• 2023.2.15
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なんとオカダが会見をボイコット!清宮は怒り爆発!ヒロムは感慨深く“剣舞”との思い出を語るも……AMAKUSAは“愚問”と一刀両断!【2.15ノア会見】

 

2月15日(水)18時~『chocoZAP presents KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE ~HOLD OUT~』で対戦するオカダ・カズチカ選手と清宮海斗選手、高橋ヒロム選手とAMAKUSA選手が出席した。

★会見の模様はコチラから!

■『KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING “LAST” LOVE~HOLD OUT~』
2月21日(火)15時開場、17時開始
東京・東京ドーム
★対戦カード、チケット情報はプロレスリング・ノア公式サイトをご確認ください

また、日本プロレス史上 最大の夜」の名にふさわしい放送にするために、実況陣も団体の垣根を越えた“オールスター”として、村田晴郎アナウンサー、清野茂樹アナウンサー、塩野潤二アナウンサー、藤沢俊一郎アナウンサー、市川勝也アナウンサー、吉野真治アナウンサー(テレビ朝日)の合計6人で東京ドーム大会の実況することが決定した。

■村田晴郎アナウンサーのコメント



「実況を担当します私、村田晴郎でございます。よろしくお願いします。このような歴史的な大会に関われることを、非常に光栄に感じております。そして、ご覧のようなそうそうたる実況アナウンサーと一緒にお仕事がご一緒できること、身が引き締まる想いです。当日は私のできることを精一杯やらせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。」

■清野茂樹アナウンサーのコメント



「普段は新日本プロレスの実況を担当させていただいております。清野と申します。今回はオールスターということで、ホントにイベントを成功させる、中継を成功させるという気持ちは一致してるわけなんですが、私、担当の試合としてはやはり新日本プロレス絡みの試合をさせていただくことになっております。つまり対抗戦です。本当にイベント、中継を成功させるという気持ちはもちろんあるんですけども、気持ちとしては、内心として新日本プロレスの一員になった気持ちで臨みたいと思います。したがって、新日本プロレスファンの皆さん、どうぞ応援してください。よろしくお願いします」

■塩野潤二アナウンサーのコメント



「プロレスリング・ノアの実況を担当しています塩野潤二です。今日ここに集まったメンバーは、私の気持ちしてはフリーアナウンサーとしてずっと同じ時代でやってきた同志だという風に思っています。ともに闘う時が来たんだなという気持ちです。そして、私の担当試合なんですが、メインイベントを実況させていただくことになりました。一生に一度あるかないかの舞台だという風に感じています。ただ、やることはいつもと同じで、スタジアムの熱を伝えるということが基本となると思いますので、普段通り冷静に実況していきたいと思います。よろしくお願いします」

■藤沢俊一郎アナウンサーのコメント



藤沢「プロレスリング・ノアの実況の藤沢俊一郎です。これだけのキャリアを誇る方々ともに、そしてファンの皆さんとともに、2.21東京ドーム立ち会えることをホントに光栄に思っております。ありがとうございます。いまのプロレス界の熱さを、そしてプロレスリング・ノアの熱さをしっかりと気を引き締めてお伝えしたいと思います。どうぞよろしくお願い致します」

■吉野真治アナウンサーのコメント(※市川アナが代読)
「プロレスとは何か。闘いとは何か。オカダ・カズチカ選手、清宮海斗選手、それぞれに想いがあります。歴史的な闘いの息遣い、生き様をあまねくお伝えします」

■市川勝也アナウンサーのコメント

市川「通常はプロレスリング・ノア、そしてドラゴンゲートの試合を担当しています。最高峰のテクニック、熱き魂の東京ドーム、実況陣の一人の加えていただき、大変光栄に思っております。皆様、あらためてどうぞよろしくお願い申し上げます」

さらに、山田邦子さん、ファンキー加藤さん、まつきりなさん、武尊選手、獣神サンダー・ライガーさん、棚橋弘至選手、辻よしなりさん、蝶野正洋さんがゲストとして来場することも発表された。

●第7試合・シングルマッチ/SHINING THROUGH
■清宮海斗選手のコメント



「(※司会の市川勝也アナウンサーからオカダの欠席が伝えられると)いや、来ないですか?大事な記者会見に来ないってどういうことなんですか?」

■オカダ・カズチカ選手のコメント(市川アナが代読)



