2月4日（土）＆5日（日）の札幌2連戦『THE NEW BEGINNING in SAPPORO ～雪の札幌2連戦～』を目前に控えた2月3日（金）、北海道立総合体育センター北海きたえーるで公開記者会見を開催。初日のメインイベントで激突する海野翔太選手と内藤哲也選手が心境を語った。

『THE NEW BEGINNING in SAPPORO ～雪の札幌2連戦～』
▼2月4日(土)  15:30開場 17:00開始
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
☆チケット情報　☆対戦カード

●第8試合　60分1本勝負
スペシャルシングルマッチ
海野翔太
VS
内藤哲也

■海野翔太選手のコメント
「新日本プロレス、“ROUGHNECK”海野翔太です。凱旋帰国してから、初めて巡業に出させていただいて、なんかいろいろ思い出して、『毎朝起きた時に身体が痛いな』とか『辛いな』とかいろいろ感じるというか、いろいろ思い出すことがあって。でも、いろんな土地を回って応援してくださるお客様の笑顔だったり歓声を聞いたりすると、なんか不思議なもので自然と力になりますし、ホントに楽しい充実した巡業を送れています。それに毎日連日、内藤さんと試合をやらせていただいて、あらためてプロレスの楽しさに気づいたというか、プロレスの素晴らしさを感じる闘いでした。そこに関しては、ホントに内藤さんにお礼を言いたいです。ありがとうございました」
　
――海野選手、ありがとうございました。
海野「あっ、もうちょっといいですか。トランキーロですね（ニヤリ）。あと内藤さん、武藤（敬司）さんの引退試合が決まってますけど、べつにこの試合は消化試合でもないし、ボクのチャレンジマッチでもないし、スペシャルシングルマッチなので、しっかり次につなげる闘いを自分自身はしたいと思いますし、まあ、しっかり武藤さんには『お前、空気読めねぇな』言ってもらえるような結果を残せるように、内藤さんには惨めに東京ドームのメインイベントに立ってもらおうかなと思います」
　
■内藤哲也選手のコメント
「まず、ちょっと質問なのですが、明日のメインイベントのレフェリーはレッドシューズ海野レフェリーなんでしょうか？」
　
――そうだと思います。
内藤「ということは、明日のメインイベントはレッドシューズ海野＆海野翔太組vs内藤哲也によるハンディキャップマッチってことですね。まあでも、レッドシューズ海野レフェリーにはキッチリ3カウントを叩いてもらいますよ。内藤哲也が海野翔太から獲る3カウントをね。明日のメインイベントがチャレンジマッチであることには変わりない。でも、海野翔太のこの自信に満ち溢れた表情、そして態度、すごく俺はいいと思います。そんな海野翔太と内藤哲也による初めてのシングルマッチ、きっと俺は明日楽しみながらリングに上がることでしょう。その姿を見ながら皆様、存分に楽しんでってください。それでは、明日、明後日の札幌大会も歓声アリなんですよね？じゃあ、2019年2月以来、4年ぶりの大合唱しましょうよ（拍手）。では、明日もここ北海道立総合体育センターでまたお会いしましょう」
　
■質疑応答
――凱旋帰国して3か月の海野選手とは連日前哨戦で闘いを繰り広げています。あらためて印象は？
内藤「凱旋帰国して3か月ですか。でも、最初の2か月は何をやりたいのかよくわからなったので、実質この1か月ぐらいですか、試合をしてたのは。その姿はさっきも言ったようにすごく自信に満ち溢れて、割と俺の目には輝いてるように映りました。ただ、俺も苦労しながら、この新日本プロレスのリングで闘ってきたので、やっぱり彼にはここで挫折を味わわせることが彼のためであり、新日本プロレスのためだと思うので、挫折を味わわせたいなと俺は思ってます」
　
――いまの内藤選手の発言を聞きていかがですか？
海野「すごい新日本プロレス、自分のことを考えていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。ただ、挫折はせずに次のステップへ進みたいなと思ってますし。自分もファン時代に内藤さんが苦労されてた部分もすごい見てきたので、そんな生意気なことは言えないですけど、感じる部分もあるというか。自分自身、内藤さんの背中を見てるからこそ、また違う道でトップ戦線に駆け込みたいなという風に思いました」
　
――雪の札幌2連戦ということで、4日のメインイベンターとして5日の大会は意識されますか？
海野「正直なところ、2日目のメインイベントを意識できる余裕はいまの自分自身にはないんですけども、やっぱファン心理的には1日目、2日目ってなった時に『やっぱ2日目の方がすごいんじゃないかな』とか、『2日目の方が豪華じゃないかな』という風に感じる部分が多いと思うので、そこに対しては『初日の自分と内藤さんのメインイベントが一番面白かった』と言わせるようにしっかり闘いたいと思います」
　
――内藤選手はいかがですか？
内藤「ウ～ン、意識してないと言ったらウソになると思いますが、俺がメインイベントで試合をするのは明日なので、いまできる、いまお見せできる最高の内藤哲也を北海道のお客様にお見せしたいと。で、明日を盛り上げることによって、明後日のメインイベンター、高橋ヒロムへプレッシャーをかけることができると思うので。まあ、彼はプレッシャーに強い男ですから、プレッシャーをかければかけるほどそれ以上に応えてくれる男なので。だから、明日を盛り上げて明後日、高橋ヒロムにプレッシャーをかけたいなと思ってます」
　
――最後に明日のメインイベントに見えているビジョンは？
海野「先ほど言った通り、ただのスペシャルシングルではなく、しっかり次につなげるシングルマッチにボクはしたいと思いますので、『NEW JAPAN CUP』も控えてますし、自分の目標はIWGP世界ヘビー級のチャンピオンになることなので、大阪のオカダさんと鷹木さんもありますけど、そこをしっかり見ながら明日の内藤さんに勝つことだけをやりたいと思います」
　
――内藤選手はいかがですか？
内藤「まあ、勝利の先というか、今年の目標は来年1月4日東京ドーム大会のメインイベントに戻ること。この海野翔太戦のあとに割と大きい試合が控えてますし、『NEW JAPAN CUP』もあるし『G1 CLIMAX』もあるし、その先の東京ドームもあるし。でも、いま大事にしなきゃいけないことは、いま目の前に控えている海野翔太戦だと思うので、明日いまの内藤哲也、いや最高の内藤哲也を見せたうえでその先に進んでいきたいなと思います」

『THE NEW BEGINNING in SAPPORO ～雪の札幌2連戦～』
▼2月4日(土)  15:30開場 17:00開始
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
☆チケット情報　☆対戦カード
　
▼2月5日(日)  12:30開場 14::00開始
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
☆チケット情報　☆対戦カード