみて、『あれが変わったな。これが変わったな』と感じてはないですけれども、このJust 5 Guysの力は確実にあると思いますし、前哨戦でその勢いっていうのはかなり出ていたと思うので。ただ最後は僕がしっかり勝って、その勢いを止めて、まだまだ新日本プロレスを僕がドンドンドンドン上に上げていきたいなと思います」

──SANADA選手にお伺い致します。『NEW JAPAN CUP』に優勝し、「新しい景色を見せる」というキーワードがSANADA選手からチョコチョコ出ておりますが、現時点では新しい景色は何%ぐらいまで見えているでしょうか?

SANADA「今はまだ50%いってないかなと思っております。明日の結果次第では100%に近づけるのかなと思っております」

──続いてもSANADA選手にお伺い致します。今までオカダ選手とのタイトルマッチは何回か実現しております。今まではL・I・Jのメンバーとしての挑戦でした。今回はJust 5 Guysのメンバーとなって挑むタイトルマッチなんですけれども、今までと違う環境でのタイトルマッチに、心境の変化、何か感じることとかはありますでしょうか?

SANADA「Just 5 GuysになったSANADAは、以前より自然体になれたっていうのが強みかなと思っております」

──オカダ選手にお伺い致します。Just 5 Guysからは「オカダ・カズチカ一強時代はつまらない」という発言がありましたが、オカダ選手本人はどう捉えているのでしょうか?

オカダ「まぁ、それを僕に言われてもってのは。だって、僕が強いから一強なだけで、さっさと止めてみなさいよっていう。それぐらい僕は普通に闘っているだけなんでね。その分はJust 5 Guysの他のメンバーも、景色を変えたいんだったら自分たちで頑張りなさいと。なんで強い僕が文句を言われなきゃいけないんですかっていうような感じですね」

──SANADA選手にお伺い致します。今、チャンピオンから、「一強時代をさっさと止めてみなさいよ」という力強いコメントが出たんですけども、それを聞いてどう感じましたでしょうか?

SANADA「止めないと今後何も変わらないと思うので、自分もトップの景色を見てみたいので、そっからJust 5 Guysが新日本プロレスを変えていきたいなと思っております」

 

■IWGPジュニアタッグ選手権試合
高橋ヒロム vs ロビー・イーグルス

●(チャレンジャー)ロビー・イーグルス選手のコメント

●(チャレンジャー)ロビー・イーグルス選手のコメント
「いまのプロレス界を見てみると、オーストラリア出身の選手が活躍してないっていう状況を見つけるほうが難しくて、それはもちろん、明日のリョーゴク(両国)での俺の活躍でも証明されると思う。

ただ、タカハシヒロム、オマエは4度、『BEST OF THE SUPER Jr.』で優勝して、5回もIWGPジュニアのベルトを巻いている。もう、レジェンドみたいなヤツだと思う。ただし、オマエにはいつもケガがつきまとっていて、数々のケガを乗り越えて、この栄光を手にしてきた。

たしかにケガがなければ、このIWGPのベルトをオマエは巻き続けていたかもしれないっていう意見は、もしかしたら正しいかも知れないって俺は思っている。ただ、2019年。オマエがケガから復帰して、後楽園のメインの試合で、誰がオマエからピンフォールで勝利したか。そして、メットライフドームの試合で、誰がタップアウトを奪ったか。それは俺、“ザ・スナイパー・オブ・ザ・スカイ”ロビー・イーグルスだ。

CHAOSはたしかにすごくて、自分の中でもとても居心地のいいグループだったけど、いまの俺はTMDKの一員として戦っている。そして、ただの選手の一人ではなくて、チャンピオンとしてTMDKに関わっていきたいと思ってる。

いまこうして、歓声を送ることができるファンがプロレスに戻ってきたっていうことは、自分もすごくうれしいし、そしてファンの人たちも試合の中で一部となって、声援を送って興奮しているのは間違いないと思う。

(ここでイーグルスは場内のファンと『ロビー! ロビー! ロビー!』とコール&レスポンスを繰り広げてから)オマエ(ヒロム)は俺の掛け声をパクってるけど、オマエはそのパクった掛け声をするたびに俺に、オリジナルの発案者である俺にロイヤリティを払えよ。それは絶対にやれよ。

オマエは自分の足が鋼鉄になったとか、ホラ吹いて回ってるけど、昨日オマエ、足引きずってるのを見たぞ。オマエはTIME BOMBっていうけど、オマエのTIME BOMBはもう爆発するのは時間の問題であり、それは明日になるだろう」

●(チャンピオン)高橋ヒロム選手のコメント

「(登場時には『ヒロ! ヒロ! ヒロ!』と、イーグルスのお株を奪うようにコール&レスポンスを煽る。そしてイーグルスに『マイオリジナル!』とアピールしつつ、『非常にソーリーね!』と謝罪の言葉を投げかける)

