1月5日(水)、新日本プロレスは都内にある事務所にて、記者会見を実施した。会見には菅林直樹社長と、次期シリーズ『NEW JAPAN ISM 2011』の1・30後楽園大会で行われるIWGPヘビー級座挑戦者決定戦での対戦が決まった真壁刀義と前王者の小島聡が出席。前回の対戦時同様、真壁の罵詈雑言に小島も怒り、一触即発の雰囲気となった。
■菅林社長と各選手のコメントと質疑応答
菅林「昨日の試合後、真壁選手から王座挑戦に関して表明がありました。そして、大会終了後には小島選手から私にリマッチのリクエストがありました。前王者の小島選手には当然挑戦の資格がありますし、真壁選手にも小島選手の王者時代にリマッチ権を行使しなかったという実績がありますので、今回は挑戦者決定戦にて、棚橋選手への挑戦者を決定したいと思います」
真壁「っていうかよ、なんでいちいち決定戦とかやらなきゃいけねえんだよ。なあ? リマッチ権、リマッチ権って謳うんなら、俺の時にもやらせろよ。だんまり決め込んでるいい子ちゃんの言うことは聞くっておかしいだろう? この会社もおかしいだろう? だけどよ、やらざるをえねえなら、やるしかねえんだろ? なあ? だったらよ、やってやるよ。やってやる。ただ、やってやるけどよ、これが決定戦だぁ? この野郎! ふざけやがって! 俺は決定戦だって謳わなくたって、このオレンジ豚野郎には借りがあるんだよ。なあ? だから、それを返すだけだよ、この野郎! このオレンジ豚野郎をぶちのめして、棚橋のクソ野郎を叩きのめせば、ベルトは俺のところにくんだろう? 俺はベルトを追い続けてんだよ。こんなクソ野郎を追い続けてんじゃねえんだよ。やってやるよ。覚悟しとけ、この野郎!」
小島「はい、小島です。昨日の試合で敗れてしまい、ベルトを失ってしまいました。試合後は少し感傷的になってしまったんですが、シャワーを浴びながら、リマッチ権というのがあったようなないような、というふうに思い出しまして、菅林さんに直訴してみました。それを受けて、今日、事務所に呼んでいただいたんですが、なぜか真壁選手がいる、と。そして、真壁選手と私の試合が組まれている、と。ハッキリ言いまして、それは必要ないんじゃないかと思っています。というのは、現に昨日まで、私がチャンピオンでしたし、真壁選手には直接対決してきちんと勝利してますし、いまさら真壁選手とやる必要はないんじゃないかなと思いますが、どうですか、菅林さん?」
真壁「必要ねえ? 必要ねえのはよ、おめえみたいなレスラーの半端者だよ。虫酸が走るんだよ。ああ? グダグダ言ってねえで、おめえはいい子ちゃんなんだろ? 『はい、わかりました』って返事言ってみろ、この野郎!」
小島「いえ、やらなくていいと思います」
真壁「おい、やらなくていいってよ。なあ? 面白くねえレスラーだな、おい。カスみてえなヤツだな、おい。良かったんじゃねえの、こんなヤツがチャンピオンじゃなくてな、おい。本当はよ、こんなクソみてえなヤツには魅力も何にもねえけどよ、俺はよ、借りがあるんだよ。昨日も言ったとおりだ。俺は満タン返しで返すのが筋だよ。筋を通すんだよ、この俺はよ。だからやってやるんだよ」
小島「何が満タン返しだ、この野郎! おい!」
真壁「何コラ! おい!」
小島「またか、この野郎!」
真壁「またやるか、この野郎!」
小島「この間と同じじゃねえか! ふざけんなよ!」
真壁「ふざける?」
小島「やってやるよ、じゃあ」
真壁「おい、最初っから言えよ、この野郎!」
小島「うるせえな! てめえなんかとはやりたくねえんだ、本当はよ!」
真壁「俺だってやりたくねえんだ! (一際声を張り上げて)てめえみてえな価値のねえレスラーとはやりたかねえんだ!」
小島「てめえ、30日か? 覚えとけよ!」
真壁「わかった」
小島「二度としゃべれねえようにしてやるからな」
真壁「ハハ、こっちのセリフだ、バカ野郎!」
※ここで小島は一人で退席
真壁「他になんかあんのか、この野郎!」
──昨日のメインイベントはご覧になられましたか?
真壁「俺が見ていると思うか? 見てたなんて言うか、バ〜カ! シャワー浴びてたよ。見る価値もねえ。だからよ、俺が求めてるプロレスラー像とあのクソみてえなヤツとは違うんだよ。な? だから、認めねえんだよ、この俺はよ。じゃあよ、現に俺以外のヤツは認めてんのかよ。認めてんなら構わねえよ、それでよ。それだけだ、俺の言いてえことは」
──前回、小島選手と対戦した時は「これで最後にしたい」とおっしゃっていましたけど、また対戦するということで気持ちのほうはいかがですか?
真壁「気持ちはいかがですか?(笑)。いまの見ていて、『最高です!』なんて言うバカ、どこにいんだよ。いねえよ。俺、いま言ったとおりだ。あのクソの役にも立たねえようなレスラーとよ、やるのは虫酸が走るんだよ! あのカスみてえなよ、クソみてえなよ。何遍でも言ってやるよ、この野郎! ああん? 『小島、小島』って会場でぬかしてるクソ野郎ども見ていると、虫酸が走るんだよ、この野郎! 『あんなクソ面白くねえレスラーに何を感じんだよ、この野郎!』って思うんだよな、俺はよ。だからよ、てめえらに何を感じろなんて思わねえ、この野郎! 俺はな、あの野郎を叩きつぶせばそれでいいんだろ、この野郎! それ以上によ、あのクソ野郎をぶちのめして、俺は棚橋のベルトが欲しいんだよ! ベルトが欲しいんだよ! ただそれだけだよ」
──前回の対戦を踏まえて、今度はよもや負けはしまいというお気持ちが強いですか?
真壁「するわけねえだろう。どこにそんな匂いが漂ってんだよ? あのオレンジ豚はチャーシューにしてやるよ。オレンジ色のよ。オレンジ色のチャーシューにしてやるから、覚悟しとけ、てめえ!」
──小島選手がチャンピオン時代に真壁選手がリマッチ権を行使しようとして認められなかったのに、小島選手が自分だけリマッチ権を使おうとしていることに関してはどう思いますか?
真壁「まあ、そういうレスラーなんだろ? 俺が言うまでもねえよ。そのレベルのレスラーなんだろうってことだよ。な? それがスマートなのか、どうなのか俺の知ったこっちゃねえんだ。俺の言いてえことはそれだけだ。あの野郎はレスラーとして認めねえ。男として認めねえ。ただ、それだけだ」
- 2011.1.5
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