いよいよ日本時間・2月19日(日)昼12時~にPPV配信される『Battle in the Valley』サンノゼ大会。当日行われるタイトルマッチを中心に、現地にて“前日会見”が行われた。なお同大会のチケットは全席ソールドアウトとなっている。
■ Battle in the Valley ライブ配信・見逃し配信 セット
※日本語実況のみの配信となります。
・日本時間:2月19日(日) 午前11:20~ LIVE配信スタート
・視聴料金:2,990円(税込)
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■『Battle in the Valley』
・現地時間:2月18日(土)18時開場 19時開始 ※アメリカ西部時間(PST)
・San Jose Civic(カリフォルニア州 サンノゼ)
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■IWGP女子選手権は両者譲らず!
モネ「明日は私が勝つ。モネに匹敵する相手はいないから」
KAIRI「これは私の宝物。あなたに差し出すことは出来ない」
初めに、挑戦者のメルセデス・モネがファッションセンス全開のゴージャスないで立ちで登場。続いて、初代IWGP女子王者のKAIRIがベルトを携え、美麗なドレス姿で入場した。
●(チャレンジャー)メルセデス・モネ選手のコメント
「明日は“歴史”になるわ。そして私はその歴史を良く理解してる。明日は9ヶ月ぶりの試合になる。そしてベイビーを持ち帰るつもりよ。IWGP女子王座というベイビーをね、KAIRI。
この王座が発表された時、私は瞬時にその王座はいつか私の手元にくることを悟ったわ。明日の初戦があなたであって光栄よ、KAIRI。『バトル・イン・ザ・バレー』のメインイベントよ。なぜなら4日でこのチケットを完売させてしまったんだもの。
当然よ。女子プロレスをメインイベントに返り咲かせて、IWPG女子王座がプロレス界でもっとも素晴らしい王座になることを知らしめてやるわ。KAIRI、明日は私が勝つ。なぜならモネに匹敵する相手はいないからよ」
●(チャンピオン)KAIRI選手のコメント
「(以下、すべて英語で)皆さん、こんにちは、パイレーツ・プリンセス、KAIRIです!お元気ですか? 私はとっても元気です!
今日はここに、この王座と共に出席できることをとても嬉しく思っています。そして尊敬するモネ選手と戦えることをとても光栄に思っています。でも、でも、でも! ……これは(ベルトを持って、立ち上がって)私のです。これは私の宝物です。あなたに差し出すことは出来ません。」
モネ「もうこの場でくれてもいいのよ。そしたら明日、あなたが恥をかかないで済むじゃない?」
※モネも立ち上がり、睨み合う二人。モネはベルトをKAIRIからもぎ取り、報道陣にひけらかす。
モネ「明日の予告編を皆さんにお見せしてるだけよ?」
※ベルト奪い返すKAIRI
KAIRI「駄目よ! これは私のもの。触らないで」
モネ「今触らなくてもいいわ。明日まで待てるわ。さあ、契約にサインしちゃいましょう」
※調印式となり、まずはモネから調印書にサイン。
モネ「私がCEOよ」
※調印しながら、KAIRIが日本語でつぶやくように
KAIRI「絶対負けないからね……!」
※写真撮影でも、なにやら挑発し合う二人。モネはKAIRIを指差して退場。KAIRIは一礼して退場していった。
■NJPW WORLD認定 TV王座戦を前に挑発合戦!
コナーズ「俺はシバタとは違う。おまえは明日“ワイルドスタイル”を知ることになる」
ザック「強さを証明するのはおまえ次第だ。おまえのやり方でやってみろ」
●(チャレンジャー)クラーク・コナーズ選手のコメント
コナーズ「(司会の女性が名前を若干読み間違えたのを受け、低音ボイスで)“クラーク・コナーズ”です。元気かい? ファビラス! 俺たちの(パンツ)マッチしてるね!」
ーーとても元気ですよ!
