9月2日(金)、新日本プロレス事務所で、天山広吉が10月3日(月)、“テンザンの日”に行われる、『猛牛祭〜天山広吉デビュー20周年記念興行〜』東京・後楽園ホール大会のメインカードが発表された。
かねてより開催が発表されていた、この10・3テンザンの日『猛牛祭』。天山はこの日に狼群団の再結成を掲げていたが、本日改めて天山のもとにヒロ斎藤、そして蝶野正洋が集結。“狼群団”再結成を改めてアピールし、さらに対戦相手の発表も行った。対戦相手は西村修、金本浩二、大谷晋二郎の第3世代トリオ。この対戦相手に対してもコメントを述べた。
『猛牛祭〜天山広吉デビュー20周年記念興行〜』
10/03(月) 18:30 東京・後楽園ホール
天山広吉デビュー20周年記念試合
〔30分1本勝負〕
天山広吉&蝶野正洋(フリー)&ヒロ斎藤(DRADITION)
vs西村修(フリー)&金本浩二&大谷晋二郎(ZERO1)
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■ヒロ斎藤コメント
ヒロ「ちょっと前から天山から連絡がありまして、天山選手が引退……ああ引退じゃないね!(マジ照)。天山が20周年ということで、20周年興行に出てほしいと連絡があってね。まぁ天山のためならと思って、今回は出場することになりました」
■蝶野正洋コメント
蝶野「はい、天山選手20周年おめでとうございます。天山からオファーの電話があって。20周年だと。まぁそこで自分にできることはもちろん協力すると伝えてこのような運びになりました。ヒロさんとまた組むという事になったんだけど『俺達はもう動けないよ』と天山に伝えたんですが(笑)。天山は一人で頑張ると言ったんでね(笑)。まぁ天山も去年に大怪我から復帰して、自分もむかしに首をやったので、彼の気持ちはよくわかってました。天山もまだまだ大変だと思います。でもオレも20周年を経験したし、ヒロさんも20周年を通ってきたし、プロレス界の第3世代が天山の20周年を機にもうひと踏ん張りして欲しいと思います。まぁ試合当日はオレとヒロさんがコーナーで激を飛ばして、狼群団の当初のように天山一人で頑張ってほしいと思います(笑)」
■天山広吉のコメント
天山「20周年を迎えるにあたって、天山広吉の原点、凱旋帰国(1995年)をしてからのスタートはヒロさんと蝶野さんが無くてはならない存在でした。今回の20周年に協力してもらうのは本当に夢でしたので。チャンピオンになるのも夢でしたけど、もう一度狼群団を再結成してヒロさんと蝶野さんと再び暴れるのをずっと考えてまして。お二人には快く引き受けてくれて本当に……。まぁ当日はコーナーで見ていただけるだけでも結構ですので(笑)。自分が一人で頑張るつもりで、少しでもヘルプしてくれれば助かるんですけど(笑)。
私的にはお二人が居るだけで満足なので。対戦相手の西村、金本、大谷ですが、最初は長年抗争している飯塚などを考えていたんですけど、ここは20周年なんで、この日しかできない試合ができればと思いまして、原点、新弟子の頃から切磋琢磨し、凌ぎを削ってきた仲間というか、今は離れ離れでお互いヤングライオンで頑張った時期がありますけど、もう一度新日本のリングであたってみたいと強く思いまして、オファーさせてもらいました」
■報道陣との一問一答
——蝶野選手、ヒロ選手。対戦相手の感想は?
蝶野「狼群団という形で改めて組んで、天山が帰国した当初を思いだします。金本、西村、大谷は彼(天山)の同期で、その中でも天山は出世頭でした。彼が凱旋帰国してきて俺達でブームを興した時に、彼ら(西村、金本、大谷)はリングサイドでそれ見ていた。天山を目指して頑張っていた3人かと。それぞれ今はいろいろ個人で役割を持ってやってるけど、この日はそういうのを抜きで、それぞれの思いを思い起こして、ぶつかり合えばいいんじゃないかな?オレはコーナーに居るだけだけど(笑)」
ヒロ「相手の感想はないですよ、これといって。西村とはよくやってましたし、金本と大谷ともやってましたから。まぁ当日はこの二人(蝶野と天山を指さして)がやってくれれば」
蝶野「2人?天山が2人分だろ?(笑)」
天山「いや……皆さんで是非……(苦笑)。チームなんで…(苦笑)」
蝶野「チームだな、そうだな(笑)」
ヒロ「一応チームで。私は大船に載った気持ちで(笑)。二人がいるんでね(笑)」
——ヒロさん。蝶野さんはあまりリングに入らないとおっしゃってますけど。
蝶野「違うよ、ヒロさんも入らないよ(笑)。昔のなんだっけ?レイジングスタッフ?
あの時なんかひどかったんだから。みんな働かないチームだったんだから(笑)」
ヒロ「(レイジング)スタッフの頃はオレが一番手出てたの!(笑)」
蝶野「ひどいチームでしたもんね!まぁ俺達もほとんど天山からタッチをもらわなかったからね(笑)。タッチはしに行くけど、もらうことはなかったから(笑)」
天山「ほぼ80%はボクが…。でもそれで鍛えられました。イヒヒ」
——蝶野選手は新日本を退団してから久しぶりですが。
蝶野「なんか懐かしいというかね。こういう事がないと新日本に上がるきっかけがなかったから、本当に天山には感謝してます。新日本は新しいお客さんに変わってきてますからね。オレなんかが上がったら『だれだアイツ?』って思われちゃうかもしれないよね。新しい層の“新生新日本”というのも見てみたいね」
——3人で見せたいものは?
天山「狼群団、nWo、T2000とやってましたけど、昔を超えたものを見せられればいいですよね。3人が組むことで、今の新日本とはまた違うものが見せられればとおもいます。とにかくもう、自分が精一杯頑張って、お二人がヘルプしてくれればと思いますが……、なんかちょっと不安になってきました(苦笑)。当日になれば頑張って頂けると思いますので(笑)」
『猛牛祭〜天山広吉デビュー20周年記念興行〜』
10/03(月) 18:30 東京・後楽園ホール
天山広吉デビュー20周年記念試合
〔30分1本勝負〕
天山広吉&蝶野正洋(フリー)&ヒロ斎藤(DRADITION)
vs西村修(フリー)&金本浩二&大谷晋二郎(ZERO1)
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