5月8日(日)、永田克彦が自身の主宰する格闘技スポーツジム・レッスルウィンにて、『第1回親子レスリング体験会』を開催。ゲストとして兄の永田裕志も参加し、集まった6組12名の親子にレスリングの指導を行った。
親子の触れ合いが少なくなっている時代に、レスリングをとおして親子の絆を深めてもらおうという目的のもと開催された今回の『第1回親子レスリング体験会』。行われたメニューも親子で楽しんで取り組めるような工夫がなされていた。
例えば、足の踏みっこや四つん這いになっての手の叩きっこ、あるいは親の足首や腰に巻きつけられたテープを子どもが奪うゲームなどは、レスリングの動きを覚えるのにうってつけ。親子が楽しそうに興じる姿に、永田兄弟も満足そうな笑みを浮かべて見守っていた。
体験会ではさらにマット運動やトランポリンを使っての運動を敢行。後半にはレスリングの基本的な構えから、タックル、押さえ込みの練習など、本格的なものまで行われた。そして、ハイライトは先生たちとのスパーリング。永田兄弟も果敢に挑んでくる子どもたちに胸を貸し、リング上では見られないような笑顔ではしゃぎながらスパーリングに取り組んだ。
仕上げはお父さんやお母さんには嬉しいアンチエイジングに役立つ運動。ヒザに負担のかからないように腰を落とすスクワットや、お母さんたちには美貌を保てるよう、お腹を引っ込めるための腹筋運動、そしてお父さんたちには腕立て伏せを伝授。最後はハードなサーキット運動を行い、充実の1時間半のレスリング体験会を締め括った。
イベント後、「やっぱり、親子で触れ合う機会はこういうきっかけがないとできないと思うんですよ。より絆を深めてもらえればと思って、飽きないように中身も考えました」と語った克彦。「今後も兄貴の力を借りてやっていきたいと思います」と継続開催にも意欲的だった。
一方、大活躍の春を過ごしてきた兄・裕志も、「シリーズに出ているとギスギスした遺恨とかあるじゃないですか? そういう汚れきった心がキレイになりますね(笑)。ピュアなレスリングに触れたことで、ボクの心が浄化されましたね」と、今回のイベントはいい気分転換になった様子。子どもたちを指導したことで、人間教育の重要さも再確認できた。
「シリーズに出たら、悪いヤツらを人間教育しますよ、青義の力をもってね。いやぁ、CHAOSなんて本当に悪い! ああいう悪いヤツらを真っ当な青義の心にするのがボクの使命ですから」と怪気炎。さらに、再び新日本のリングに姿を見せた怨敵・鈴木みのるに対しても、「ああいうのをピュアにするのが私の使命ですから。性格良くなってもらわないと」と、青義の心で教育に乗り出す腹積もりだ。
元気な親子たちとの触れ合いでエネルギーも十分に充電された。プロレス、総合格闘技と闘うリングは違えど、永田兄弟の今後の活躍に期待だ!
■永田兄弟のコメント
──親子レスリング体験会は初めての試みだったようですが、いかがでしたか?
克彦「やっぱり、親子で触れ合う機会はこういうきっかけがないとできないと思うんですよ。より絆を深めてもらえればと思って、飽きないように中身も考えました」
裕志「こういう親子の触れ合いは凄く気持ちがいいですね。やっぱり、シリーズに出ているとギスギスした遺恨とかあるじゃないですか? そういう汚れきった心がキレイになりますね(笑)。ピュアなレスリングに触れたことで、ボクの心が浄化されましたね」
──普段はあまりアマレスのイベントはやらないですもんね。
裕志「ここのところなかったですね。たまに地方に行って、試合前にちびっ子レスリング教室をやることはありましたけど、こうやって時間をとってやるっていう機会はあまりなかったんで。まあ、こういう機会を作ってくれたので。子どもにレスリングを習わせているお父さんやお母さんも意外にプロレスを好きな方が多いので。こっちもそういうことができればね。こうやって拠点を作ってくれたんで良かったです」
──今後もご兄弟でこういうイベントを継続していくつもりですか?
克彦「はい。ボク的には兄貴の力を借りてやっていきたいと思います」
裕志 「いかに身近に触れるかというのがこのレッスルウィンのジム経営の方針みたいなので。子どもさんたちと近くで触れ合うといういい企画なので、そういうことにはドンドン協力したいですね」
──次の試合に向けて、元気な子どもたちからエネルギーをもらえたのではないでしょうか?
克彦「そうですね。ボクらがやっていることは人間教育なんで、ある意味手本を示さなければいけないですから。いい励みにもなるし、エネルギーにもなりますね」
裕志 「ここで人間教育をして、ピュアな気持ちに戻ったところで、シリーズに出たら悪いヤツがいっぱいいますから(笑)。そういうヤツらを人間教育しますよ、青義の力をもってね。そういうことしないとダメだから。いやぁ、CHAOSなんて本当に悪い! 飯塚高史とか石井智宏とかね。ああいう悪いヤツらを真っ当な青義の心にするのがボクの使命ですから」
──悪いといえば、また“性格の悪い人”が新日本に乗り込んできそうですが。
裕志 「ああ、性格の悪いのが来るね、うちのリングに(笑)。あんな性格の悪いのはいませんからね。ああいうのをピュアにするのが私の使命ですから。性格良くなってもらわないと」