■小島聡選手のコメント
–新日本プロレス出身の小島選手は、東京ドーム大会への思い入れも強いのでは?
小島「自分がプロレスに入門してから、すでに東京ドーム大会というのをやっていまして、自分もデビューしてから何度も出させてもらっている大会なので、ドーム大会に対しての思い入れというのは、自分の中でちゃんと持っているつもりです」
–そんな中でも、今回はフリーのIWGPヘビー級王者としての出場。また違った感覚なのでは?
小島「たしか1度、天山(広吉)選手とメインでやったことがあるんですけど、今回はそれとは違った意味で、自分の立場とか置かれている状況とかを考えると、やはり感慨深いものにはなると思います」
–内藤哲也、後藤洋央紀選手に勝利した棚橋弘至選手を倒せば、新日本プロレスの完全制圧と言えるのでは?
小島「でも、もともとの今の自分のきっかけを作ったというのは、G1 CLIMAXでの棚橋選手との決勝戦だと思っていますから。そこから今の自分の快進撃というか、それがスタートしていると思いますし。新日本に上がるようになって、ほぼ8割、9割はシングルマッチしかやっていませんので。そういう中で、自分自身がやるたびにドンドンドンドン進化しているんじゃないかと思ってます」
–むしろ、棚橋選手に対する思いのほうが強い?
小島「いえ。棚橋選手に対する思いは、正直、それほど強くはありません。ただ、棚橋選手に関して言えば、一番負けたくない相手ですね。一番負けたくないし、負けるつもりもないし、一番負けてはいけない相手だと思ってます」
–その理由は?
小島「それはもう、彼がエースだからです(キッパリ)」
–それは、小島選手も認めるところですか?
小島「誰がエースかというのは、自己申告制じゃないですけど、自分で言うのはぜんぜん構わないと思っていますし。それをファンの方たちが見て判断してもらうというのが一番いいと思います。そんな中で、棚橋選手がやって来たことというのは、エースにふさわしいと思っていますので。その中で、会見でも言いましたけど、今回は“史上最大の噛ませ犬”となってもらいたいということです」
- 2010.12.14
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