いよいよ大詰め!“春の最強戦士決定トーナメント”『NEW JAPAN CUP 2023』。準々決勝が行われる3月18日(土) 静岡・アクトシティ浜松の全対戦カードが決定した。
■『NEW JAPAN CUP 2023』
3月18日(土) 17:30開場 18:30試合開始
静岡・アクトシティ浜松
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■メインの『NJC』準々決勝で後藤洋央紀とタマ・トンガが激突!
メイン(第7試合)の『NEW JAPAN CUP』準々決勝では後藤洋央紀と、現NEVER無差別級王者のタマ・トンガが対峙する。
1回戦シードの後藤は、3.12滋賀の2回戦で“オージー・オープン”のカイル・フレッチャーと対戦。後藤は大苦戦を強いられるも、3.10山梨の1回戦でフレッチャーに敗れた相棒のYOSHI-HASHIの敵を討つべく、意地を爆発。最後は牛殺しからのGTRでフレッチャーを撃破すると、マイクを握り「誰がなんと言おうと、オレがもう一度、ヘビーのトップ戦線に舞い戻ります!」と力強くアピールした。
一方のタマもシード選手として、同じ3.12滋賀の2回戦でアーロン・ヘナーレと激突。1回戦(3.10山梨)でKOPW 2023保持者の鷹木信悟相手に番狂わせを起こしたヘナーレの猛攻を振り切り、ガンスタンで沈めてみせた。初戦突破に成功したタマは、バックステージで「このCUPは俺のもの! このベルトも俺のもの! 次のベルト、さらにその次のベルトも俺のもの。全部俺のものなんだ! 俺は進むぞ!」と高らかに吠えた。
その後、タマは3.13愛媛で「ゴトー、オマエとのあいだには因縁がたくさんある。俺たちはタッグチーム“荒トンガ”を組み、袂を分かったあとは、多くのシリーズで1対1の戦いを繰り広げた。俺はいつも後れを取った。でも“ゲーム”は変わった。俺のゲームは進化した。ゴトー、覚悟しろ!」と荒武者に宣戦布告。
すると、後藤も3.15岡山で「かつて一緒にタッグリーグに出たこともあるパートナーだけどな。よくわかってる、あの時のタマ・トンガとは違うってことは。ただ、この俺もあのときと違う」と闘志を燃やした。
両者の直近のシングル対決は2021年の『G1 CLIMAX』公式戦(10.20日本武道館)で行なわれ、そのときは一進一退の攻防の末、後藤が後藤参式で3カウントを奪取している。
それから1年5カ月ぶりとなる一騎打ち。今年デビュー20周年の後藤が、11年ぶり4度目の優勝に向けて底力を見せるか? それともシングルプレイヤーとして躍進を続けるタマが、勝利で『NJC』初制覇への弾みをつけるか?
■セミの『NJC』準々決勝は海野翔太とデビッド・フィンレーが対決!
セミファイナル(第6試合)の『NJC』準々決勝は、海野翔太とデビッド・フィンレーの対決。
海野は3.6大田区の1回戦で高橋裕二郎と対戦すると、H.O.Tの乱入をはねのけ、デスライダーで勝利。
続く3.15岡山の2回戦では、『NJC』2連覇を狙うザック・セイバーJr.を相手にテクニックで真っ向から応戦。終盤、攻守が激しく入れ替わるスリリングな展開の中、一瞬のスキをついたデスライダーで見事3カウントを奪取し、現NJPW WORLD認定TV王者から価値ある勝利を収めた。
対するフィンレーは3.6大田区の1回戦で石井智宏と対戦。入場時に衝撃のBULLET CLUB入りを明らかにしたフィンレーは、石井との白熱の攻防をトラッシュパンダで制すと、3.15岡山の2回戦ではグレート-O-カーンと激突。フィンレーはラフ&テクニックを駆使してペースを握らせず、最後はトラッシュパンダでオーカーンを撃沈した。
海野がフィンレーと対峙するのは、ヤングライオン時代以来に。準々決勝の相手が変わり果てたフィンレーに決定すると、海野は「正直、BULLET CLUBには1ミリも興味ないし、ゴタゴタがあっても何も知らんけど、一つだけ。必ずオマエに勝って準決勝に進んで、決勝に進んで、両国でIWGP世界ヘビー級チャンピオンに挑戦してやる。このあいだの名古屋の借りは絶対に返すからな!」と力強く咆哮。
3.11名古屋のタッグマッチ(海野&成田蓮vsオカダ・カズチカ&棚橋弘至)での敗戦を踏まえ、『NJC』制覇の先を見据えたコメントを残した。
一方のフィンレーは現在、同門のエル・ファンタズモとのあいだに不協和音が流れているが、オーカーン戦後のバックステージで「他人が好むかどうかなど関係なく、俺がリーダーだ。BULLET CLUBの仕事は俺の後ろについてくることではなく、俺を前へと押し出すことだ。そして俺が時代をゴールドに塗り替える」と、あらためて自身がBULLET CLUBのニューリーダーであると宣言した。
ベスト8に勝ち残った海野としては、新時代の扉を開くためにもここが踏ん張りどころ。だが、フィンレーもリーダーとしての地位を確立すべく、『NJC』初制覇に向け鼻息は荒い。激しいせめぎ合い必至の一戦を制すのは果たして……?
