いよいよあと4日に迫った1月4日「レッスルキングダムV in 東京ドーム」! 注目試合の見所をチェック!
■第8試合 60分1本勝負
TNA世界ヘビー級選手権試合
ジェフ・ハーディー(王者)
VS
内藤哲也(挑戦者)
第8試合では、内藤哲也がTNA世界ヘビー級王座王者のジェフ・ハーディーに挑戦する。
内藤といえば、2008年2月に高橋裕二郎と結成したNO LIMITでブレイク。約1年間に渡る海外遠征のあと、今年の1月4日東京ドーム大会に登場。帰国第1戦目でIWGPタッグ王座を奪取すると、その後はジャイアント・バーナード&カール・アンダーソン、永田裕志&井上亘と三つ巴抗争を展開した。
その一方、シングルプレイヤーとしての評価も高く、3月20日名古屋の「NEW JAPAN CUP」2回戦では棚橋弘至に勝利。その内容も完勝と言えるもので、周囲に強烈なインパクトを与えた。内藤本人もシングルマッチで闘うことに、並々ならぬ意欲と自信を持っている。
内藤は、2006年5月27日のデビュー当初から、類い稀なプロレスセンスを存分に発揮。次代を担うエース候補として、大きな期待を受けてきた。今回のタイトルマッチの実現は、そんな期待の表れから実現したものと言えるだろう。もちろん、ここで内藤が結果を出すことができれば、“自称エース”棚橋弘至の牙城を揺るがす展開になるのは間違いない。
12月14日のカード発表会見で内藤は、「モデルチェンジして、すっげーカッコいいベルトを腰に巻きたい。その姿を世界中のプロレスファンにお見せしたいと思います!」と頼もしくコメント。本当に大仕事をやってくれそうな期待感が充満している。
■第7試合 30分1本勝負
NJPW vs NOAH Battle Combustion I
後藤洋央紀&岡田かずちか
VS
杉浦貴&高山善廣
第7試合は、見所の多いタッグマッチがラインナップされた。その中でも一番の注目は、この一戦が凱旋試合となる岡田。「バケモノになる」と言い残してTNA遠征に旅立った岡田が、自ら出場を志願した。
内藤と同じく、次代を担うエース候補として期待されている岡田。新日本プロレスに初登場した当時から、物怖じしない言動が魅力だった。それを改めて証明したのが、12月23日の後楽園ホール大会。試合を終えたばかりの高山善廣を急襲し、ミサイルキック、ジャーマンスープレックスホイップをお見舞いした。
バケモノの片鱗をのぞかせた岡田が、帝王・高山とGHCヘビー級王者・杉浦を相手にどんな闘いを見せるのか? 新日本ファンならば絶対に見逃せないポイントと言えるだろう。
一方、岡田のパートナーである後藤は、現在の新日本四天王の1人。悲願のIWGPヘビー級王座奪取は今年も果たせず、2011年での巻き返しを狙っている。東京ドーム大会では、ライバルたちがシングルマッチの大一番に臨んでおり、その胸中は穏やかでないはず。対戦相手には、借りが返せないままの杉浦がいるだけに、何としても存在感を示したいところ。
対する杉浦は、GHC王者の力を満天下にアピールするべく、返り討ちを狙うだろう。そして、後楽園で岡田に“先制攻撃”を受けた高山も“帝王”として立ちはだかるに違いない。4者の思惑が交錯するタッグマッチ。その行方やいかに。
■第4試合 30分1本勝負
NJPW−TNA Greatest Showcase ハードコアマッチルール
ロブ・ヴァン・ダム
VS
矢野通
1)あらゆる凶器の使用を認める。2)場外カウントは無しとする。
20回目の“イッテンヨン”「レッスルキングダムV」の目玉の一つが、元WWEのスーパースターで日本でも人気の高いロブ・ヴァン・ダムの参戦である。
そして、その対戦相手に選ばれたのは、CHAOSの矢野通。これまでに数々の謀略と策略を張り巡らせ、悪事の限りを尽くした新日本プロレス随一のワルである。
12月14日のカード発表会見で、ヴァン・ダムの「お前は大舞台で負ける!」というメッセージビデオを見た矢野は、怒り心頭。その場でハードコアマッチを要求した。
アメリカにハードコアを定着させたECWで活躍した経歴を持つヴァン・ダムは、この試合形式も得意としている。だが、矢野はそれを知った上で、敢えてルール変更をブチあげている。そこには、自分も凶器のスペシャリストであるという絶対の自信があると共に、ヴァン・ダムに完全勝利するという矢野一流の計算があるのだ。
“悪の頭脳”が張り巡らせたしたたかな罠に、“RVD”はハマってしまうのか? それとも、世界のファンを魅了する華麗なムーブで迎撃するのか? 内容も結果も楽しみな一戦である。
■2011年1月4日(火)『WRESTLE KINGDOM V』東京ドーム
開場15時 開始17時
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