3月15日(水)にジップアリーナ岡山で開催される『NEW JAPAN CUP 2023』岡山大会。その大会開始前、UNITED EMPIREのマーク・デイビスが緊急記者会見を開いた。
デイビスは3.13松山で行われた『NJC』2回戦でウィル・オスプレイと同門対決し、その実力を存分に発揮。オスプレイをあと一歩のところまで追い詰めるも、最後はヒドゥンブレードで惜しくも敗れた。
しかし、この一戦でオスプレイが右肩を負傷してしまい、岡山大会を緊急欠場。今後のトーナメント出場も断念し、自分と激闘を繰り広げた“盟友”デイビスにその思いを託した。
それをしっかりと受け止めたデイビスは、「俺の闘志はみなぎっている」と力強くコメント。3月17日(金)後楽園ホールで行われる準々決勝戦で、EVILに勝つことを宣言した。
■マーク・デイビスのコメント
「(※顔を叩いて気合を入れてから)『NEW JAPAN CUP 2023』。俺たちUNITED EMPIREの各メンバーがこのトーナメントに足を踏み入れた。今年はUNITED EMPIREのための年だ。俺がなぜ、いまこの場に立っているかというと、非常に残念な知らせを伝えるためだ。ウィル・オスプレイがこの大会を続けることができなくなったのだ。こんなニュースを伝えるのはとても悲しいことだが、俺の闘志はみなぎっている。オスプレイの代わりに心を尽くして闘い、UNITED EMPIREのためにトーナメント(の勝利)を持ち帰るぞ(※CROWNS UPポーズ)。だからな、17日のトーキョー、コーラクエンホールでは、EVIL、お前が対戦するのはオスプレイじゃない。このマーク・デイビスだ。UNITED EMPIREのために俺は勝つぞ(※CROWNS UPポーズ)」
――代わりに出場してほしいとオスプレイ選手に頼まれたときはどう思いましたか?
デイビス「俺にとっては凄いプレッシャーだ。嘘はつかない、本心を言うよ。俺のプロレスのメインは、タッグパートナーであるカイル・フレッチャーと共に、オージー・オープンとしてタッグでレスリングをすることだ。俺たちは今日のプロレス界で最高のデュオだよ。俺はプロレスを、すべての闘いを愛している。俺の心はここにあり勝つためにあるんだ。だから、オスプレイが俺の前に座って、UNITED EMPIREのためにお前は俺の代わりに出場する必要があると言ったとき、俺の中の火が燃え上がったんだ。俺の中のさらに深い何かを照らしたんだよ。だから俺はUNITED EMPIREのためにやる。ウィル・オスプレイのために、オージー・オープンのためにやる。そして、俺は自分自身のために闘うよ」