1月3日に東京ドームシティ・シアターGロッソで開催された「レッスルキングダムV in 東京ドーム」(4日)前日公開記者会見。終了後、棚橋弘至選手の囲み取材が行なわれた——。
■棚橋選手のコメント
–「棚橋」コールを受けた感想は?
棚橋「期待されてます!(キッパリ) ああいう厳かな空気の中でコールを要求するのはどうかと思ったんですけど、(ファンたちに)せっかく来てもらったんでね。明日の練習ということで。非常にうれしかったです」
–小島聡選手に「G1 CLIMAX」とIWGPヘビー級王座を獲られ、ここで棚橋選手が敗れると、新日本プロレスにとって最大の危機だと思いますが?
棚橋「色んなものが懸かっているし、非常に重たい試合だとは思うんですけど、そういう舞台でこそ力を発揮する。そういう人間でありたいと思ってるんで。まあ、皆さんが期待している以上に、『俺はどういう人物になって、どこまで上がって行くんだろう』というのを(自分で)スゲェ期待してます」
–自分自身に期待をしている?
棚橋「それと、意地ですね。何があっても、意地でも(ベルトを)取り返す。そういう気持ちですね。まあ、俺の意地であり、新日本プロレスの意地であり。いま、世の中でそういうのってあんまりないかもしれないですけど、意地でも取り返します」
–20回目の記念大会。世の中にプロレスを問う一戦になると思うが?
棚橋「ほかの誰でもなく、プロレスを世間に届けて、もう1度、日本プロレス界の復活、そしてプロレスブーム到来、そこまで思い描いているのは俺しかいないし、それができるのも俺しかいないんで。それにはやっぱり、ベルトというものが必要です」
–自分が勝たないとプロレスブームが来ないと思う?
棚橋「そうですね。勝つことが最低条件で、俺が先頭に立って引っ張って行きます」
–小島選手のラリアットがポイントになると思いますが、対策はありますか?
棚橋「ラリアットの破壊力は先日も身をもって体験してますし、何度も食らってますしね。まあ、序盤から腕攻め。もう(腕を)使えなくすればいいだけなんで。小島選手はラリアットでしか3カウントを獲ってない。逆転の発想で、ラリアットを封じれば、俺に勝機が見える。常に腕を狙って行きます」
–会見のときは非常に厳しい表情でしたが?
棚橋「まあ、そういう一面も見せたら、普段の棚橋と今日の棚橋のギャップで、コロッと行く女性がいると思うんで。計算です、完全に(キッパリ)」
–2009年の1・4東京ドームでも、全日本プロレスの武藤敬司選手からタイトルを奪還するという形でしたが、そのときと比べてみてどう感じますか?
棚橋「あのときとは状況的には似てますけど、まったく違うものだと思ってます。武藤選手の場合は、追いかけて、追いかけて、追いかけてという感じだったんですけど、もうレスラーとしては(小島と)対等かそれ以上の人間なんで。あとは結果を伴うだけですね」
■2011年1月4日(火)『WRESTLE KINGDOM V』東京ドーム
開場15時 開始17時
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- 2011.1.3
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