みなさん、こんばんは! 高橋ヒロムです。いえ! 鋼鉄の足を持つ男、高橋ヒロムです!(場内拍手)。たしかにねえ、昨日痛めつけられました。そして、鋼鉄と言えど、これは足が痛くなりすぎてしまったなと思って、今日ね、病院に行ってきたんですよ。

先ほどみなさんも、見てわかったとおり(席を立って歩き出す)、ふつうに歩けてますよね? なんでかわかりますか? 注射打っていただきました。注射を打った結果、(膝を曲げたり伸ばしたりしながら)ここまで回復するんだと、そう思っております。

でもね! 先生に聞いたのさ。『その注射、何本も打って大丈夫ですか』と。『いや、それはダメです』と。『危ないです』と。俺はなんで今日打ってしまったのかと、後悔しております!(場内笑)。明日、打てばよかったじゃないかと、思っております!(場内笑)。

『じゃあ、先生聞きます。明日になったらこの足は痛くなるんですか?』 『はい、痛くなります』と言われました!(場内笑)。『じゃあ、何のために打ったんでしょうか、先生!』『いや、でも腫れを引かせるにはいいんじゃないですか』と言われました。『でも、明日が大事なんです』と。『ああ、それは残念ですね』と言われてしまいました(場内笑)。

いや~、先生! 今日、タイトルマッチがあると言えばよかった! いや! 明日タイトルマッチがあると、先生に正直に言っていれば、明日打ってもらえたのかな。明日打ってもらえるのかな、明日どれだけ痛いのかな、それはわかりません! でも、俺は明日、この状態が続いてくれると信じてます。

ということでね、まあ、いま現時点では正直ね、何も痛くないんですよ。ホントに! ホラ、ロビー!(と立ち上がり)ホラ、見て! ホラ!(と膝を曲げたり伸ばしたりする。イーグルスは『スゴイ!』と反応)。これがアレですよ、これが日本のね、お医者さんの力です!(場内笑)。高橋ヒロムの力ではないんですよ!

鋼鉄の足でもなんでもない! 俺はウソをついた!(場内笑)。まあ、明日になってみないとね、この痛みがどれだけになってるのかわかりません。まあでも、大丈夫ですよ。みなさん、わかってるでしょ? 俺にはね、みなさんの声援があればあるほど、強くなるんですよ(場内拍手)。

だから、明日はね、おもいっきり応援してくださいよ! ちなみに明日! みなさん、もちろん来てくれるんですよね?(場内拍手&歓声)。明日来ないなんて人はいないですよね? (静かな反応を確認して)よし、いない! ロビー、みんな来るよ! (ロビーが場内を指差すと)イエー、ウン。

あとね、ロビー戦に関してね、一つね、やっぱリオ・ラッシュともやってわかったんだけど、機動力が必要だなと。いまはね、足痛くないんでね、動けます。ただ、明日になったら、まあちょっとわかりません。なのでね、ちょっとひさしぶりに短パンで試合しようかなとは、ハイ((場内拍手)。

でも、やっぱ足を出すっていうのはね、ロビー相手に不利だと思うんですよ。でもね、俺はそれよりやっぱり機動力を大事にしたいかなと思って。明日はちょっと短パンでいこうかなと思っております(場内拍手)。

(イーグルスに向けて)スーパーメタリックレフトレッグ!(場内笑)。以上、ヒロムでした!((場内拍手)」

 

■質疑応答
――チャレンジャー、ロビー・イーグルス選手、ただいまのヒロム選手のコメントを聞いてみていかがでしょうか?

イーグルス「明日、ここにいる全員が、オマエのために声援を送るって言ったけど、それは絶対に間違ってるっていうのは、俺のチャントにみんなが反応してくれたってことからも明らかなことだし、俺はSNSとかいろんなところで反応をチェックしていると、日本語だけじゃなくて英語のファンからもヒロムのことは『もう古い』とか、『年老いてきていて、もうそろそろ世代交代だ』とか、『次はロビーが絶対勝ってくれる』とか、そればっかり見る。

ヒロムがジュニアのトップになって何をしてきたかっていうことと、自分がジュニアの王者に君臨したらやりたいこととか、ゴールを比べてみたときに、ヒロムはただ自分がリーダーになって、そのベルトを何回も何回も防衛していくってことだけを見据えて戦ってるように見えた。でも、自分はそうじゃなくて、回数じゃなくてクオリティ、品質にこだわっていきたいというふうに思っている。

いま、ヘビーのベルトとジュニアのベルトを比べたときに、必ずしもジュニアのほうが上だとはいえない現状があって、俺はそのリアルを変えたいと思ってる。このジュニアのベルトをゴールドにしていきたいと思ってる。

何回やっても、ジュニアのタイトルマッチっていうのは、よくてもメインじゃなくセミで止まってるし、その現状を俺はすごく不満に思ってるから、自分がチャンピオンになったときは絶対に、このIWGPジュニアの試合っていうのをメインでできるようなクオリティに持ってきたいと思ってる。

