天山広吉選手が故星野勘太郎さんへの追悼コメントを発表した。コメントは以下のとおり。
「星野さんは、自分が入門した若手当時、まだ現役バリバリでいらっしゃった。山本小鉄さんと同じくらい厳しい方で、試合のあといろいろアドバイスもいただきましたし、食事や飲みにもよく連れてもらいました。お世話になりましたね……。
試合の思い出だと、一度、横浜アリーナでやった新日本プロレスの30周年記念大会で、ヤマハブラザースが再結成して、自分とブラックキャットさんが相手で試合したのが印象深くてね。星野さんから『遠慮せず、ガンガン来い!』と言ってくれて、いつもどおりの試合をやったんですけど、逆に必殺の勘太郎パンチをもらってね。星野さんもメチャクチャ気合入ってたし、自分も頭は固いほうだと思うんですけど、あのパンチにはグラリと来ました。
いざとなったら、ケンカ腰でも試合をする。ホントに昭和の名プロレスラーというか、自分たちも尊敬してましたし、いろんなことを勉強させてもらった。残念で仕方ないですね。今年は、山本小鉄さんに星野勘太郎さん、柴田勝久さんが亡くなられて……。あの方たちがいなかったら、いまの新日本プロレスはないですから。
これからも、みなさんの精神、プロレスへの情熱を受け継いでいきたい。星野さんが亡くなられたのは、残念ですけど、僕らを天国で見守っていただきたいです。心よりご冥福をお祈りいたします」
天山広吉
- 2010.11.30
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