シンニホンプロレスリングイチバ〜ン!! 10月31日(月)、プロレスリング・ノアの『NOAHful Halloween Night』ディファ有明大会に新日本プロレスのジャイアント・バーナードと“ザ・マシンガン”カール・アンダーソンのバッド・インテンションズが参戦。現在、保持しているGHCタッグ王座の2度目の防衛戦を、現GHCヘビー級王者・潮崎豪&谷口周平を相手に行った。
ノアファンのブーイングが流れる中、GHCとIWGPの両タッグベルトを装着してリングに上がったバーナード&アンダーソン。バーナードはリングに上がるなり、谷口と額を突き合わせて睨み合い。
先発はそのままバーナードと谷口。バーナードは序盤からパンチ、地獄突き、ショルダータックルで谷口を圧倒する。一方、代わったアンダーソンもGHC王者の潮崎に一歩も引かない。チョップを一発食らうと、自らロープを背にし、潮崎にチョップを打つよう促したのだ。そして、潮崎のチョップを耐えきると、エルボースマッシュ、ゼロ戦キックで逆襲していった。
アンダーソンは代わった谷口のエルボー攻撃に劣勢を強いられるものの、バーナードの救出で回避。そのバーナードはコーナーにいた潮崎も蹴散らすと、アンダーソンとの連係プレーを次々と決めて、谷口を追い込んでいく。これで流れを掴んだバッド・インテンションズはバーナード、アンダーソンで代わる代わる谷口を蹂躙。バーナードのコーナーでの頭突き連打、場外でのアンダーソンのラリアットが次々と決まる。谷口を完全にグロッキーに追い込んだバーナードはコーナースプラッシュを決めると、続けてリバーススプラッシュの体勢。しかし、谷口に下から顔面を蹴飛ばされて、決められず。潮崎へのタッチを許してしまった。
ここからは潮崎の反撃を食らうバーナード。巨体をブレーンバスターで投げ捨てられると、串刺し式のラリアットも決められてしまう。しかし、GHC王者の猛攻にもバーナードはひるまない。「カモン!」と潮崎の顔を張りながら挑発だ。だが、ショルダータックル、デスバレーボム、ショートレンジのローリングラリアット、さらに顔面にトラースキックを食らって、遂にバーナードもダウン。
だが、この窮地にアンダーソンがカット。すぐさま合体技のブーツ・オブ・ドゥームを炸裂させる。抵抗する潮崎にバッド・インテンションズは二人がかりでボディプレス、セントーンを連続で決めていく。だが、それでも潮崎を沈めるには至らない。逆にアンダーソンはローリングケサ斬りを食らって逆転を許してしまう。
代わった谷口からも串刺し式フロントキック、ぶっこ抜きジャーマンを食らったアンダーソン。さらにバーナードと共に谷口に同士討ちにさせられ、両コーナーにそれぞれ叩きつけられると、谷口のコーナーを往復しての連続フロントキックの前に両者ともダウンだ。続けて潮崎と谷口の合体パワーボムもアンダーソンは被弾。ジャーマンとラリアットの合体技も食らい、ピンチに追い込まれる。
頼みのバーナードは谷口のエルボー連打のダメージで場外へ逃亡。潮崎に抑えこまれて、戻ってくることができない。その隙にアンダーソンは谷口のスリーパーに捕らえられる。ここ脱したものの、谷口にトップロープに上げられ、スパイダージャーマンを仕掛けられたアンダーソン。しかし、ここでバーナードがようやく潮崎を振りきって戻ってきた。バーナードはコーナーに上がった谷口をパワーボムで叩きつけると、救出に来た潮崎もボルドーボムで蹴散らす。その隙にアンダーソンは谷口にダイビング・ギロチンドロップだ。
流れを変えたバッド・インテンションズは今度はタッチを受けたバーナードが谷口を攻め立てる。しかし、バーナードライバーに捕らえたところを潮崎にカットされると、谷口にジャーマンで投げられてしまう。だが、ノア組の反撃もここまで。すぐさまアンダーソンが入ってきて、谷口を捕まえ合体技・マジックキラー! 潮崎をアンダーソンがガンスタンで叩きつけると、その間にバーナードは走ってきた谷口にラリアットを炸裂させる。そして、最後は必殺のバーナードライバー! バーナードが谷口から3カウントを奪い、GHCタッグ王座のバッド・インテンションズが2度目の防衛に成功した。そして……。
- 2011.11.1
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