11月8日、新日本プロレス事務所にて、11月20日 (日)東京・有明アリーナで行われる『Historic X-over』の記者会見が行われた。

会見の最後に登場したのは、メインイベントの「LEC 水の激落ちくん Presents IWGP女子初代王座決定トーナメント決勝戦」岩谷麻優vs KAIRIの両選手。この一戦への思い入れを語った。

■新日本プロレス×STARDOM合同興行
『Historic X-over（ヒストリック クロスオーバー）』
2022年11月20日（日） 開場15:30 開始17:00
東京・有明アリーナ
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★ロイヤルシート2列目、3列目、アリーナA、3Fスタンド、レディースシート（2Fスタンド）は残りわずか
 
●チケット発売所
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■岩谷麻優選手のコメント

「みなさん、こんばんは。スターダムのアイコン、岩谷麻優です。今回、IWGPが新しく新設されるということで、無事に決勝戦に上がることができました。この合同興行のメインイベント。ホントに凄いカード、凄い選手、この素晴らしい興行でなるであろう日に、自分たちがメインイベントで大丈夫かな、とかプレッシャーも凄いあるし、不安も凄い感じています。

でも、いままで通りの自分の試合をすれば大丈夫だと言い聞かせて、全力でこのベルトを獲りに行きたいと思います。自分はスターダムのベルトは……グランドスラムを達成したんですけど、“初代”という名前が付いたベルトはまだ獲ったことがないので、必ず“初代”チャンピオンに、岩谷麻優の名前を歴史に刻みたいと思います。相手がKAIRI……、美味しいとこどりはさせません！」

■KAIRI選手のコメント

「“世界を旅する海賊お嬢”KAIRIです。このたびは、初めての試み、男女合同興行。スターダムと新日本さんの合同興行の中で、メインイベント、務めさせて頂きますこと。そして、IWGP女子王座、新設して頂けますこと、心より感謝申し上げます。私は、いままでキャリアが10年ですが、数々のメインイベント、日本でもアメリカでも務めさせて参りましたが……正直、この興行のメインイベント、一番、緊張しています。

それは、メインイベントということもあるんですけども、いま横にいる対戦相手が岩谷麻優選手、ということ。それが私の心をギューッとさせています。えー、麻優さんとは5年半、スターダムで苦楽をともにし、その後、ちょうど5年半、別々の道を歩んできました。アメリカでも数々の凄まじく強いレスラーと闘ってきましたが、私は麻優さんほど、受け身がうまい選手と出会ったことがありません。

受身がうまい＝ダメージを減らせる、急所を外せる。つまり強い、強いんです！　麻優さんが“ゾンビレスラー”と言われているゆえんも、その受身のうまさ、打たれ強さ、やられてもやられても立ち上がる強さから来ていると思います。ですが、麻優さんがどんなにやられてもやられても立ち上がり続けるゾンビならば、私は踏まれても踏まれても起き上がり続ける“雑草”でいます。

この試合、最後、どちらが勝ち名乗りを上げているか、今の時点ではわかりませんが、自分のすべてのこれまでのキャリアと経験してきたこと。すべて麻優さんにぶつけて、もの凄い試合をして、最後は立っていたいです」

■質疑応答

――KAIRIさん、IWGPという冠に関してはいかがですか？

KAIRI「そうですね。やっぱり、IWGP。アントニオ猪木さんが初代を設立されて、これまでホントにそうそうたる選手たちが、ホントに命を削って、凄い試合をして、歴史を繋いで、繋ぎ続けて、いまベルトの価値がドンドン高まって。IWGPというブランド力が高まっていまがあると思います。その名前を背負わせて頂くことはとてもプレッシャーであり、初代ではありますけど、これまでのIWGPの歴史に恥じない闘いをして。また、ここの初代から新しい時代を、歴史を繋いでいきたいです」

――前日に上谷さんとのタイトル戦（エディオンアリーナ大阪で、上谷沙弥の持つワンダー・オブ・スターダム王座に挑戦）がありますけど、タイトルマッチ2連戦に関しては？

KAIRI「そうですね。やはりピンチだと思います。ですが、ピンチはチャンス。もし、そこで勢いをつけれれば、その勢いのまま行けますし。これをピンチと捉えるか、チャンスと捉えるか、で大きく変わてくると思いますので、私はチャンスと捉えたいと思います」

――まだスターダムの試合を観たことがない、新日本プロレスファンに何を見せたいですか？

岩谷「やっぱり、こう『観たことない』っていうファンの方も多いと思うんですけど。いままで新日本プロレスさんで提供試合とかやらさせて頂いた時に、凄くそこで初めて試合を観て、スターダムに初めて来ました、というお客さんが凄く多くて。ホントに観てもらえる機会があれば、試合で必ず『女子プロレスってスゲーなとか』、『スターダムって熱いな、おもしろいな』と思ってもらえる自信はあるので。堂々と自分たちがいままでやってきたことを恥じないようにして、堂々と試合をしたいです。なので、『女子プロレスを観たことがない』、『女子プロレスなんて』、とか思っている方は、そのままの目線で来て頂いて、試合を頂ければ、いまのスターダムの勢いとかをわかってもらえると思うので。試合で魅せます」

KAIRI「私も麻優さんと同じ気持ちです。アメリカのWWEという団体に所属していたんですけど、やはりWWEでも男女もともと混合なんですね。男子の興行の中に、女子の試合が1ワク、もしくは2ワクしかない環境でやってきました。
で、やっぱり女子レスラー。それでも絶対に負けたくないっていうか。私たちもいい試合ができるんだという気持ちで。もうホントに、休みでも練習はリングでしてましたし、メインイベントを女子が勝ち取った時にはみんなで喜んだりとか、それはホントにスターダムも同じだと思います。

やっぱり男女とか、女性・男性関係なく、ホントにプロレスが私たちは大好きで、愛していて、少しでもいい試合を届けたいという気持ちでやってるので。セミで帰らず、ちゃんとメインイベントまで見届けてくださいよ。頼みますよ！帰んないで。お願します」

■新日本プロレス×STARDOM合同興行
『Historic X-over（ヒストリック クロスオーバー）』
2022年11月20日（日） 開場15:30 開始17:00
東京・有明アリーナ
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