現地時間:2月3日に行われた、オセアニア地区のニューブランド『NJPW TAMASHII』第3弾となったシドニー大会が開催。
メインイベントは、CHAOSのロビー・イーグルスと、AEWでも活躍するアーロン・ソロウが対戦。
オーストラリア出身のロビーと、ファレ道場出身の出世株であるソロウが無差別級マッチが対戦。試合は、熱戦の末に14分23秒、ロビーが必殺のロンミラースペシャルでソロウを仕留めた。
試合後のロビーは、「アーロン・ソロウ、お前は全世界で戦ってる。Factoryの代表だし、みんなが知ってるAEWの代表でもある。今回は初めての対戦だったけど、熱い試合ありがとう」とエールを送った。
さらにロビーは、「TAMASHIIというブランドが始まると聞いた時、こういう激しい試合をやりたかったんだ! どうだ、君たちももっとTAMASHIIを観たいだろ?」とファンに問いかけると、万雷の拍手で会場が包まれた。
このリアクションを見てロビーは「なら今度、俺のCHAOSの仲間を連れて来れるかもね。IWGPタッグチャンピオンの毘沙門はどう? 石井智宏? リオ・ラッシュとYOHのコンビでもいいし……。それか“リトル・カズ”(オカダ・カズチカのこと)でもいいよね! きっとこのメッセージは彼らに届くと思う」と次回以降の大会にCHAOS勢の投入を示唆。
さらに、新日本マットの動きにも触れて、「札幌2日目のメインはIWGPジュニアのタイトルマッチ。俺の友達、YOHと高橋ヒロム。俺が言いたいのは、誰が勝っても俺は次に挑戦したい。そのタイトルマッチはここ、TAMASHIIでやってもいいぞ!」と現地でのIWGPジュニア王座戦を要望した。
この日のセミファイナルは、NZ道場のマイケル・リチャーズが、フリーのヘビー級戦士であるオーストラリア出身のリッキー・サウスとシングル対決。
試合は、13分12秒、リッキーがマイケルをクラシックパイルドライバーで撃破して、貫録の勝利を挙げた。
第5試合は、NZ道場 期待の男、アンドリュー・ビブラボスが、フリーのリルバード・ルチとシングルマッチで対戦。
ビブラボスが健闘するも、最後は13分2秒、ルチがスモールパッケージホールドで丸め込み勝利を挙げた。
第4試合は、NZ道場主宰のバッドラック・ファレが登場。BULLET CLUBのニュージーランド支部、ジャック・ボンザとのコンビ『ローグ・アーミー』を組んで、UNITED EMPIREのアーロン・ヘナーレ&カイル・フレッチャー組と対戦。
4選手が交錯するパワフルなタッグマッチ、最後はオージー・オープンで活躍するフレッチャーが12分43秒、ボンザを仕留めてみせた。
第3試合は、NZ道場のリチャード・ムル、マット・ロジャースの負傷の代わりにビクター・ラングラスが出陣。地元団体PWAのベテラン戦士、ミック・モレッティとアダム・ホフマンとタッグマッチで対戦。
試合は、11分26秒、モレッティがダブルストンプでラングラスから勝利を挙げている。
第2試合は、NZ道場のジェイク・テイラーが地元PWAで活躍するカーター・ディームズと対戦。
キャリアで上回るカーターがジェイクを翻弄し、最後は9分58秒、キムラロックで締め上げて快勝した。
この日のオープニングマッチは、NZ道場のニコライ・アントン・ベルとジョーダン・アレンライトが、地元PWAのタッグチーム、“ザ・ベロシティーズ”ジュード・ロンドンとパリ・デ シルバ組と対戦。
試合は、10分41秒、パリ・デ シルバがシューティングスタープレスを炸裂させて、アントン・ベルから勝利。
また、第0試合では、女子選手の試合が行われ、ジェシカ・トロイがチャーリー・エバンスをエビ固めで勝利を挙げている。
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