1月3日に東京ドームシティ・シアターGロッソで開催された「レッスルキングダムV in 東京ドーム」(4日)前日公開記者会見。終了後、小島聡選手の囲み取材が行なわれた——。
■小島選手のコメント
–東京ドームの花道を最後に歩く気持ちは?
小島「そうですね。色んな感慨がありますけど、別にこれが最後じゃないので。まだ、自分のやりたいことの続きというか、その中の一つなので。ただ、ドーム大会のメインイベントということをよく頭に入れて、花道を歩きたいなと思います」
–ということは、棚橋選手に勝って最後も花道を歩く?
小島「もちろん、そうですね、ハイ」
–会見中、「棚橋」コールが起きましたが、どんな気持ちで聞いていましたか?
小島「本当に新日本プロレスが好きな方、新日本プロレスを愛しているファンの方からすれば、棚橋選手を応援するのは当然だと思います。ただ、色んな媒体とかで見たんですけど、小島が勝つことがバッドエンドみたいに言われるのは、ちょっと私の本意でないというか。『なぜ、私が勝つことがバッドエンドなんだ?』と。その点については憤慨しているというか。それはあくまでも新日本側から見た目であって。なぜ、私が勝利することがバッドエンドと言われるのかが、まったくもって理解できない。そういう下馬評があるのであれば、ますますもって勝利したいなと。是が非でも勝利して、私にとってのハッピーエンドに変えてみたいと思います」
–やはり、ラリアットにはこだわりたい?
小島「そうですね。自分自身のこだわりというのはもちろんですけど、もうそれは自分がこだわる・こだわらないにかかわらず、この右腕を思い切り振り回したときには、必ず相手が倒れている。そういう事実を、この約半年間で作り上げて来たという自負がありますので。そのへんは譲れないですね」
–東京ドームのメインを務めるということは、世間にプロレスを届けるという役目もあると思いますが?
小島「もちろんそれもありますし、東京ドームに出れる選手というのは、プロレス界でも限られていると思います。そして、その東京ドームでメインイベントを張ることができる選手というのは、もっと限られて来ると思いますので、その中の1人でいるということを自覚して試合に臨みたいと思います」
–棚橋対策はありますか?
小島「敢えて何も考えずに、頭を空っぽにして明日を迎えたいと思います。色んなことを変に考えたりとか、難しく思ったりとか、色んなことをするよりも、完全に頭を空っぽにして臨むことが、この約5ヶ月間で学んで来たことなので。本当の極限まで追い込まれた闘いのときは、いつも頭の中が空っぽでしたから。『G1(CLIMAX XX)』の決勝でもそうでしたし、10月(11日両国)の(IWGPの)タイトルマッチのときもそうでしたし、そういう感じですね」
–無心の境地に近い?
小島「そうですね。何も考えないことが、自分にとって一番いいという結果が、これまでに出ましたので。明日もその通りに行きたいなと思います」
–「やり残したこと」というのは、明日の試合に勝ったら発表する?
小島「そうですね。明日、勝ったあかつきには、まだ自分がやりたいことを、思いっきり言わせてもらいたいと思います。これだけやりがいのあるリングでこれまで試合をして来まして、勝ったあとにはもっと自分の野望というものがありますので、そういうものを語らせてもらいたいなと思います」
–年末年始はどうやって過ごしましたか?
小島「トレーニングだけです。元旦だけはゆっくりしましたけど、それ以外は体をいじめ抜いてやって来ました。自分がチャンピオンですけど、チャレンジャーという気持ちも常に忘れずにいたいと思っていますので」
■2011年1月4日(火)『WRESTLE KINGDOM V』東京ドーム
開場15時 開始17時
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- 2011.1.3
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