11月29日、新日本プロレス事務所にて、12月19日(月)「タカタイチ二人合わせて50周年記念興行」国立代々木競技場 第2体育館で行われる 『KOPW2022』争奪戦 “ルール提案プレゼン”会見が行われた。
★YouTube動画はコチラ!【タカタイチ】12.19代々木大会「KOPW2022争奪戦」ルール提案プレゼンテーション
この日の会見は、YouTube『聖帝タイチのゲーム実況チャンネル』で生配信され、17時ちょうどに会見がスタートするも、『KOPW 2022』保持者の鷹木選手は姿を現わさず。
司会の阿部誠リングアナウンサーによると、「17時くらいに行く」と曖昧なメッセージを残したまま、「会場に向かっている」ことだけは関係者の証言で明らかになった。
イラ立つタイチは「とりあえず、ウチの視聴者からのスパチャ読みをしておいて、来なかったらアウト。俺のルールだけ発表する」と一方的にキッパリ。
ここから、タイチ選手がスパチャ読みを延々続けていると、10分経過した頃、ようやく鷹木選手が登場。「17時くらいに行く」という時間の解釈をめぐって、さっそく揉め始める二人。
この日は、「29(肉)の日」とあって、18時から高級焼肉店に予約を入れているという鷹木は、早めに切り上げたい様子で、ようやく会見がスタートした。
■タイチ選手の提案ルール『30分オールカウント ポイントマッチ』
すべてのカウントをポイント加算して、30分を経過した時点でより多いポイントを獲得した者を勝者とする。
フォールカウント、場外カウント、ダウンカウント、反則カウントなどすべて加算されるものとする。3カウントピンフォール、ギブアップ、場外20カウント、反則での決着はなしとする。
■鷹木選手の提案ルール『鷹木式ラストマン・スタンディング・ランバージャックデスマッチ』
3カウントフォールのあと、ダウンカウンで10カウントもとった場合に勝利とする。
また、選手が場外に落ちた際は、リング内に押し戻されるものとする。
★Twitterのファン投票は、新日本プロレス公式アカウント(日本語、英語)にて、11月29日(火)21時~12月2日(金)21時までの3日間、実施される。
●タイチ選手のコメント
『30分オールカウント ポイントマッチ』
タイチ「どうだ、わかりやすいだろ!」
鷹木「わかりづれーよ! 文字見てもわかんねーよ! なんだこれ……」
タイチ「それ理解力ねーんだよ、ただのバカなんだよオマエ。
いや、これはねえ、まあ、やっぱりね、うちの視聴者とねいろいろ考えて、今までの流れもあったしね。それで行き着いたルールかなと。分かりづらいって言うけど、あの変に考えるからだよオマエら。オレがこのルール、思いついた時、なんとなく出てきた時、今、ワールドカップ、サッカーやってんじゃん。
サッカーをね、やってる中、こないだのドイツ戦も、こないだのコスタリカ戦もあったけども、サッカーを見ながらね、おぼろげながら、クッキリではないんですけど、おぼろげながらKOPWというルールが、その辺で出てきて。まあサッカーを見てる中で、こういう時間が限られた中で、1ポイント1ポイント争って、最後残り時間迫った時のあの1点の重さ、ていうのをね、そういうのを見てて、あ、やっぱりサッカーっていうのも」
鷹木「いや、サッカーじゃねーから、プロレスだから。サッカーを語るな」
タイチ「やっぱり、スポーツなんだなって、そう思いましたね」
鷹木「プロレスはスポーツじゃねーのかよ!」
タイチ「だから、だからサッカーもスポーツなんだなって」
鷹木「そういうポイント制、散々やったじゃん、散々」
タイチ「だけど今まで、最初にやったのは時間無制限ポイント、30ポイントだったんだよ、あれ。制限があったんだよ、30先に獲ったほうが勝ち。次は10分、10カウントだったっけ? あんま覚えてねーんだよ」
—―10分無制限。
タイチ「だからカウントの天井を無くしたんだよ、今回。それは何でかって言ったら、だからさっき言ったように、サッカーでもバスケでも何でもそうだろって。限られた時間、サッカーでは90分の中で、より多く点数獲ったら勝ちなんだよ。単純に。
これぞスポーツって感じじゃん? 単純にポイントを獲ったやつが。時間内に多く。うん。それと一緒。もうバスケとかも全部それと一緒」
鷹木「複雑すぎるよ」
