『NEW JAPAN CUP 2023』3月21日(火・祝)アオーレ長岡大会のIWGPジュニアヘビー級選手権試合でリオ・ラッシュ選手の挑戦を受ける王者・高橋ヒロム選手に直撃インタビュー!
リオ選手の印象、そしてタイトル戦への意気込みを激語り!さらに、壮大な防衛ロードについても言及!
※こちらのインタビューは『NEW JAPAN CUP 2023』開幕前に収録
撮影/中原義史
※以下、インタビューの序盤を無料公開!
■俺はいままでのYOHを見てきたので、“らしくない”って思っちゃいますけど、俺はいまの熱いYOHの方が好きですね
――さて、ヒロム選手。リオ・ラッシュ選手とのIWGPジュニアヘビー級選手権が決まりましたが、そのまえに前シリーズでおこなわれた2.5札幌大会でのYOH選手とのタイトルマッチを振り返っていかがですか?
ヒロム やっぱり「YOHは変わったな」と思いましたね。(2021年)『BEST OF THE SUPER Jr.』の決勝で闘った時も、翌年の(2022年)『SUPER Jr.』で闘った時とも、(2022年5.1)福岡でやった時も、どのYOHも全部違ったんですよ。
――と言いますと。
ヒロム きっと自分の中で「どうしたらいいのか?」っていうのをすごい迷ってたと思うんですけど、その中で今回一つの形を見つけたのかなと。逆にYOHっていままでクールにちょっと回りくどい言い方をしてカッコつける部分があったんですけど、今回のYOHは真っすぐストレートに伝えてきたので、闘っててすごく気持ち良かったですよ。
――なるほど。
ヒロム 「あんなに大きい声出るんだ!?」って素直に思いましたし(笑)。俺も声の大きさでは負けないですけど、「ちょっとこれヤバいな。声の大きさでも負けちゃうかもしれないな」っていうぐらいの大声で、「こんな熱いヤツだったんだ!?」っていうのをすごい感じましたね。俺はいままでのYOHを見てきたので、“らしくない”って思っちゃいますけど、俺はいまの熱いYOHの方が好きですね。
――これまで対戦してきた中で、あの試合が一番やりがいがあったわけですね。
ヒロム そうですね。ホントに変な話ですけど、タイトルマッチ中なのに「いつまでもやり合っていたい」みたいにテンションがハイになっちゃって、「おもしろいいじゃん」って思っちゃいましたね。
――そんなに熱くなりましたか!
ヒロム もちろん、早く勝ちたいは勝ちたいんですけど、「もっとぶつかっていたい」「もしここで俺が倒してしまったら終わるんだ……でも俺も倒されるわけにいかないし」みたいなちょっとした矛盾を感じてしまいました。自分は常に9受けて10返すのがプロレスの醍醐味だと思ってますし、好きな部分なのでそういう試合ができたかなと思いましたね。
■自分は声援がないとプロレスなんて面白くないって思ってますし、8割9割はお客さんが試合を作っているとホントに思ってますよ
――雪の札幌2連戦の最後を締めたという部分に関してはいかがですか?
ヒロム 2日目のメインでしたからね。いままではIWGP世界ヘビー級の試合が組まれたり、ヘビー級の選手が基本的には2日目のメインを締めてましたけど、今回、内藤(哲也)さんが1日目でヒロムが2日目。
――ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが2日間を締める結果になりましたね。
ヒロム まあ、内藤さんの試合は(海野)翔太とのスペシャルシングルでIWGPというものは懸かってなかったですけど、一つ嬉しい部分だったなと。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが札幌2日間、そして(2.11)大阪で鷹木(信悟)さんっていうロス・インゴのメンバーがメインイベントに上がるっていうのはすごく嬉しかったですし、そういう部分でもロス・インゴって競い合える人間たちの集まりなんだなと。
――L・I・Jはホントにおたがいに競い合うユニットですよね。
ヒロム その中で自分が2日目のメインで勝って締められたっていうのは嬉しかったです。あと、「いままで札幌ってこんなにみんな声出してたっけ?」「コロナになる前、札幌のみんなこんなに盛り上がってた?」っていうぐらい歓声がすごかったですね。
――そうでしたか。
ヒロム 最近、各地方でも声出しOKの時に「アレっ!? コロナ前ってこんなに盛り上がってたっけ?」と思いましたし、逆にコロナっていう“溜め”があったからこそ、いまみんなが爆発してるんじゃないかなと。
――なるほど。
ヒロム 2日目のメインでも試合しながら、コールが鳴りやまなくて「応援の声が凄いな」ってすごくパワーになりましたね。YOHが応援されてる時でも歓声が飛び交ってるんで、お客さんはYOHを応援してるんですけど「それは俺の応援にもなってるからね!」っていうぐらい声援があるのは気持ちよかったです。
――声援の力を感じた一戦になったわけですね。
ヒロム からの(試合後マイクアピールでの)「もっと!もっと!」のレスポンスですよね。コロナ前は「もっと!もっと!」って自分一人だけで言ってましたけど、「もっと!」って言ったら「もっと!」で返してくれるあの掛け合いは、このコロナ禍で生まれたんですよ。まあ、コロナの溜めは決して良いとは言えないですけど、お客さんの「楽しみたい!」っていう気持ちがすごい伝わってきましたし、いろいろと変わっていった3年間だったと思いますね。
NJPWスマホサイトの“プレミアムプラン”とは?>
スマホサイト、これまでの通常機能に加えて……
●ここでしか聴けない“プレミアム限定”Podcast番組がスタート!!
・グレート-O-カーン選手Podcast「帝国放送局による王宮生活ラジオ」
・清野茂樹アナPodcast「真夜中のレッスル&キングダム」
※毎週水曜22時~配信
・『棚橋弘至のPodcast Off!』スペシャル版
・電子書籍コーナーで、広く。さんのマンガ『内藤哲也物語1、2巻』も読める!
■通常のスマホサイト330円(税込)にプラス・ワンコイン!月額830円(税込)!
ただいま加入月無料キャンペーン実施中!
●スマホサイト、これまでの機能は…
・全大会を“試合速報”!!
・日替わり“選手日記”!!
・日替わり“待受け画像”!!
・プレミアムプランは、プラス“ワンコイン”330円+500円で楽しめる!
月額 830円(税込)!!
ただいま“加入月無料”キャンペーンを実施中です!