いよいよ行われる『THE NEW BEGINNING in OSAKA』2月11日(土・祝) 大阪・大阪府立体育会館大会(チケットは全席完売)。
この大会のセミファイナルで行われるNEVER無差別級選手権、(チャンピオン)タマ・トンガvs(チャレンジャー)エル・ファンタズモの前日公開調印式が行われ、両者がコメントを発表した。
■『THE NEW BEGINNING in OSAKA』
2月11日(土) 15:30開場 17:00試合開始
大阪・大阪府立体育会館・第1競技場(エディオンアリーナ大阪)
★対戦カードはコチラ
※チケットは全席種完売となりました。当日券・小中高生券の発売はございません。
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●(チャレンジャー)エル・ファンタズモ選手のコメント
「(日本語で)オオサカー! ヒサシブリ!(英語で)札幌でのオレの試合見たか? 札幌のみんなどんだけ声出していたか聞いたのか? 明日それぐらいオマエら声出せるのかよ。今、やってみろよ?」
※ファンによる「ELP」コールが発生
「正直に言わせてもらうと、ここ最近ちょっと新日本の関係はあまり良くなかったな。『BEST OF THE SUPER Jr.』ではかなりいいところまでいったけど、優勝はできなかった。ヘビー級に転向して『G1』に参戦したけど、『G1』でも満足のいく結果は残せなかった。「KOPW」にも挑戦したけど、惜しくも勝てなくて、シンゴ(鷹木信悟)のことダディーなんて言わなきゃいけなかった。面白くない。膝の内側を10月に怪我してしまって、それからずーっとオレはその怪我と戦ってきた。
『WRESTLE KINGDOM』ではメインのカードにすら上がることもできなかった。その悲しみの中、バリにバケーションに行ったら病気にかかってしまい8キロも痩せてしまった。こんなの全っ然、面白くない。そんな数々の困難を乗り越えてきた、このエル・ファンタズモ。明日の大阪、NEVERチャンピオンシップで、100%の状態で臨むことを約束しよう。
こういう、みんながオレ言うことに同意してくれると思うけど、このNEVERのチャンピオンっていうのは、何かいま非常に何か、非常にキナ臭い匂いがして全然輝いてないなあ~って思うんだよな。とってもショッパイ。タマ、このへんな匂いのついたNEVERのベルトをオマエの頭に叩きつけて、その匂いをとってやるっていうのはとっても楽しみだよ。
明日、このNEVERのチャンピオンに勝利してこのNEVERのベルトを、その輝きを取り返す。明日、絶対にオレが勝って、例えばオレvsイシイそんなカードを組むのさ。
ELPvsエル・デスペラード、ELPvsロビー・イーグルス、ELPvsアレックス・コグリン、ELPvsヒロシ・タナハシ。 (タマ・トンガを見て)……見てみろよ、いいカッコしてんなー。仕事の面接に来たみたいだな? いや、WWEからクビになったオマエの兄弟と同じみたいだな。オマエって、冴えないヤツだ。まるでザ・ロックのコスプレしているみたいな感じになってんぞ? 冗談と言ってるやつ、知らないのか?
で、そろそろ本題に移ろうか。オイ、タマ! オレはジェイのオマエをBULLET CLUBから追放するっていう決断に対してはオレは何にも関わってないよ。確かに、ジェイはBULLET CLUBの史上最高のリーダーだというのはオレも認めるけど。ヒクレオがBULLET CLUBからいなくなってしまったけど、オレはちょっと正直寂しかったんだよ。
なぜかというとオレとヒクレオはとっても仲良しだったし、ヨーロッパ、アメリカ、日本でいつも一緒に行動してた。明日、確かにいろんなことが起きそうな気がするけど、オレがジェイ・ホワイトが負けて日本追放になるかって心配してると思う? まったく心配してないさ。
いいか、今年はBULLET CLUBの10周年でもあるんだよ。明日、ジェイ・ホワイトがヒクレオに勝利して、ヒクレオを日本から追い出して、そんでオレはタマ、オマエに勝利してオレが正しいNEVERのチャンピオンになって。タマ、その後別に何でもやりたいことやっていいけど、それによってBULLET CLUBは新しい夜明けを迎えるわけだ。さあ、オオサカ、一緒にこう言うんだ、TOO~~ SWEET!(ファンと声を合わせて合唱)」
■(チャンピオン)タマ・トンガ選手のコメント
「こんにちは、オオサカ。ELPはなかなかのコメディアンだな。いっつもジョーク言ってるだろ。それは自分自身の姿を隠そうとしているだけじゃないのかな? オレのことは騙せないぞ? そう、オレにはわかっている。
アイツが今日言った中で一番おもしろかったのはこれだよ。このNEVERのベルト取り返して『輝きがあるものに戻す』って言ったことが一番今日おもしろかったな?
ふざけんなよ、オマエ。栄光のベルトっていうことが何か、なんにも分かってないな。オマエはオレが新日本プロレスに出始めた頃は、まだ全然いなかったし、このNEVERのベルトを手にしてきたイシイ(石井智宏)、シバタ(柴田勝頼)、ゴトウ(後藤洋央紀)、アイツらと戦ったことあるのか?
オレはそれらの敵とすでに新日本で何度も戦ってきた。オレは彼らとリング上でずーっと戦ってきたんだ。オマエはその時代、EAゲームっていう会社でイスに座って、ただデスクでコーディングしてただけじゃないか? その頃、オマエはオレらのこと見てたんだろ?
オマエは、ただ口数が多いだけの男だ。NEVER無差別級王者になるっていうのはどういう意味か、これによって何を成し遂げらるのか? お前は確かに、その「過去の栄光の日々に戻したい」と言ったけど、オレが思っているのはその逆だ。
このベルトを明日防衛して、このベルトを未来に持っていき、自分と共に新しい道を切り開いて行きたい。コイツがずっと言っている“栄光の日々”というのはまさにオレが戦ってきた日々のことであり、その中で戦ってきたオレのファイティングスピリットそのものだと言っていい。
オレたちが既に築き上げてきたものが出来上がってきた状態で、アイツはポンとこのリングに入ってきただけで、オレらが成し遂げてきたことの上でアイツは戯言を言っているだけだ。オマエの言っているその“栄光の日々”ってのが何を作り上げたかって言うと、オマエみたいなただのコメディーを作っただけだ。こんなのってお笑い草だ。
オレは新日本のDOJOボーイから始めて、タナハシ、スズキ(鈴木みのる)、数々の選手から影響を受けて、彼らから学んで、いま自分自身のポジションを自分自身で作り上げてきた。オレはその時代を生き抜いて来たし、オレにいろいろ教えてくれた選手たちは、オレが明日防衛することを望んでいる。それがオレにとってのNEVER無差別級王座のチャンピオンであるということだ」
このあと挑戦者、王者、立会人の順で調印書にペンを走らせ、両者はフォトセッションを行った。
■『THE NEW BEGINNING in OSAKA』
2月11日(土) 15:30開場 17:00試合開始
大阪・大阪府立体育会館・第1競技場(エディオンアリーナ大阪)
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※チケットは全席種完売となりました。当日券・小中高生券の発売はございません。
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