タイチ「いや、複雑じゃないよ」
鷹木「だいたいオマエ、30分も試合できんのかよ」
タイチ「それはオマエ、こっちのセリフだぞ、このヤロー」
鷹木「え、できんのかよ? オレ昔1時間やったことあるぞ!昔!」
タイチ「へえ~~」
鷹木「へえーじゃねえよ! 30分できんのかよ!オレ45分でも1時間でも、2時間でも3時間でも、まあ2時間、3時間はちょっとキツイけど。うん、やれるけど。なんか30分じゃちょっと逃げに聞こるよなー」
タイチ「逃げじゃねーよ。逃げじゃない、いろいろあんだよ」
鷹木「何だよいろいろって」
タイチ「いろいろあんだよ30分試合……(少し困惑しながら)」
鷹木「尺があんのか、なんか?」
タイチ「尺じゃねーんだよ、あのー、ほら」
鷹木「サッカーってだって、サッカーだって45分じゃないの?」
タイチ「だから90分だよ、前半後半。決まってんじゃん。終わりじゃん、だからポイントで」
鷹木「じゃあ後半もあんだろ。コレ?」
タイチ「30? 30の理由?」
鷹木「30分…」
タイチ「いろいろあんだよ。いろいろあんだよ。あの、これ、なあ?」
鷹木「誰が数えんだよコレ。こんな細かいポイントをよ。ゲームじゃないんだから。ゲームのやり過ぎだよ、おまえ絶対」
タイチ「だから、レフェリーが、レフェリーが1、2、3ってあるだろ? あらゆるカウントが全部1ポイントってことだよ」
鷹木「やってるオレら絶対わかんないぜ、こんなの?」
タイチ「だからそれ電光掲示板また用意するよ、前回と一緒に。あれわかったろ? いちいち俺らも合間でこうスクリーン見てたろ?」
鷹木「まあまあまあ」
タイチ「ポイント無限制だよ。あらゆる1、2、3もそう、反則カウント1、2、3も全部そう。場外の1、2、3、4、カウント20、30数えても場外に行っていいってことだよ。オマエあんだけ場外でやりたがってたろ?」
鷹木「やりたくねーよ」
タイチ「それを考えてこのルールに入れたんだよ!」
鷹木「オレは何か逃げにしか聞こえねーな、なんか」
タイチ「どこが逃げなんだよ。」
鷹木「なんか、まあややこしいルールだけど」
タイチ「30分なんだよ」
鷹木「オレ、そんな30分全然平気」
タイチ「30分だよ、そこは(苦笑)」
鷹木「去年もオスプレイと45分やってるし」
タイチ「はい。あ、そう」
鷹木「ウン。何でオレが60分やったとか45分やって、何でそんな……」
タイチ「平日、平日の体育館なんで」
鷹木「まてまてまて、何? 使用料?」
タイチ「そんな事言ってねーよ、別に」
鷹木「なんだよ、平日の体育館ってなんだよ?」
タイチ「なんぼでもやったっていいよ? でも平日だから。お客さんのこと考えないと……」
鷹木「いやいや時間無制限でいいじゃん、だったら」
タイチ「いやだから」
鷹木「第1試合からリング2個持ってきて、1個もう闘い続けたらいいんじゃない?そしたら」
タイチ「ホント面白くねーな、オマエ」
鷹木「おもしろいよ、でも。もう、開場したらもうオレら闘ってるとか。そのぐらい、そのぐらい壮絶なのがいいんじゃない?リング2個あって」
タイチ「だから別にいいんだって、それでも。まあ30分で、そういう、冗談で言ったけど……」
鷹木「まあまあ、いいよ。まあオマエが話せば話すほど多分、見てる人もちょっと理解できないなーって思ってるよ、たぶん」
タイチ「別に30、60でもいいんだけど、まあまあ30が妥当なところかなと思って。あのね、最近のスポーツを見てると」
鷹木「オールカウント……」
タイチ「オレが言いたいのは30分オールカウントマッチ。全てのレフェリーが1、2と言ったものは全部ポイント“1”ポイント。だから3カウントで終わらない。前回もそうだっただろ?広島で。6とか7入ってたろお互いのカウント。アレと一緒だよ。
それの集大成みたいなもんだな、今回は。場外も行きたい放題、なんぼでもいいじゃん。30カウントでも40カウント、場外で殴り合えばいいじゃん。オマエが言ったんだぞ、場外に」
鷹木「言ってねえよ」
タイチ「場外ばっか行くなって」
鷹木「場外好きなのはオマエだろ!」
タイチ「オマエだろ?おまえ外にばっかり出しやがって。何回外に出してんだこのヤロー。たまにはオマエ中でやってみろオマエ」
鷹木「何の話だよ、オマエ」
タイチ「外にばっか出しやがって、ビビっってんのかオマエ」
