いよいよ行われる『THE NEW BEGINNING in OSAKA』2月11日(土・祝) 大阪・大阪府立体育会館大会(チケットは全席完売)。
この大会で行われるルーザーリーブ・ジャパンマッチ 、ヒクレオvsジェイ・ホワイトの公開会見が行われ、両者がコメントを発表した。
■『THE NEW BEGINNING in OSAKA』
2月11日(土) 15:30開場 17:00試合開始
大阪・大阪府立体育会館・第1競技場(エディオンアリーナ大阪)
★対戦カードはコチラ
※チケットは全席種完売となりました。当日券・小中高生券の発売はございません。
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公開記者会見のオープニングはヒクレオvsジェイ・ホワイトの「ルーザーリーブ・ジャパンマッチ」。
進行役を務めた阿部誠リングアナに呼び込まれる形で、まずはヒクレオが登壇。正装姿で現れると、ファンからどよめきが起こった。
続いてジェイが白の上着姿で登場すると大きな拍手が起こり、ジェイは観客性に向かってアピールしながら登壇、用意されていた席に着いた。そして阿部リングアナが会見を進めようと「それではただいまより、明日行われます……」と口を開いたところで「オーサカ、ハロー」と言葉を遮って手を振る。そして「ソーリー」と謝って、阿部リングアナに進行を任せた。
●ヒクレオ選手のコメント
「(※ジェイを一瞥してからゆっくりした口調で)明日のリーザーリーブ・ジャパンマッチ、この試合は、俺のキャリアの中で最も重要な試合になる。過去にUS王座へ挑戦した試合(2021年7月28日=現地時間、ノースカロライナ州シャーロット、ボージャングルズ・コロシアム)、NEVER 6人タッグ王座に挑戦した試合(2022年10月23日、青森・新青森総合体育館マエダアリーナ)、そしてNEVER無差別級王座に挑戦した試合(2022年12月14日、宮城・仙台サンプラザホール)とビッグマッチを経験してきたが、それを上回る重要な試合だ」
「なぜこの試合が1番重要なのかというと、俺はまだまだここ、日本に残って闘いたいからだ。俺の第2のホームであるここに残っていたいから。それは俺だけでなく、俺のファミリーの第2のホーム、育ってきた土地でもある。俺はここで6年間闘ってきた。俺の兄であるタマ・トンガとタンガ・ロアは、それぞれ10年、13年闘ってきた。そして我が父(キング・ハク)は50年、ほぼ半世紀前に初めて日本にやってきた。俺は彼らが築いてきた王朝のレガシーを受け継いでいる。自分もそれに肩を並べるようになって、それを引き継いでいく責任がある。明日はそれらすべてを背負って闘う。たしかにジェイは周りが言うように、偉大なレスラーの1人だ。ジェイ、覚えているか? 2、3年前、『NEW JAPAN STRONG』に入って早々、ロサンゼルス大会でお前と1対1で闘った(2022年4月10日=現地時間、バーモント・ハリウッド)。当時の俺はまだヤングボーイにすぎなかった。あっさり負けてしまったが、いまの俺はそれとは比較にならない。その後、(BULLET CLUBの一員となって)ジェイからいろいろと学んできたし、ジェイの背中を見て学んできた。そのすべてを明日ぶつける。そうすれば結果はおのずと見えてくる。明日、お前は俺と闘ってその違いを知ることになる。明日の試合が終わっても、ファミリーは俺のそばにいてくれるのは間違いない。ここでちょっと質問させてもらうが、お前の家族はどこにいる!? BULLET CLUBのファミリーはどこにいる!? お前が敗れて日本を離れることになっても、BULLET CLUBはお前のそばにいてくれるか? 明日のオーサカ大会で(SWITCHBLADEの)ERAは終わる。明日のオーサカ大会は新たな時代の始まりだ」
●ジェイ・ホワイト選手のコメント
