2月14日(月)、『ワールドプロレスリング』のファイティングミュージック『37564』を手掛けるSEX MACHINEGUNSの所属するジャパニーズ・ヘヴィメタル・レーベル「TPX METAL BASE」の設立会見が実施。ここに“暴走キングコング”真壁刀義選手がスペシャルゲストとして参加した。
この会見には、この「TPX METAL BASE」を立ち上げたエクセレックスの藤巻篤史代表取締役をはじめ、同レーベルのアーティスト、KUNIさん、SEX MACHINEGUNSのANCHANGさんさん、ガールズバンドmixxのメンバーらが登壇した。
ANCHANGさんは今回のテーマについて「僕は新日本プロレス、プロレス全体が大好きで、過去にエンディングテーマを何回かやらせていただいた。今回、プロレス的な曲を書きたいなと思い、歌詞の内容が『みなごろし』だとか『ラリアット』という言葉が出てきたりもします。『ヘヴィメタル』と言えば、プロレスで言う『ヒールレスラー』。『ヒールレスラー』と言えば、いまは真壁選手。非常に大好きな選手。プロレスも盛り上がってほしいし、僕ら自身も盛り上がっていけたらいい」と共闘を宣言。
会見では『37564』の携帯サイト限定公開のプロモーションビデオが流れたが、今後、新日本プロレスの映像をふんだんに使ったヴァージョンも制作される予定だ。そして会見開始から1時間が経った頃、ようやく真壁選手が乱入!!
真壁選手は「おいおいおい、遅えよ、何分待たせんだよ、コノヤロー!」とまずイラ立ちを爆発させたあと「ANCHANGがよ、来いって言うから来たのに……」とボヤくが、マスコミ陣の反応に「なんだ、引いてんなぁ、おまえら(笑)」と笑顔を見せた。一方、ANCHANGさんは憧れの真壁選手を前に「もう大好きですね!」と感激しきり。
司会から、最近の活躍について聞かれた真壁選手は「G1っていうプロレス界で一番でっけぇタイトルも取ったし、IWGPというアントニオ猪木も巻いていたベルトも去年獲った。獲られちゃったけどよ? だから今、虎視眈々とベルトをもう一回俺の腰に巻こうと思ってる」と心境を告白。
さらに「俺たちプロレスラーって、リング上がステージなんだよ。アーティストはステージで自分の最高のパフォーマンスを見せるけど、同じだよな? 感覚的なものは? プロレスもヘヴィメタルも一緒に、ガンガン前に進んでいこうぜ。それしかねえじゃん!」と真壁節を展開。
司会から「ロックミュージシャンと語り合って、新たな意欲が盛り上がった?」との質問に、真壁選手は「きてるね。俺たちが相手を叩き潰す仕事と、シャウトして自分たちの魂をお客さんに伝えるってのは、やってることは違うかもしんねえ。けど、伝わるものは同じ。俺はプロレス界でナンバーワン。ここにいるアーティストはナンバーワンのヘヴィメタルを見せてくれる。俺はそう思っている」とエールを送った。
ミュージシャンのKUNIさんも「アメリカのプロレスを何回か見に行ったことあるんだけど、ロックが会場にガンガン掛かって、ロックミュージシャンもプロレス好きが多い。試合の合間にバンドが出るとか、プロレスとロック合体したようなイベントをやるのもおもしろい」と提案。
ANCHANGさんは「今回出た『37564』は“皆殺し”。IWGPの頂点に立つには、他の選手を皆殺しにしなければいけない。もうこれは真壁選手の応援ソングだと思っていただいて結構です」と断言。
新日本ファンはもちろんロックファンも注目の『ワールドプロレスリング』ファイティングミュージック『37564』のシングルCDは、2月23日(水)に発売!
★TPX METAL BASEの公式サイトhttp://tpxmetalbase.com/も要チェック!!
- 2011.2.14
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