昨年、記念すべきキャリア20周年を迎えた田口監督。現在も唯一無二の存在感を放つ監督の濃厚な半生を振り返る連載インタビュー企画!
第5回は「盟友・後藤とIWGPジュニアタッグに挑戦! ヤングライオン杯では執念の優勝!伸び盛りの若獅子時代を回顧!」
聞き手/鈴木佑
撮影/中原義史
★以下、インタビューの序盤を無料公開!!
――田口隆祐選手のヤングライオン時代について伺っていますが、当時は永田裕志選手の付き人をされていたそうで。
田口 ええ。巡業中にはよく永田さんに食事に連れていってもらって、試合についてのアドバイスをいただくこともありました。永田さんは教え上手というか、いまでも若手に指導されてるときに隣でコソッと聞いて「なるほどな」と思ったりしてます。
――以前、永田選手に田口選手の付き人時代について伺ったところ、「非常に真面目で優等生だった」と。ただ一度だけ、ヨシタツ選手が選手会の会合で酔っ払って吐いたときに、よりによって田口選手が永田選手のタオルで処理したことがあって、それは問い詰めたとおっしゃっていました(笑)。
田口 ああ(苦笑)。あれは本当によりによってというか、永田さんには平謝りでしたね。そして、例によってヨシタツはたいして反省してなかった記憶があります(笑)。
――さすがですね(苦笑)。田口選手はデビュー当時からドロップキックが得意技でしたが、これは小林邦昭さんのアドバイスだったそうですね。
田口 僕とヨシタツがデビューすることが決まってから、小林さんが「ドロップキックくらいできないとダメだ」ということで教えてくださったんです。そのときに僕がドロップキックを打って、その反動で胸から着地する動作をすぐにこなせたのを観て、小林さんが「オマエのドロップキックは、佐山聡以来のドロップキックだ!」と最上級の褒め言葉をくださって。
――たしかに初代タイガーマスク以来のドロップキックというのは、これ以上ない賛辞というか。
田口 小林さんもお世辞を言われるようなタイプではないので、たぶん本音に近かったのかなとは思うんですけど。ただ、小林さんは言ったことをお忘れになることがあるので、当時の発言を覚えてらっしゃるかどうかわからないです(笑)。
※無料公開はここまで!
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