アメリカ現地時間・1月17日、ROHを主戦場に、新日本プロレスでも活躍したタッグチーム、“ブリスコ・ブラザース”の兄、ジェイ・ブリスコさんが交通事故のため亡くなったことが海外で報じられました。享年38歳。
ジェイ・ブリスコさんは、弟のマーク・ブリスコとのコンビで2000年5月にプロレスデビュー。
インディーマット転戦後、ROHには初期から参戦し、ROH世界タッグ王座を通算13度獲得。ROHのタッグ戦線の“顔”として長らく活躍し、シングル戦線でもROH世界王座を2回獲得しました。
日本マットにもゆかりが深く、2002年1月に大日本プロレスに初来日。2007年1月には、プロレスリング・ノアでGHCジュニアタッグ王座を獲得。
新日本プロレスでは、2015年に行われたROH遠征・フィラデルフィア大会で中邑真輔&オカダ・カズチカ組と対戦。
2016年1月4日、『WRESTLE KINGDOM 10 in 東京ドーム』に矢野通のXとしてマークとともに参戦。この試合は『初代NEVER無差別級6人タッグ王座決定戦』となり、バッドラック・ファレ&タマ・トンガ&高橋裕二郎を撃破して、同タイトルの初代王者となりました。
同年6月19日大阪城ホールでは、タマ・トンガ&タンガ・ロア組の持つIWGPタッグ王座に挑戦、激戦の末に同王座を初戴冠しています。
それ以降も、日本で行われたROHとの合同興行『HONOR RISING』に度々来日、また2019年4月6日ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われた『G1 SUPERCARD』では、IWGPタッグ&ROH世界タッグ選手権試合 4WAYマッチにも出場をはたしました。
ジェイ・ブリスコさんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
新日本プロレスリング株式会社