いよいよ1.4ドーム待ったなし!! 新日本プロレスリング・菅林社長が、ドームの主軸となる、3大IWGP決戦をズバリ占った。
■「東スポ」ベストタッグ賞? 若干期待はあったんです
——社長! いよいよ1.4東京ドーム決戦目前ですが、今日はIWGP3大タイトルマッチの話を中心にうかがわせてください!
菅林 ハイ、よろしくお願いします。
——まず、第1試合のIWGPタッグ選手権3WAYマッチ(G・バーナード&K・アンダーソンvsビアマネーvs中西&ストロングマン)ですが、その前に昨年のプロレス大賞のベストタッグ賞は意外だったじゃないですか?
菅林 ところがね、きっと、誰もが予想外だったとは思いますが、私はちょっぴりだけ期待してたんですよ(微笑)。
——あ、若干、自信はあった?
菅林 ふふふ。中西選手に感じるような、未知のぶっ飛んだ存在感。そういう幻想をストロングマンに持ってくれたんでしょう。ストロングマンは2009年にメキシコに視察に行って、間近で観たときに、一目で「コイツは凄いな」と思ったし。彼から「ぜひ、ニュージャパンで使ってくれ!」と熱烈なアプローチをもらったんですよ。
——去年の活躍は、新日本の評価も高いようですね。
菅林 予想を超える活躍をしてくれたし、もちろん評価は高いですよ。今回も番狂わせは充分に考えられる。何より、彼は一日にゆで卵を30個以上食べるんですよ!
——30個! 中西選手もホテルのバイキングを立ち入り禁止になるほど、食べまくる大食漢ですけど(笑)。
菅林 二人とも常人じゃないですよね? そういうプロレスラーらしいプロレスラーの魅力が詰まっているチームです……あと、今年はタッグ王者のカール・アンダーソンも急成長しました。外国人のタッグって、だいたい大きな選手とそれをサポートするクレバーな選手のタッグが多くて、クレバーな選手が狙われるパターンが多いじゃないですか?
——多いですね。
菅林 それがアンダーソンには当てはまらない。むしろ最近は、アンダーソンが勝利に絡むことが多いし。昨年の『G1 CLIMAX』では、シングルでも好試合を連発しましたから。
■筋肉交響楽団は、3WAYマッチ以上に予想不能!!
——『G1 CLIMAX』では、プリンス・デヴィットと一緒に“社長賞”をゲットしてますし。
菅林 そうそう。だから、このタッグ王者は磐石な感じはします。ただ、そこに屈指の実力タッグ、ビアマネーが絡んでくる。……でも、ここは中西&ストロングマンに獲ってほしいなぁ。
——社長的には、日墨マッスルオーケストラが一押しですか。
菅林 3WAYマッチという特殊ルールもありますが、この二人はマトモにやっても予想がつかないのに、ますますどうなるかわからない(笑)。
——3WAYマッチの概念を超えるタッグだ、と。でも、ドームの第1試合で中西&ストロングマンがベルト奪取したら、大盛り上がり確実ですね!
菅林 充分ありえますよ!
——そして、中盤のメインと言えるのが、プリンス・デヴィットVS飯伏幸太のIWGPJr.ヘビー級選手権。この位置にカードが組まれたのは、会社側の期待値を感じますね。
菅林 ヘタをしたら、この日のすべての試合を食ってしまう可能性を秘めた一戦です。もちろん我々はデヴィットが防衛することを固く信じてますけど、何せ、相手はあの飯伏幸太なんで……。(後半に続く!!)
■2011年1月4日(火)『WRESTLE KINGDOM V』東京ドーム
開場15時 開始17時
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