■第5試合はCHAOSとL・I・Jの8人タッグ! ヒロムとラッシュが前哨戦!!
第5試合は石井智宏&矢野通&YOH&リオ・ラッシュvs内藤哲也&鷹木信悟&SANADA&高橋ヒロム。
今シリーズは3.21新潟のIWGPジュニアヘビー級王座戦に向け、激しい前哨戦を繰り広げている王者ヒロムと挑戦者ラッシュ。現状、ラッシュのスピードに苦戦する場面も見られるヒロムだが、刻一刻と迫る決戦に向け、王者の意地を見せたいところ。
そのほか、連日肉弾戦を展開している石井と鷹木のマッチアップや、さらに前日の3.17
後楽園の『NJC』準々決勝で激突する内藤とSANADAの距離感など、見どころ多き8人タッグとなる。
■第4試合はUNITED EMPIREとH.O.Tの6人タッグ!
第4試合はマーク・デイビス&ジェフ・コブ&グレート-O-カーンvsEVIL&高橋裕二郎&ディック東郷。
デイビスはウィル・オスプレイの負傷欠場を受け、前日の3.17後楽園の『NJC』準々決勝で、EVILと対戦することに。両者にとってこの6人タッグは、準々決勝の追撃戦となる。
体格で優る連合帝国に対し、H.O.Tが悪の連携で切り崩しにかかるのは間違いないが、最後に軍配が上がるのは?
■第3試合はSTRONG STYLEとBULLET CLUBが対決!
第3試合は鈴木みのる&エル・デスペラード&成田蓮vsKENTA&チェーズ・オーエンズ&エル・ファンタズモ。
BULLET CLUBの3人はいずれも『NJC』に出場するも、すでに敗退が決定。ここで現NEVER6人タッグ王者のSTRONG STYLEを倒し、存在感を示したいところ。だが、STRONG STYLEから唯一『NJC』に出場するも、結果を残せなかった成田としても意地の見せどころだ。
また、3.5後楽園の6人タッグの試合後、激しい乱闘を繰り広げた鈴木とSTRONG無差別級王者KENTAの再遭遇も注目ポイント。その試合後、鈴木は「突然火ついたな、KENTA! 俺の相手してくれよ」と不敵な笑みを浮かべていただけに、また熱い火花が飛び散りそうだ。
■第2試合はYOSHI-HASHI&本間vsフレッチャー&ヘナーレ!
第2試合はIWGPタッグ王者のYOSHI-HASHIが本間朋晃と組み、カイル・フレッチャー&アーロン・ヘナーレと激突。
YOSHI-HASHIは3.10山梨の『NJC』1回戦でフレッチャーに敗北。まずは今回のタッグ戦で一矢報いたい。そのフレッチャーは3.15岡山の6人タッグの試合後、「ビシャモン(毘沙門)、『NEW JAPAN CUP』が終わったらまたやるからな。せいぜい休んでおけよ」と、IWGPタッグ挑戦を見据えるようなコメントを残しているだけに、王者相手に気迫あふれるファイトを見せることだろう。
■オープニングマッチは大岩&ロイベがザック&藤田と激突!
オープニングマッチは大岩陵平&オスカー・ロイベの若獅子タッグが、TMDKのザック・セイバーJr.&藤田晃生と対決。
同じヤングライオンながら、ザックの実践指導で力を伸ばしている藤田に対し、激しいライバル意識を燃やす大岩とロイベ。ガムシャラなファイトで、TMDK攻略を目指す。
■『NEW JAPAN CUP 2023』
・3月17日(金) 17:30開場 18:30試合開始
東京・後楽園ホール
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★全席完売となりました。当日券の発売はございません。
・3月18日(土) 17:30開場 18:30試合開始
静岡・アクトシティ浜松
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・3月19日(日) 17:30開場 18:30試合開始
群馬・Gメッセ群馬
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・3月21日(火・祝) 15:30開場 17:00試合開始
新潟・アオーレ長岡 <決勝戦>
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