※写真提供:DRAGON GATE
12月25日、DRAGON GATEの『THE FINAL GATE』福岡国際センター大会に鷹木信悟選手が登場。約4年ぶりとなる“古巣”への帰還をはたした。
12月6日、突如としてDRAGON GATE後楽園ホール大会に姿を現した鷹木。自ら、12.5福岡大会への出陣を宣言して、“同期”のB×Bハルクとコンビを結成、因縁のYAMATO&“若武者”菊田円とのタッグ激突が実現することに。
赤を基調としたコスチュームで登場した鷹木、セコンドにはこれまた同期のパンチ富永が登場。ヤル気マンマンの鷹木、試合スタートからフルスロットル。YAMATOとショルダータックル合戦、YAMATO&菊田を両腕ラリアットでまとめてなぎ倒すハツラツぶり。YAMATOを相手に怒涛の波状攻撃で攻め込む。菊田ともタックル合戦の末、ヒップアタックを食らってしまう。
YAMATOと再び対峙した鷹木はまたもやヒートアップ。YAMATOが延髄切り、鷹木がネックスクリュー。鷹木のスライディングラリアットを読んでいたYAMATOが串刺しドロップキックで逆襲。ここへ菊田がランニング式のヒップアタック、YAMATOが垂直落下式ブレーンバスターを炸裂させる。
中盤も両チーム一進一退の攻防が続く中、YAMATOが鷹木に仕掛けたフランケンシュタイナーをパワーボムで切り返したうえで、パンピングボンバーで場外へ叩き落とす。
鷹木は菊田にもパンピングボンバーを一閃。だが、カバーに入った鷹木を、パートナーのハルクがかかと落としで妨害する展開に。鷹木は怒り心頭となり、ハルクをパンピングボンバーで場外に排除。
試合終盤、菊田はエルボー連射で攻め込む鷹木にローリングラリアットで反撃! 意地のラリアットを炸裂させるも、鷹木はヘッドバッドでお返し。さらにスライディングラリアット、強烈なパンピングボンバーと大攻勢。
何度も粘りを見せた菊田だったが、最後は鷹木が十八番のラスト・オブ・ザ・ドラゴンで豪快に仕留めてカウント3を奪取した。
鷹木はマイクを握ると「クリスマスにDRAGON GATEに来ちまったよ。ひさびさのDRAGON GATE、最高に楽しいじゃねえか」とマイク。さらに大奮戦を見せた菊田に対して、「お前、これでキャリア1~2年らしいな。お前、凄いぞ。いや、凄すぎるぞ? 去年のプロレス大賞MVPの俺が言うんだから間違いない。お前は、DRAGON GATEの未来だ」と菊田を大絶賛した。
さらに、裏切り行為のハルクに文句を入れながら、「今日、決着がつかなったということは、またいつかやらなきゃならねえな。あんまり老け込む前にまたやろうぜ」とYAMATOとの再戦をアピール。
「俺の異名は、ザ・ドラゴン、ランペイジ・ドラゴンだ。龍魂を持ってる。その龍魂の魂は、間違いなくDRAGON GATEの魂が入ってるからよ」とマイク。最後は、「40歳になろうが、45歳になろうが、50歳になろうが、これからも元気ハツラツ暴れ狂っていくぜ!」と古巣で決意を新たにしていた。