大好評!ゲームデザイナーの野中大三さんによるプロレスコラム。今回は「出てこい!対抗戦男、対抗戦女!超大型コラボ興行の見どころ3選」
■『Historic X-over』
2022年11月20日(日) 15:30開場、17:00試合開始
※第0試合は16:00開始予定
東京・有明アリーナ
★チケット情報
★対戦カード情報
【再入場不可】
※「ロイヤルシート・最前列、3列目」は完売!
※「ロイヤルシート・2列目(特典付)」「アリーナA」「2Fスタンド」「レディースシート(2Fスタンド)」は残りわずか!
☆チケットは、プレイガイドにて11月20日(日)18時まで販売いたします
[ローソンチケット]https://l-tike.com/njpw ローソン・ミニストップ店頭Loppi
[チケットぴあ]https://w.pia.jp/t/njpw/ セブンイレブン店舗
[イープラス]https://eplus.jp/njpw/ ファミリーマート店舗
☆当日券は、会場のチケット売場で13時より発売します(第9試合開始まで)
■第52回「出てこい!対抗戦男、対抗戦女!超大型コラボ興行の見どころ3選」
みなさん、こんにちは。
コラム「ゲーム的プロレス論」の野中です。
いよいよ迫ってきました、新日本プロレスとSTARDOMの合同興行、『Historic X over』。
今回はこの歴史的合同興行の楽しみ方をみなさんにご紹介します。
新日本プロレスの興行にSTARDOMの選手がはじめて上がったのが2020年1月4日の東京ドーム大会でした。その接点から2年と9カ月。ついに両団体が正式に交わる日がやってきました。
合同興行はプロレス界では決して珍しいものではありません。しかし、初物となると話は別です。
新日本プロレスとSTARDOMの合同興行はもちろん初ですが、新日本プロレスが女子団体と、STARDOMが男子団体と合同興行をすることも初なのです。
同じブシロードグループになったとは言え、両団体が異性団体と組むのは難しいものがあったと察します。
そんな歴史を持つ両団体が異性団体合同興行かつ、ミックスドタッグマッチに踏み切った勇気は相当なものでしょう。
満を持しての合同興行はプロレス史に残るビッグイベントになることは間違いなしです。
■ゲームでもコラボは花形イベント
ゲームでコラボといえば、ソーシャルゲームに他版権が登場するイベントが一般的となりました。
コラボ実施となると、メディア広告が投入され、ゲーム内の作り込みもサービスも大盤振る舞いになります。
普段のプレイでは登場しないコラボキャラが登場するだけではなく、専用ストーリーやステージが作りこまれることも珍しくありません。宝石などのゲーム内通過が配られたり、レアなキャラが獲得できるチャンスがもらえたりとお祭り騒ぎになります。
ユーザー側もそのチャンスをつかむべく、貯めこんだ資金を投入するのです。
今やコラボイベントは、作り手も受け手もハッキリと経済効果を認識している収益アップの機会なのです。
たくさんのユーザーが遊んでくれるとわかっているから作り手はがっつり作り、楽しませくれるとわかっているから受け手は安心してお金を払う。それが今時のコラボイベントの形なのです。
まさに花形イベント。他社版権コラボをやっているゲームはぜひとも積極的に遊んでください。
作り手もここぞとばかりに一生懸命作りこんでいるはずですので。
■歴史的コラボ興行の見どころ三選
話題を『Historic X over』に戻しましょう。
今大会も新規顧客の獲得が目に見えているため、大掛かりなプロモーションが実施されています。
チケットは売り切れ席が目立ち、本大会専用のグッズも多数ラインナップされました。
(野中も1点描かせていただきました。興味あればチェックしてみてください。)
仕掛け側のやる気が強く感じる興行になっています。
そんな期待感満載の『Historic X over』の見どころをご紹介しましょう。
ラインナップは二つの第0試合を含めて全11試合。目玉になるミックスドタッグマッチのほか、純血の試合にタイトルマッチ、ヤングライオンのデビュー戦、バトルロイヤル戦、果てはグレート・ムタ見参。
これでもかと詰め込まれたビッグマッチになりました。
そんな11試合の中で是非とも注目してほしいポイントを3つご紹介します。
●見どころ① :プロレス界初の新ルールミックスドマッチ
何と言ってもこれでしょう。今大会のミックスドタッグマッチはなんと「異性への攻撃は禁止」なのです。
今ではミックスドタッグマッチは全く珍しいものではないのですが、このルールはお目にかかったことはありません。
混合戦の魅力と言える男女のマッチアップが見られないわけですからなんとも残念に思えるルールです。
しかし、しかしです。
このルールは全く新しいルールですよ?