「2月18日のタイトルマッチに集中したいから、本日は欠席します」

清宮「(※オカダのコメントを聞いて)ちょっと待ってくださいよ。いや、ふざけないでくださいよ!大事な記者会見ですよ?ボイコットってどういうことなんですか?だいたいそもそも大阪大会だって、アイツは勝手に入ってきて土足で乱入してきて、試合後に後ろから奇襲してくる。そんな卑怯なチャンピオンに、俺は負けるつもりないですよ。オカダさん、(※激昂して)いや、オカダーッ!東京ドームまで逃げんなよ、オイ!絶対にぶっ潰してやるからな!(※と言ってマイクを叩きつけると、そのまま退席)」

●第6試合・シングルマッチ/TOKYO TORNADO
■AMAKUSA選手のコメント



「第52代GHCジュニア王者、我の名はAMAKUSAと申します。はじめましての皆様、以後、お見知りおきを。まずは改めて高橋ヒロムとの我の果し合い、受けていただき感謝いたします。我はノアジュニアを世に広めるため、新しい頂きを目指し、この地に降臨致しました。日本を代表するジュニア戦士、高橋ヒロム殿、そなたとまだ見ぬ、我も想像つかぬ高い頂き、それをも超える闘いをお見せしたい。“日本プロレス史上最大の夜”、日本一のジュニアとなるため全身全霊、歩を歩んでまいります。こんなにも心燃ゆる闘い、他にありません。ノアジュニアの代表としていざ尋常に勝負!我の妙技、とくとご覧ください」

■高橋ヒロム選手のコメント



「まず初めに、この試合は新日本プロレスvsノアではありません。皆さん、AMAKUSA選手、ちょっとだけ昔話を聞いてもらってもいいでしょうか?2013年の6月に俺はイギリスに旅立ちました。まあ海外遠征ですよね。その後にみちのくプロレスから剣舞選手という選手がイギリスにやって来ました。その後一緒に、3カ月間ぐらいですかね?共に生活をしたんですよ、同じ部屋で。(※AMAKUSAに向かって)憶えてます?いろんな所に行きましたね。いろんな試合に行きました。いろんな試合を一緒にしました。いろんなことを話しました。
1カ月間の長いツアーみたいな、いろんな会場を回って、1日3試合することもあったんですよ。朝起きて、移動して、リング組み立てて、試合して、リング片付けて、また次に移動して、リング組み立てて、試合して、そんな生活を1カ月やっていた時もありましたよね?あれは楽しかったなぁ。剣舞選手と一緒にいる時は本当に楽しかったです。でも、ある時、その途中かな?1カ月の中間ぐらいの時に剣舞選手と別になってしまうこともあったんですよ。後半はずっと別だったかな?その時は剣舞選手と回ってなかったんでね、他の選手と回っていたんですけど、その選手と顔を合わすたびに『日本に帰れ』だの、『オマエは新日本プロレスだから優遇されているんだ』、他の選手に対して『いいよ。コイツは面倒見ないで大丈夫、大丈夫』みたいな感じで言われていたりしてたんですよ。

いやぁ、しんどかったな、あの時。辛かったですよ。グッとこらえましたよ。新日本プロレスとして変な問題を起こすわけにはいかないですし、グッとこらえました。その後、剣舞選手と合流して、俺の顔がおかしかったのか、表情に出ていたのか分かんないですけど、『高橋さん、一緒に頑張りましょう』って、何も言わずそう言ってくれたんですよ。俺はこんな話してないです。『こんなことがありました』なんて話してないです。でも、剣舞選手は俺に対して、『高橋さん、一緒に頑張りましょう』。何も考えてない一言だったかもしれないです。でも、俺にとってはあの言葉で本当に救われたんですよ。嬉しかった。
その後ですかね?自分たちの遠征先の4FWという団体のチャンピオンになったんでね、その剣舞選手に挑戦したんですよ。まあ結果は惨敗です。何もできませんでした。本当に初めての、人生初のタイトルマッチだったんですけど、本当に何もできなくて、本当に悔しかったんですよ。今でも憶えています。だから、その試合の後に剣舞選手に、『タイトルマッチじゃなくていいです。いつかどこかでもう一度、俺とシングルマッチで闘ってください』って約束しました。
(※スマホをいじりながら)片手でさ、スマホをね、こうやっていじって、欲しい情報は全て手に入りますよ、だいたい。今の時代、いろんなことの情報量が多すぎて。こうやって操作して得た情報は何も残らないですよね?こうやって得た情報はすぐ忘れちゃうんですよ。だから俺は今日、本当は言いたくないんですよ、こんな話。試合前にね。全ての情報を俺の口から言うのは、俺は美しいと思いません。でも、話したかった。聞いてほしかった。知ってほしかった。この話を知った上でこの試合を見てほしかった。
………(※しばらく沈黙してから)決して美しくないかもしれないですけど、絶対に今、俺が話したことを忘れないでください。忘れないで当日の試合を見てください。だから、この試合は新日本プロレスvsノアではありません。……デーブ、カロン、アンジェリーン、ダン、JD、4FWのみんな、みちのくプロレスさん、見てますか? あの時の約束、果たしてきますよ。必ずこの俺が勝ちます」

