■棚橋弘至選手のコメント
–エースを自負する棚橋選手にとって、最高の舞台が整ったと言えるのでは?
棚橋「錚々たるメンバーが出場する中で、メインイベントに出るというのは、すごく誇らしいことです」
–そして、小島聡選手を破ってIWGPヘビー級王座を奪還すれば、エース・切り札を証明できますね?
棚橋「そうですね。2010年、IWGPに絡むことなく来てしまったというのは、自分の中でも凄く悔しい気持ちでいっぱいですし、新日本プロレスをもっと力のある団体にして行きたいと思っているので、外敵から色々言われましたけど、対戦相手より悔しい気持ちでいっぱいだったんで。そういった部分を含めて、1・4で新日本プロレスの力を見せたいです」
–今回のドーム大会のカードを見た感想は?
棚橋「ロブ・ヴァン・ダムとかジェフ・ハーディーなんかは凄く名前がある選手だし、エクトール・ガルサとはメキシコで闘ってますけど、凄く魅力的な選手ですよ」
–プロレス界を活性化させる起爆剤になると思いますか?
棚橋「まあ、そのためにもね。試合順から見ても、普段の新日本プロレスを見渡してみても、どう見ても俺が総大将なんで。(小島との一戦は)大将戦という感じですね」
–小島選手は、棚橋選手について「絶対に負けたくない。なぜならエースだから」と評価していました。
棚橋「認めてるんですか!? 『エースだ』って!?(笑) まあ、小島選手から見たら、棚橋のレスラー人生というのは順風満帆に来てるように見えるんじゃないですかね。うらやましいんですよ。そういった意味で負けたくないというか。そう思います」
–実際はどうなんですか?
棚橋「(即答で)いや、順風満帆です(キッパリ)。挫折したことないですから(ニヤリ)」
–しかし、今年は1度もIWGP戦に絡めなかった。
棚橋「G1 CLIMAXにしても、あと一歩のところでIWGPに絡んで行くチャンスを逃してしまって。凄く残念でしたね。ただ、12月にシングルで(内藤哲也、後藤洋央紀に)続けて勝って、こういうタイミングで運を引き寄せるというのは、生まれながらにして持ってんなと。そんな感じですね」
- 2010.12.14
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