棚橋弘至にとってアメリカ2日目となった5月8日(現地時間)は、ハードスケジュールの中で唯一、特に予定の入っていない完全休養日。とはいっても王者に休息は許されない。早朝に目を覚ますと、ホテル内のジムで汗を流し、午前中のうちに宿泊先近くのショッピングモールに出掛けた。
その後は、オーランドからニューヨーク入りした岡田かずちかも合流して、プリンス・デヴィット、獣神サンダー・ライガーら、先発隊一行で夜のマンハッタン観光の予定だったが、タイガー服部氏からホームパーティーに招かれた。
棚橋にとってアメリカで過ごす時間は、どれもが非日常。以前のTNA遠征のときもそうだったが、なんでも吸収したいと願う。それが光より速い進化につながっているが、ホームパーティーはアメリカ生活に一歩踏み込むチャンスとあって、断る理由などない。楽しいひと時を過ごした後、夜のタイムズスクウェアに足を伸ばした。
目の前に広がっているのは、映画やドラマで見た世界。「そこにいる人みんなが主人公。かっこいいですし、どこに立っても絵になりますね」がニューヨークのど真ん中に身を置いた感想。
最後は世界の中心で「愛してま〜す!」と叫んで、つかの間のOFFを満喫した。
- 2011.5.10
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