そして今年、30周年記念の『BEST OF THE SUPER Jr.』では、オーストラリア人初の優勝を勝ち取りたいと思ってるし、その優勝したトロフィーと、明日勝つIWGPジュニアのベルトを持って、オーストラリアに凱旋帰国して、いろんな強いヤツと試合がしたいと思ってる。自分のもう一つのルーツであるフィリピンにも行って、試合をしたい。そこだけじゃなく、世界中のいろんなところで試合をしていって、IWGPとニュージャパンの価値を高めていきたいと思ってる。

オマエは今年、『ALL STAR Jr. FESTIVAL』というものをたしかに開催して、
いい評価を得たようだが、(ウィーラー・)ユウタは参戦しなかったし、クラーク・コナーズも出てなかった。そして、俺も出ていない。そんな日本人ばっかり集めてやったオールスターで、自分の価値を高められるとは全然自分は思っていない。オマエはおしゃべりはずっとしてるけど、正直オマエがビビッてるっていうのはバレバレなんだよ」

――ヒロム選手、いまのロビー選手のコメントを聞いていかがでしょうか?

ヒロム「まあね、まあ、ロビーが言ってることは間違いではないですよ。間違いではないですし、だいたい俺もやりたい、いままでいろいろ言ってきたことではありますね。このベルトを金にしたいっていうこと以外は。

あとね、俺はちょっと見ないようにしてたんだけど、SNSでそんなふうに言われてるの?(場内笑)。ちょっと俺は、それはちょっとショックですねえ。あまりちょっと見ないようにしてたんですけどねえ。古いとか言われちゃってるんですね。その点に関しては新しいものにできるようにね、最善の努力を尽くしたいと思いますよ。

あとね、オールスターに関してね。ロビー・イーグルス、オレは来てほしかったですよ。来てほしかったね。ね、会長、来てほしかったですね?(会長もうなずく)。ねえ、ホントにね。いろいろあるんですよね、ホントに。いろいろあるんですよ。交通費とか(場内笑)。交通費とかね。あと~……、交通費とかね。あとあと、会長、交通費と、あと交通費だな(場内笑)。

いろいろあるんですよね!(会長もうなずく)。いろいろたいへんなんですよ。そのへんは理解していただかないとね。まあ、チャンピオンとしてどうなのかなって思っちゃいますよね。ねえ、会長、やっぱ交通費っていうのはね、そんな簡単にどうにかポンってなるもんじゃないですからね。

交通費っていうのはね、う~ん、俺もなんとかしたかったですけどね。最大の敵は交通費ですかね(場内笑)。どこでもドアとかあればね! テレビ朝日さんがどこでもドアを貸していただけるなら、それはいろんな選手が入ってきたりできるんですけどね! そのへんはちょっと、残念だなっていうふうに思っておりますけどね。

まあ、がんばりますよ。僕も最多防衛をね。最多防衛をするっていうことは大事なんですよ。やっぱ、ヒート選手で止まっちゃってるんでね、その防衛回数を塗り替える。いまの新日本プロレスのジュニアの人間が塗り替えるっていうのは、非常に大事なことだと思ってるんで。俺は目指してがんばります(場内拍手)。

(司会が締めようとすると再びマイクを持ち)あ、あとね! あと、アレだよ。ロビー、ちょっとね、俺の技をパクってる。パクってるんですよ、彼。俺のオリジナル技のヒーロー・ミラー・スペシャルっていうのがあるんですけどね、技パクってるんで、ロイヤリティよこせって言っといてください!(場内笑)」

イーグルス「ハッハッハ! ホントニ?(ヒロムは『ホント!』と返答)。ワ~オ!(場内笑)」

ヒロム「(司会が会見を締めようとすると、再びマイクを持つ)ちょっと待ってください。まだありますね。そうだ、いま俺、思い出したんですよ。俺、痛み止め打って、足いい感じなんですよ。これね、逆に、これ部分麻酔とか打ったら、これ明日、いくら攻められても持つんじゃねえかって考えたんですよ、会長!(場内笑)。

これはね、もうハッキリと言ったほうがいいじゃないですか! これは反則になるんですかね? 部分麻酔打ったらコレ、まったく痛くなくなる。いくらバンバン足、ねえ? 最悪、なんかあっても、大丈夫なんじゃないかと、ちょっと思っちゃったんですよ。どう思います?(とヒロムは会長にマイクを差し出すが、会長は無視して司会にサインを書く仕草を見せる。このやりとりに場内は笑いに包まれる)。正々堂々、戦うことを誓います!」

記念撮影のあと、イーグルスは「アシタ、トテモタノシイ!」と挑発。ヒロムはイーグルスに退場するよう促すと、最後に「ヒロ! ヒロ! ヒロ!」と、場内とコール&レスポンスを繰り広げてから引き上げた。

 

4.8両国前日記者会見②はコチラ

4.8両国前日記者会見③はコチラ

 

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