コナーズ「(片脚を上げ、赤いパンツを見せる)パンツだけじゃく、トップスもマッチしてる!(姿勢を少し正して)オーケー。初めての記者会見だ。初めての、だからいつもどうやってるか知らないから、俺のやり方でやるぞ。
あ~、1993年に俺はロックキャビンで生まれた。とっても良い病院だったよ、きれいで清潔で。……そうじゃない、明日のことだ。俺はザック・セイバーJr.と明日戦う。ザック・セイバーJr.は、今日のプロレス界で最も素晴らしい技術を持ったブリティッシュレスラーだ。いや、正確には(今だけでなく)今までもこれからもずっとだ。そう言うのはなぜかって、それが俺の戦略だし聞かれてもいいからだ。
俺はザック・セイバーJrから距離を取っていたんだ。俺は5年間(プロレスを)やっている。そのうち3年間は新日本プロレスにてこうして(テーブルをリングに見立ててそこから顔を出す)リングサイドから、すべてのレスラーを見てきたんだ。ザック・セイバーJr.はその中でもいつも大きな大会で試合をやるヤツで、来る日も来る日も、100万回、200万回、やつのツイストとターンを見続けてきたよ。その詳細すべてを知っている。
ヤツがしてきたこと全てを見てきたが、俺とリングに立ったことは一度もなかったんだ。タッグマッチすら組んだことがない。ヤツは俺のことをバックステージで何回かは見たことがあるだろう。もちろんパーソナルに話したことはない。だから俺は俺のやり方でやる。ストロングスタイルじゃないがな。シバタ(柴田勝頼)に鍛えられたんだ、もちろん知ってるさ。
だがな、俺は“ワイルドスタイル”でいくぜ。明日の試合が終わった後にわかるさ。NJPW WORLD TV王者、ザック・セイバーJr. 。明日は良い試合になりそうだな。おまえがなんて言うか楽しみだよ、ミスター・ザック・セイバーJr. 」
●(チャンピオン)ザック・セイバーJr.選手のコメント
ザック「翻訳はいらないよ。ここから“アメリカン(アメリカ英語)”で話すからな。新日本プロレス・アメリカに来て4年になる。日本には行ったり来たりで10年間住んでいるから、日本語を学ぶ努力をしているよ。だから俺もここで“アメリカン”を話すのがフェアだな。……ハローアメリカ! ニイハオ! ヤー!(と、おおげさな変なアクセントで話し始める)この試合ができてうれしいよ。
きっと良い試合になるだろう。このキッズは最初にリングに上がって最後に去るんだ。ヒーハー! アメリカ! ……こんな感じだ」
クラーク「酷いな」
ザック「ああ、俺の“アメリカン”は錆びついている。もっと練習しなきゃな。あ~、真面目にやるよ。だけどな、俺のアクセントのせいで、俺が言うことはすべて見下しているように聞こえてしまうんだ。だけどな、シバタのことはとてもリスペクトしている。俺のキャリアに直接、そして間接的にも大きな影響を与えてきた。ファンでありライバルでもある。
そして、俺はLA道場にいるボーイズの献身さとスピリットを知っている。……誠実にやるって大変だよな。どうやってアメリカ人はこんなことをやってるんだ? おまえらはいっつもナイスだよな。寒くて酷い天気のところにいる(イギリスのこと)と、酷いことになるんだ。
あー……。これは新日本プロレスにとって初めてのチャンピオンシップになる。これはとても特別なことだ。これは2番目(2回目)のチャンピオンシップだと考える人もいるかもしれない。しかし俺にとっては、最初から作り上げて最上のものへとしていく特別な選手権だ。
クラーク・コナーズは素晴らしいチャレンジャーだと思う。トーキョードームでシバタのゴールデンボーイ(成田蓮)を負かした。だから(LA)DOJOのやつらを倒していくのがフェアだと思う。前に言った通り、これはストロングスタイルのチャンピオンシップだ。試合時間は15分。バカげたことも、おふざけもなし。レスリングの試合だ。
テーブルも椅子も、ホームデポ(アメリカのホームセンター)で見かけるものはなしだ。テック。いわゆるテクニカルのショート版だ。アメリカ人はいつも迷ってしまうよな。テック。(コナーズの方を見て)おまえはわかるか?」
コナーズ「ああ、テック、ビデオ(ゲーム)とかのデックだろう?」
ザック「ノーノー。コンピューターゲームのことじゃないぞ」
コナーズ「ちょっといいか? おまえが言うことにひとつ不満がある。ところでこれ(英語)はそもそもブリティッシュの言葉だな」
ザック「英語は全てブリティッシュの言葉だ」
コナーズ「それはそうだな。良いポイントだ。それが俺を苛立たせるんだがな」
ザック「(英語は)俺たちが発明した言葉だ、パーフェクトじゃない」
コナーズ「その通りだ。俺たち次第だろ」
ザック「(鼻息を漏らす)フー……」
コナーズ「おまえはシバタをリスペクトしていると言ったな? シバタに取り入るためにたくさんの花をあげたってわけだ。それはいい、シバタは俺の先生でありセンパイでもある。だけど俺は違う。おまえはLA DOJOの一人ひとりと戦うと言ったがそれもいい。
おまえが俺とレスリングをする時、シバタとレスリングしている感覚があるかもしれない。シバタはおまえのやり方を教えてくれたよ。だがな、俺はシバタとは違う。おまえは明日“ワイルドスタイル”を知ることになる。おまえはストロングスタイルで戦う。誤解しないでほしいんだが、本物のクラーク・コナーズは少し違うぞ?」
ザック「(話を聞かずに)そのヘアスタイルいいな」
コナーズ「このヘアスタイルが気に入ったか?」
ザック「ああ、何を使ってるんだ?」
コナーズ「パープルだよ」
ザック「i phoneがパープルって言い続けてるんだよな」
コナーズ「おまえもパープルにしてみろよ」
ザック「手っ取り早く言うぞ? 俺は長いことトップにいる。(おまえの強さを)証明するのはおまえ次第だ。おまえのやり方でやってみろ」
コナーズ「それはとてもフェアだな。日本での初めてのタイトルを取ることを楽しみにしている。おまえが最初にタイトルを獲った時よりも早くに獲ってやるよ、ザック」
ザック「その調子だ。良いぞ、アメリカン。さあ、これでいいか?」
コナーズ「ああ、会見を終わらせよう。(司会に向かって)終わりで良いかな?」
ーーどうもありがとうございました。お二人とも、コントラクト(調印書)にサインをお願いします」
コナーズ「(酒を)飲んでいても構わないか? (法的に)問題ない?」
ーー(苦笑しながら)まずはサインをしてください。
コナーズ「オッケー、オッケー」
ザック「コントラクトが怒るぞ」
司会「サインをお願いします」
※スタッフが書類を持ってきて、コナーズから先にサインを始める。
※最後は、至近距離で睨み合ったあと、記念撮影に応じた二人は、静かに退場していった。
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・現地時間:2月18日(土)18時開場 19時開始 ※アメリカ西部時間(PST)
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