4月1日、GAORA東京支社にて、4月17日に後楽園ホールで開催の「KAIENTAI DOJO 9周年記念興行 CLUB-K SUPER evolution9」で争われるIWGPジュニアタッグ選手権試合の調印式が行なわれ、王者組・田口隆祐選手(プリンス・デヴィット選手は欠席)と挑戦者組・旭志織選手&大石真翔選手がそれぞれ意気込みをコメントした。
※立会人はKAIENTAI-DOJOコミッショナー・マイク佐藤氏
■両チームのコメント
大石「田口選手とは3年前にシングルマッチで闘ったんですけど、そのときの借りをまだ返していないので、このタイトルマッチでお返ししたいと思います。勝つのは僕たちです」
旭「普段、70〜80人のお客さんの前で定期戦を行っているKAIENTAI-DOJOの我々が、東京ドームで大会を行えるような業界最大手の団体の、そして最も権威があると言われるIWGPジュニアタッグのベルトに挑戦できることで、どこの馬の骨が出てきたかと思われる方もたくさんいらっしゃるだろうと思いますけど、それは僕らも覚悟の上で、そういった偏見を持たれている方との勝負でもあると思っています。今回のIWGPジュニアタッグタイトルマッチに関しましては、挑戦することには意義はないと思っています。結果を残してこそ意義があると思っていますので、この試合、勝負に出ます」
田口「今回はトーナメントをして勝ち上がってきたチームの挑戦ということなので、僕もデビちゃんもいつも全力で闘っていますけど、いつも以上に気を引き締めて、さらにアウェイのリングですので、いつもと違うリングで闘うということでもありますので、いつも以上に気を引き締めて闘いたいと思います。ただ、僕らはそう簡単には倒せないと思います。それぐらいの自信を持って試合に臨みたいと思います」
■マスコミとの質疑応答
——挑戦者組にお聞きしたいのですが、IWGPジュニアタッグのベルトを取ったらどういったことをしていきたい?
旭「さっきも言いましたけども、僕らはいつも70〜80人のお客さんの前で定期戦をやっている団体です。その70〜80人のお客さんの前に(ベルトを)持っていくことを一番の目標としています。いつも僕らを支えてくれるファンの人たち、少ないかもしれませんが、間違いなく70〜80人はいます。そのお客さんを喜ばせることがまずは一番の使命だと思っていますので、だから挑戦するだけでなく、結果を残すことが使命だと思っています」
大石「その通りです」
——王者組の印象も聞かせてください。
大石「……なんでしょう? ……難攻不落、ですね。ゴールデン☆ラヴァーズが取ったときも結局、すぐに取り返されて……なんて言うんでしょう? ……なんて言うんですかね?(笑)。難攻不落、以上です(笑)」
旭「僕らがファンの頃から、今も通してですけどイメージしていた、語弊があると嫌なんですけど、新日本プロレスというイメージからはだいぶ柔らかく見えると言いますか、思想的にすごい柔軟なチームだなという印象が強いです。ただ、柔軟さは僕らのウリでもありますので、その柔軟さで勝負したいなと思っています」
——田口選手は挑戦者組にどういう印象を抱いていますか?
田口「そうですね、あの……一言で言うと、難攻不落。なんて言うんですかね? まあこの……難攻不落。ちょっと映像を観たことがあるんですけど、ちょっとおちゃらけたところもあるようなので、そこは、柔軟な思想だと言われましたけど、そういうおちゃらけた部分でも負けないというか、そういう面でも闘えますので。おちゃらけた部分を出してくるなら、僕らもおちゃらけた部分を今までにないくらい出していこうかなと考えています。すべての面で上回った試合をしていきたいと思います。……難攻不落ですね、一言で言うと」
——田口選手は3月20日にTAKAみちのく選手と対戦されまして、今回はTAKA選手の遺伝子を受け継いだ2人が挑戦することになったんですけど、前回のTAKA選手と対戦しての感想と、KAIENTAI-DOJOに対しての印象があれば聞かせてください。
田口「KAIENTAI-DOJOのイメージとして、テクニシャンが揃っているイメージがあります。それはやはりTAKAみちのくさんから受け継がれたものだと思いますので、そこからさらに自分たちでアレンジして拡げていって、それぞれの選手がオリジナルの動きを持っているイメージがあります。しっかり研究しないとそのへんの動きにはついていけないと思うので、その部分で非常に警戒しなければいけないと思っています。あと、これまで2回、KAIENTAI-DOJOさんのリングに上がらせてもらったり。僕は前に大石選手とシングルでやった後に、オメガというグループに加入したにもかかわらず、それ以降何の連絡もなく、いつの間にか解散してしまっているというのもありますので、今回は(挑戦者組は)リトル☆ギャラクシーという(ユニットなので)、ちょっと宇宙繋がりっぽいところもありますので、この試合を通じて、その後何かが生まれるかもしれないですし、生まれないかもしれないですし、それはやってみないと分からないんですけど、何かが反応して面白い物が生まれたらいいかなと思っています」
——挑戦者組はそのTAKAみちのく選手がIWGPジュニアタッグに挑戦した試合は観ているのか、観ていたらその試合で何か感じたこと、掴んだことがあれば聞かせてください。
大石「観てないです!」
旭「尼崎でのタイトル戦というのは明日の『ワールドプロレスリング』で放送されるということで、それは明日チェックさせていただきたいと思っています。その前のTAKAみちのくとプリンス・デヴィット選手のIWGPジュニアのシングルの試合は映像でチェックさせていただいたんですけど、8割5分、TAKAみちのくが攻めていて、ほとんど参考にならなかった試合だったので、現状ではほぼ僕らはデータがありません。もっともっと情報収集して、これからもうちょっと研究していきたいと思っています」
「KAIENTAI DOJO 9周年記念興行 CLUB-K SUPER evolution9」
2011年4月17日(日)開場11:00 開始12:00
東京・後楽園ホール
■IWGPジュニアタッグ選手権試合
プリンス・デヴィット&田口隆祐(新日本プロレス)vs 旭志織&大石真翔(K DOJO)
☆KAIENTAI DOJO ホームページ(PCのみ)
- 2011.4.1
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