現地時間:11月13日、新日本プロレスのニュージーランド&オーストラリア地域の新ブランド、『NJPW TAMASHIIⅠ』の旗揚げ第2戦が行われた。
写真提供 / New Photography Studios
この日のメインは、現IWGPジュニアヘビー級王者の石森太二が、2019年6月の新日本プロレス、シドニー大会にも出場したPWA(プロレスリング・オーストラリア)のミック・モレッティーと対戦した。
試合は、10分37秒の熱戦の末に、最後は石森がBONE LOCKでモレッティーから、貫録の勝利を収めた。
また、メイン終了後に地元、オーストラリア出身のロビー・イーグルスがリングに登場。マイクを握って、「みなさん、『TAMASHII』はどうだった? イシモリ、今日は勝利おめでとう。もしも、お前が1.4東京ドームの後、まだそのベルトを持っていたなら、その時はここシドニーで“Sniper of the Skies”ロビー・イーグルスをベルトに挑戦させてくれ! そしたらまた、みんな試合を観に来るだろ? また、『TAMASHII』が観たいだろ!?」とファンに呼び掛けたあと、「ありがとうシドニー!」と締めくくった。
この日のセミファイナルは、ニュージーランド道場の“ツートップ”と言っていい、マイケル・リチャーズ&アンドリュー・ビラロボスの実力派コンビが、PWAから参戦したケイブマン・アッグ&リッキーサウス組とタッグで対戦。最後は12分19秒、リチャーズがフィッシャーマンズ・バスターを決めて、勝利を挙げた。
第5試合は、AEWではThe Factoryで活躍しており、自身はニュージーランド道場出身のアーロン・ソロウが、ニュージーランド大会に続いて出場、PWAのライヤー・バードルーチと対戦。ソロウは8分13秒、必殺技のペディグリーを決めて、バードルーチから勝利を挙げた。
第3試合には、『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022』にタイガーマスクとのコンビで出場する“地元”のロビー・イーグルスが、PWAのカーター・ディームズとシングル戦。
激戦の末に、最後は9分23秒、ロビーが得意のロンミラー・スペシャルで捕獲して、タップ勝利を奪ってみせた。
第3試合は、『NJPW TAMASHII』のプロデューサーを務めるバッドラック・ファレがKENTA、そして旗揚げ第1戦に続いて、PWAから参戦したジャック・ボンザとBULLET CLUBトリオを結成。
マット・ロジャーズ&ジュード・ロンドン&パリス・デ・シルバというPWA軍と対戦したが、最後は10分18秒、ボンザがローグストレッチでシルバに勝利し、試合後はTOO SWEETポーズを決めた。
第2試合は、PWAのアンソーシャル・ジョーダン&アーロン・ジェイクが、ニュージーランド道場生のリチャード・ムル&ジェイク・テイラーとタッグマッチで対戦。
試合は、6分20秒でジョーダンが、巨体のムルをスクールボーイで丸め込んで勝利した。
第1試合は、ニュージーランド道場のジョーダン・ライトが、PWAのマット・ダイヤモンドと対戦して5分27秒、ダイヤモンドを渾身のボストンクラブでギブアップ勝利を奪った。
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