2月24日に新木場1st RINGで行なわれた「NEVER.5」の試合開始前、ユニオンプロレスの大家健選手が新日本プロレス参戦を強烈にアピールした。
大家選手は、会場外の物販スペースに陣取り、3月6日に同所で行なわれるユニオンプロレス興行のチケットを販売していた。ところが、そこに新日本プロレスの西澤道昭管理部長がたまたま姿を現すと、突然立ち上がり、大声で叫び始めた。
大家「社長ーー!! 新日本プロレスの社長さーん!! 私、ユニオンプロレスの大家健と申します!! 先日、仙台で菊地毅選手が直談判して! 新日本プロレスに参戦が決まったと聞きました! 私ー! 1月にその菊地毅選手と互角の闘いをしております! 私も新日本プロレス! いや! BEST OF THE SUPER Jr.に参戦させていただきたく、今日、ここに参りました!! 社長ーー!! よろしくお願いします!!」
上半身裸になってハイテンションで叫びまくる大家選手を目の当たりにし、西澤部長は大困惑。とりあえず、その場を収めようとして「わかりました……」と口走ってしまう。ところが、それを聞いた途端、大家選手は西澤部長に力いっぱい抱きつき、「ありがとうございます!!」と絶叫。さらには、その勢いのまま1人で会場内に雪崩れ込み、「BEST OF THE SUPER Jr.の参戦が決まったぞー!」と完全なフライングでファンに告げてしまう。
ようやく興奮が収まった大家選手は、物販スペースに舞い戻ると、「そんなBEST OF THE SUPER Jr.出場が決まった大家健が出るユニオンプロレスのチケットどうだ!」と、本来の自分の仕事に戻っていた。
なお、言うまでもないことだが、西澤部長には選手の参戦を決める権限はなく、大家選手が新日本プロレスへ出場できるかどうかは、現在のところまったく不明である。
- 2011.2.25
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