プロレス界随一の論客・“GK”金沢克彦氏の独特の視点から、現在進行形の新日本プロレスに関するコラムを続々レポート(不定期連載)!!
今回は「想像をはるかに超える大成功! 11.20有明アリーナは、“奇跡の大会”として今後も語り継がれる」スターダムとの合同興行『Historic -Ⅹ-over』をコラムで大総括!!
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■ひとことでいえば、理屈抜きにおもしろかった。
11月20日、有明アリーナで開催された新日本プロレスとスターダムによる初の合同興行『Historic -Ⅹ-over』は、7102人の大観衆で埋まった。
率直なところ、フタを開けてみなければわからない。大会前から賛否両論が渦巻いていた合同興行であった。
ます、IWGP女子王座の新設が発表された時点で波紋を呼び、さらに今回の合同興行において男女混合のミクスドタッグマッチ3試合がマッチメイクされたことで、さらに賛否両論の声が大きくなっていった。
正直に言うなら、私自身も戸惑った。新日本プロレス、スターダムともに長く取材してきた。そして、スターダムがブシロード体制になってからの躍進ぶりは周知の通りである。
果たして、双方にメリットがあるのかどうか? ひとつハッキリしていることは、新日本ファンとスターダムファンはほとんど被っていない。だから下手をすれば、両団体ともにマイナス要因しか残らない可能性だって考えられる。
やはりフタは開けてみなければわからない。結果からいうなら、想像をはるかに超える大成功。ひとことでいえば、理屈抜きにおもしろかった。両団体を長く取材してきた私がそう感じたのだから、おそらくファンも大満足だったのではないか?
新日本ファンはスターダムに魅力を感じ、スターダムファンは新日本の凄みを感じた。
そんな理想的な空間が出来上がったと思う。
■ミックスドマッチは成功。この1試合をもってそれを確信させられた。
まずは男女混合のミックスドマッチ。これがインディー系の団体であれば日常珍しくはない光景。ただし、プロレス界の盟主である新日本と、いまや世界一の女子プロレス団体と称されるスターダムが絡むからこそ、期待値と相反する不安も半端ないものとなるのだ。
第3試合では、ザック・セイバーJr.&ジュリアのイギリス出身コンビとトム・ローラー&朱里のUFC経験コンビが対戦。ザックとローラーのサブミッション対決、さらに12・29両国大会でスターダム最高峰のベルト(ワールド・オブ・スターダム選手権)を懸けて対戦する朱里とジュリアの対峙が注目だった……。
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