鷹木「話にならない!」
●鷹木信悟選手のコメント
『鷹木式ラストマン・スタンディングマッチ・ランバージャックデスマッチ』
「いやー、メチャクチャわかりやすいでしょ? だって俺とタイチは争奪戦、3度目だから。もう完全決着、今年最後、時間も関係なく。そんなの時間使用料とか知らない、時間オーバーしたら、そんなのTAKAタイチが二人で払えばいいだけだから。60分でも75分でも、90分でも試合してやろうと思って。それで、ワン・ツー・スリーからダウンカウントで。キツイ技をくらって3カウントでも、そこから10カウント以内だったらセーフというかね。ホントにどっちかが倒れて、どちらかが立ってるまでやるという。
あと、もう一個、おもしろいのはランバージャックデスマッチ。もう俺、場外やりたくないんで。もうリングの中だけで、決着付けたいんで。場外に出た場合は、その日に出場した選手全員が、出た瞬間に中に入れてもらう。これに関しては、同じ大会に出るヒロムもそうだけど、昨日、試合会場にいた内藤、BUSHI、SANADAにも『名前出すから』って確認しておいたんで。このルールが通れば、彼らも来ればね、L・I・J総動員で! ランバージャックも手伝ってくれると……」
タイチ「おまえ、それなんかおかしくねーか? おまえのルールが通ったら、もれなく内藤とかも付いてきます的な感じじゃねーか。ハポン商法してんじゃないよ!」
鷹木「商法じゃないよ! 今年俺たちもタイトルマッチ、散々負けてきたんでね、最後ビシッと締められたら、いいんじゃない?」
タイチ「来るわけねーだと、ハポンが!」
ここで鷹木選手が「やっとお披露目できるなあ」とKOPWトロフィーを持ち出して、「ファンタズモにぶっ壊されていたトロフィーの“リメイク”が済みました。鷹木式DIYで!」と自信マンマンに披露。
破壊されてメダル状になっていたKOPWトロフィーの残骸が鷹木選手の手によって、リメイクされ、手書きで「KING OF PRO-WRESTLING」とマジックで書かれている。
だが、タイチはその簡易な出来栄えに不満な様子で、「なんだそりゃ? (支柱が)トイレットペーパーの芯だろ!」「小学生の工作だなー! こりゃひでえな!」「台座の部分のこうやって支えている人、どこ行ったの?」と罵倒三昧。
なお、このKOPWトロフィーの製作(リメイク)の模様は、鷹木選手のYouTubeチャンネルで11月29日(火)21時から公開されるとのこと。
そして鷹木選手は「2022年の鷹木信悟のイメージはコレしかない。だったらコレでシッカリ締めたいと思う。KOPWに関しての会社というか、いろいろ不平不満もあるよ? 俺なりの考えもある。そこはキッチリこのトロフィーを守った上で、話したいと思う。俺としては、今年最後にふさわしい、IWGPにも、NEVERにも負けない、俺がいつも言ってるように、どんなタイトルだろうが鷹木信悟は変わらないから。最後どっちかがぶっ倒れるまでやる。『鷹木式ラストマン・スタンディングマッチ・ランバージャックデスマッチ』これしかないだろ……」と争奪戦へ向けて、意欲を語った。
だが、このあとも鷹木選手から、延々と自作トロフィーに関して製作の説明を聞いていたタイチ選手は「べつにトロフィー要らなくなってきたな……」とため息まじりにコメント。「俺が勝ったら、獲ったぞーってなんで、俺がお前の作ったトロフィーを掲げなきゃいけないんだよ?」と不満顔を隠さない。
これを受けた鷹木選手は「このトロフィーは今年限りだから、べつにファンにプレゼントしてもいい」と仰天発言。この提案には、タイチ選手も「それがいい。そんな汚っねえの家に置いておきたくねーもん。視聴者プレゼントだ!」と同意してしまう場面も。。
いよいよ実現する『KOPW2022』争奪戦、はたしてどちらのルールが票を集めるのか?
★Twitterのファン投票は、新日本プロレス公式アカウント(日本語、英語)にて、11月29日(火)21時~12月2日(金)21時までの3日間で実施される。
★今大会の“PPV購入”はコチラ!「LIVE配信(PPV) タカタイチ2人合わせて50周年記念興行 2022年12月19日 東京・国立代々木競技場 第二体育館」
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