「(※右脚をテーブル上の乗せてソックスを見せながら)まず最初に、どうだ、美しくてキュートな犬がデザインされたいいソックスだろ。カワイイネ。次にだ。2番目に、『俺が明日負けて、BULLET CLUBがジェイ・ホワイトのそばにいてくれるか?』という質問に対して答えよう。ジェイ・ホワイトはそんなこと気にも留めていない。なぜなら、俺がお前に負けることなどないからだ。俺にとってお前は、少し誇らしい存在だった。お前は俺といることによっていろいろと学んだし、俺が引っ張り上げることによって強くなっていった。ちょっとは俺のことを誇りに思ってくれてもいいだろ。だけどだ、お前は初めから最終的に俺を裏切って兄弟の元に戻るつもりで俺の下について学んでいた。そうだったとしたら、そうだったとしたら、それを見抜けなかった自分自身を残念だと思う。俺はIWGP世界ヘビー級王者に就いたし、BULLLET CLUBをさらに大きくし、より素晴らしいものにし、世界に名を轟かせるまでに引き上げていった。いろんな目標に追われて、ヒクレオの本心を見抜けなかったのは俺の落ち度だと言われても仕方ない。だからといって俺が負けることなどありえない。それだけはハッキリしている」
「ヒクレオ、お前はなかなか狡猾なヤツだな。だけどまだまだ頭がキレるとは言い難い。もうしばらく俺の下で頑張っていれば、お前は俺のポジションを手に入れられたかもしれない。それだけの恵まれた体を持っているんだから、それぐらい成し遂げられただろう。しかし、その道をお前は手放した。俺は自分の力で数々の輝かしい功績を残してきた。この団体で、数々の歴史的偉業を成し遂げてきた。そしてそれは、自分にしか成し遂げられないものばかりだ。この俺の数えられないほどのレガシーは、誰であろうと何ひとつ塗り替えることはできない。その一つひとつが、俺だからこそ残してきたレガシー、成果だ。ヒクレオにはそれを塗り替えられる可能性があったんだがな。いまの俺の心境は、この立場に立たないことには理解できない」
「ヒクレオ、お前程度に俺が負けることはない。明日の試合が終われば、俺が言った『お前にもうそのチャンスが訪れない』ということが正しかったと誰もが納得するだろう」
「(※立ち上がってヒクレオに近づき)お前のファミリーのことを語らせてもらうと、たしかにお前の父であるハク、そして兄弟のタマ・トンガ、タンガ・ロア。彼らみんなはここ日本で数々の成果を成し遂げてきた。だがヒクレオ、お前は何ひとつ残していない。俺がお前を元の場所に叩き戻すことによって、お前は負け犬の人生を歩むことになる。そして、お前のファミリーが残してきた輝かしい実績を明日、お前の手で壊してしまうことになるんだ」
「お前は2度と日本に来ることはできないし、俺はこれから先も日本で、いまだ誰も成し遂げていないことを次々と成し遂げて、さらに輝かしい功績を残していく。そしてお前の父、兄弟あるタマ・トンガ、タンガ・ロア、ファミリー全員が、明日のお前の結果を踏まえて、お前のことを恥さらしとさげすむのだ。そして、それを見て俺は、高笑いを決め込むのさ」
ジェイが挑発気味に話し終わったところでヒクレオも立ち上がり、両者が胸を突き合わすようにして睨み合う。
一旦は距離をとったジェイだが、微動だにせず睨みつけるヒクレオに向かって何やら叫びながら歩を進める。ここから2人は再び胸を突き合わせて睨み合い、ジェイが「お前は俺を恨んでるんだろ」「恨むなら恨むがいい」「俺のことが許せないなら、そうすればいい」などと挑発。
そして、ジェイが両腕を広げて「カモン」と言ったところで、ヒクレオが叫び声をあげて上から覆いかぶさるように睨みつける。
後ずさりしていったジェイは、「やれるものならやってみろ!」「いまここで!」と挑発を続けるが、ヒクレオは手を出さず。最後にジェイは、「明日、目にものを見せてやる!」と吐き捨てて消えていった。
■『THE NEW BEGINNING in OSAKA』
2月11日(土) 15:30開場 17:00試合開始
大阪・大阪府立体育会館・第1競技場(エディオンアリーナ大阪)
★対戦カードはコチラ
※チケットは全席種完売となりました。当日券・小中高生券の発売はございません。
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