12月28日(水)『INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国』新日本プロレスからの提供試合「柴田勝頼vsトム・ローラー」が行われることが発表された。
この試合のルールは、UWFルール/30分一本勝負に決定(頭部への一切の攻撃は禁止)。
柴田選手は、98年に新日本プロレスへ入門。03年にはK-1ルールに初挑戦し、天田ヒロミと対戦。04年には同じくK-1の武蔵と異種格闘技ルールで対決。
その後も総合格闘技で活躍するなど、アントニオ猪木さんの「プロレス最強」「闘魂」の精神を受け継いで、“ストロングスタイル”を追求、体現している。
新日本プロレスに復帰以降は、NEVER無差別級王者獲得、「NEW JAPAN CUP 2017」優勝。2017年4月以降、負傷により長期欠場となったが、2018年3月にロサンゼルスに新設されたLA DOJOのコーチに就任。今年の1.4東京ドームでは、成田蓮を相手にプロレスルールで復帰戦を行った。
トム・ローラーは、2007年にプロ総合格闘家としてデビュー。MMA19戦の実績があり、そのうちの10試合はMMAの世界トップ団体「UFC」で鎬を削っていた強豪。
20年より新日本プロレスに参戦。21年には初代NJPW STRONG無差別級王者に君臨し、1年以上にわたり同王座を保持。今年は『G1 CLIMAX』に初エントリーをはたした。
柴田選手は今回の試合を“宿命”と表現し、「闘魂の火を消したくない」「自分にしかできない新日本プロレスの闘いを見せたい」とコメント。
アントニオ猪木さんから直接教えを受けた柴田選手。追悼イベントの舞台でどんな闘いを見せてくれるのか。
■柴田勝頼選手のコメント
「新日本プロレスの柴田です。猪木さんに呼ばれて、ここに来ました。自分なりのやり方でアントニオ猪木を弔わせていただきたいと思います。自分なりの自分にしかできないやり方で、アントニオ猪木の弔いをさせていただきたいと思ってます。邪魔はさせたくないですね。闘魂の火を消したくない、それが一番です。
ーー頭部への打撃禁止というルールになるが?
「自分としてはなんでもいいんですよ。べつに頭部への攻撃どうこうにこだわってなくて。実際に先月、アメリカで試合をしてきたばかりなんですけど。まあ、色々とうまく話が進まない部分もありました。最悪、(新日本プロレスを)辞めてでも出たらいいかなと思いました。少し遅くなりましたけど、色々なことがクリアになって大会にこぎつけたという感じです。新日本プロレスのご理解あってのことなので、そこはしっかりやりたいと思います」
ーー猪木さんとの思い出は?
「お葬式のときに思ったんですよ。猪木さんがいなかったら新日本プロレスは今なくて、新日本プロレスがなければ僕は生まれてないんですよ。思い入れというか、この大会に出ない理由がないと思ってます」
ーー猪木さんの生前の言葉で覚えているのは?
「ビンタされたほうが多いかもしれない(笑)。ブラジルに行かせていただいたり、呼ばれたり、いろんなタイミングで関わらせていただいて、それで柴田勝頼っていうプロレスラーが存在しているので。そこは新日本プロレスのみならず、プロレスラーとして、しっかりやりたいと思ってる」
ーー猪木さんという存在は?
「ずっと考えてる。亡くなられてから毎日それを考えてます。ずっと考えてますね。考えて、考えて、今ここにいる。(見せたい闘いは)自分にしかできない新日本プロレスの闘いです」
ーー他のプロレスラーの名前が挙がらなかったことについて
「小川(直也)総監督について一言いうとすれば、『クソ落ち着いてください』と(笑)。他のプレレスラーの方について特に思うことはないです。自分が出て、しっかり形にするつもりなので。小川総監督が『プロレスラーなら出るのがお勤め』だと話されていましたけど、自分はこれ“宿命”だと思ってます」
■谷川貞治EPのコメント
「小川総監督が前回の会見でも『プロレスラーがいないじゃないか』と大変怒ってまして。ただ、その小川総監督も喜ばれるんじゃないか、ということで、新日本プロレスの選手が参戦することになったので、発表させていただきます。意外かと思いますが、柴田勝頼選手の参戦が正式に決定いたしました。
実は猪木さんが亡くなられた後、この猪木ボンバイエをやるという構想があるときに、誰よりもまっさきに柴田勝頼選手から連絡がありまして。ぜひ参戦させてほしいというお話をいただきました。
(柴田選手の)お父さんが新日本プロレスの旗揚げの時に、猪木さんと一緒にメンバーだったり、いろんな思いがあるとおもいます。私もこの大会をやるにあたって、新日本プロレスの木谷(高明)オーナーや菅林(直樹)会長、大張(高己)社長にご連絡させていただきまして、なんとか選手を出していただけないかと。数人候補の名前を挙げて、無理なお願いだったと思いますが、出していただけました。
新日本プロレスさんは1月4日に東京ドームでイベントがありますから、そんな状況の中で、1週間前に選手を貸してくれということ自体が、非常に無理なお願いをしているのは重々承知で。
猪木さんがご存命の頃は、僕も猪木さんと「猪木ボンバイエ」というイベントをやっていて、その時は猪木さんの一言で所属選手がかり出されてた感じだったのですが、今回のように猪木さんがいらっしゃらない中で、選手に出てくれというのは、なかなか無理だというのは重々承知しておりました。そんな中で今回こうやって柴田選手を出していただいて、木谷オーナーはじめ、菅林会長、大張社長には心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました」
12.28『INOKI BOM-BA-YE×巌流島in両国』
※大会詳細、チケット情報はコチラ!
■INOKI BOM-BA-YE × 巌流島 in 両国 PPV販売情報
配信プラットフォーム一覧
・U-NEXT 販売先URL: https://video.unext.jp/
・DMM TV 販売先URL: https://tv.dmm.com/vod/
・SPOOX 販売先URL: https://spoox.skyperfectv.co.jp/
・RIZIN STREAM PASS 販売先URL: https://member.rizinff.com/
■配信日時
2022/12/28(水)
入場 13:30
開始 14:00〜
※予告なく変更となる可能性がございます
■販売期間/価格
【前売り】5,000円
12/16(金)10:00 〜 12/27(火)23:59
【当日】5,500円
12/28(水)0:00〜12/28(水)23:59
【アーカイブ】3,000円
12/29(木)12:00〜1/5(木)23:59