多種多様なルールが存在するプロレスというジャンルでまた新しいルールの試合形式が生まれるってすごいことじゃないでしょうか? しかもその形式に挑むのが男女のトップ選手ばかりです。
僕は現時点でいろんな想像が膨らんでいます。男女のダブルインパクトやトレイン攻撃といったものは何度も何度も見てきました。それとは違う攻防が生まれる可能性があるってすごいことです。
異性への攻撃は禁止となると、どんな攻防が発生するのか?
男子選手が味方の女子選手をホイップしてのラリアートやスイシーダはOK?
なんなら味方選手をボディスラムで相手選手に叩きつけてもいいの?
異性へのカットプレイはOKとするなら、カットプレイ時のみ男女攻防が発生する?
といった妄想がドンドン膨らむでしょう?
ぜひ、脳内で試合をシミュレーションしてから観戦してみてください。
きっと選手達は我々のシミュレーションを超える攻防を見せてくれるはずです。
●見どころ②:食うか食われるかの看板タイトル戦
次に注目すべきは、メインとセミのタイトルマッチ2試合です。
IWGP女子初代王座決定トーナメント決勝戦の岩谷麻優選手 vs KAIRI選手。
そして、IWGP USヘビー級戦のウィル・オスプレイ選手 vs 海野翔太選手。
この2試合はいわゆる純血マッチです。交流戦でも対抗戦でもありません。新日本プロレスとSTARDOMのタイトルマッチが比較してくれと言わんばかりに並びました。
しかもメインとセミです。ミックスドタッグマッチではなくこのカードがメインとセミになった以上、ファンはどうしても比較をします。そうです。こういうカード編成になった以上、この2試合は食うか食われるか、なのです。
新日本プロレスの今とSTARDOMの今をぶつけあう、同一興行内での興行戦争といっても過言ではないのです。両団体の最高峰のタイトルマッチ、間違いなく気合が入りまくった2試合になります。
●見どころ③ :必ず出てくる対抗戦男と対抗戦女
合同興行で突き抜けて目立つ選手というのは絶対出ます。それがいわゆる“対抗戦男”や“対抗戦女”と呼ばれる選手です。他団体の選手との試合で普段見ることのできない輝きを放つ選手がこういう交流戦では絶対出てきます。団体のプライドを背負うからこそ激しい対抗心をむき出しにする選手や、普段手を合わせない選手を手玉に取って躍動する選手など、いろんな面で跳ねる選手、光る選手が出てきます。
こればっかりはやってみないとわかりませんが、この興行のために並々ならぬ闘志を燃やしたり、秘策を用意している選手がいるのは間違いないでしょう。その中で抜きんでて耳目を集める選手がきっと出てきます。
飛び出す選手を見つけるのも合同興行の魅力なので、みなさんもぜひ対抗戦男と対抗戦女を探してみてください。
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■野中大三(のなかだいぞう)
dotswreslerアーティスト、コラムニスト
プロレス観戦歴、ゲーム歴ともに38年。
プロレスラーをドット絵で表現するdotswrestlerをTwitterで公開中。
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