■質疑応答
──AMAKUSA選手、今、ヒロム選手からイギリス遠征時代のエピソードというか思い出話がありましたが、隣でその話を聞いて、率直にどんなご感想をお持ちでしょうか?

AMAKUSA「高橋殿の思い、とても伝わりました。ですが、その質問、愚問ではありませんか?」

──ヒロム選手、今、AMAKUSA選手からの返答がありましたが、この一戦、ジュニア王者頂上決戦という側面があるんですけども、ご自身の想いもあります。改めてどんな闘いを見せたいですか?そしてこの試合を通じて、AMAKUSA選手に何を伝えたいでしょうか?

ヒロム「AMAKUSA選手の気持ちは伝わりました。その上でその質問、愚問じゃないですか?」

──ヒロム選手、先程も質問に出たと思うんですけど、GHCジュニアとIWGPジュニアのチャンピオン同士がシングルマッチで闘うことは史上初だと思いますが、そのことについては単純にどうお考えでしょうか?

ヒロム「初めと最後に言いました。この試合は俺の中では、新日本プロレスvsノアではないんですよ。でも、チャンピオンであることは変わりないですからね。その質問、愚問じゃないですかね?」

──AMAKUSA選手、同じくチャンピオンとしてどうヒロム選手に向かい合いますか?

AMAKUSA「我はまだ、このノアで闘い始めて大した月日を歩んでおりません。ですが、今は大事なものを背負わせていただいていると思うております。高橋殿の思い、実に伝わっておりますが、我はノアジュニアの宣教者として、“日本プロレス史上最大の夜”に日本一になるため、高橋ヒロム殿に挑戦致しました。我がやらなければ誰がやる!残り6日、覚悟を持って向かってまいります」

──ヒロム選手はジュニアの価値向上をずっと訴え続けていらっしゃったと思うんですけど、この東京ドームという舞台、またジュニアオールスター戦も控ていますが、この大舞台をどう活かしたいとお考えでしょうか?

ヒロム「う~ん、活かしたい?東京ドーム、オールスター、まあそんなことは正直、今の自分にとっては関係ないことなんですよね。俺はあの日、約束してから10年ですかね?ずっとこの日を待っていたんですよ。それがたまたま今回だっただけで、チャンピオン同士の対決ではありますけど、それ以上の思いが俺の中にはあるんですよ。先程話したのが全てです。めちゃくちゃワクワクしています。この日を待っていました」

──ヒロム選手、会見場に持ってきたそのマスクの意味を改めて教えていただけますか?

ヒロム「(マスクを手に取って)このマスクですか? これは10年程前に剣舞選手からもらったマスクですね。どういうわけか、今日、手に持っていたんですよね。これの意味を聞きたいと、そうおっしゃったんですか? その質問は…………(しばらく沈黙してから)愚問じゃないですかね?」

──AMAKUSA選手は、ヒロム選手が持ってきたマスクを見て、どういう感情が湧いてきましたか?

ヒロム「(※AMAKUSAが答える前に)その質問が愚問だと言っているんですよ。(※AMAKUSAに向かって)答えるまでもないですよ。大丈夫です」

AMAKUSA「(※右手を広げてヒロムを制しつつ)高橋ヒロム殿の思いは十分伝わっております。ですが、我に過去などない。うたかたの如く消えてしもうた。ですが、我の我にとっての想い人、その方でしたら21日の東京ドームにおります。今はその方との闘いしか見えておりません」

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