初代タイガーは相変わらず鋭い蹴りでライガーに襲いかかる。しかし、ここで異変発生! どうやら、初代タイガーの左足の負傷が再発してしまったようだ。動けなくなった初代タイガーに代わり、再び登場したAKIRA。ウルティモには代名詞のムササビプレスを投下し、孤軍奮闘する。
そんな状況に、初代タイガーは左足のダメージが癒えないままAKIRAとタッチ。しかし、ライガー組がそんな初代タイガーの弱点を見逃すはずがない。あの手この手で初代タイガーの左足に集中砲火を食らわせるライガー組。何もできなくなった初代タイガーに、最後はウルティモがアサイDDTを決め、あっさりと3カウントを奪ったのだった。
試合後、「ヒザを治してからだね。今日は何も言うことはない」と、初代タイガーの負傷に残念そうな声で引き上げたライガー。一方、初代タイガーはバックステージで再戦を希望。このままで終わらせるにはあまりにもったいない顔合わせだけに、初代タイガーのコンディション復活が望まれる。
■レジェンド・ザ・プロレスリング実行委員会
1月10日(月・祝)『レジェンド・ザ・プロレスリング』
〔タッグマッチ〕45分1本勝負
◯ ウルティモ・ドラゴン&獣神サンダー・ライガー
(12分50秒、アサイDDT→片エビ固め)AKIRA&初代タイガーマスク ×
■試合後のコメント
獣神サンダー・ライガーのコメント
「ヒザを治してからだね。今日は何も言うことはない」
ウルティモ・ドラゴンのコメント
「複雑ですね……」
また、この日はCHAOSの石井智宏もセミ前に登場。大森隆男とタッグを結成し、本田多聞&関本大介と激突、ゴツゴツしたヘビー級の攻防で場内を沸かし、最後は、本田が大森のアックスボンバーで敗れたものの、石井は試合終了後も、関本とやりあって存在感を見せつけていた。