12月11日『NEW JAPAN ALIVE』大阪大会で行われるIWGPタッグ選手権試合は、王者ジャイアント・バーナード、カール・アンダーソン組に対し、『G1 TAG』に優勝した永田裕志、井上亘組が挑戦することに決定しました。
そして懸案となっていたIWGPヘビー級選手権のほうは、王者・小島聡選手の意向を受けまして、挑戦者を中邑真輔選手に決定と致します。
会社としては王者にはIWGP実行委員会の意向を汲んで選手権に挑んでもらうのが本来の決まりですので、今回の件はきわめて遺憾ではあるのですが、このままではタイトルマッチ自体が行なえなくなる可能性もあるということで、やむを得ず王者の要求をのむ形と致しました。
シリーズ中ということもあり、小島選手は結局最後まで正式な交渉のテーブルについてくれなかったというのが正直なところです。もちろん中邑選手も選手権にふさわしい実力を持った選手ですので、全力でベルトを小島選手から新日本に取り戻すことに専念してほしいと思います。
実行委員会が指名していた後藤洋央紀選手には、ノンタイトルではありますが、翌12月12日の名古屋大会で小島選手と対戦してもらいます。後藤選手にはここで小島選手を下して、再び次期挑戦者に名乗りをあげてほしいと思います。
また後藤選手は大阪では棚橋弘至選手とシングルマッチを行なうこととなりますが、棚橋選手もこの後藤戦、名古屋での内藤哲也戦の結果いかんで、挑戦者の資格が充分に出てくると思います。
また大阪では双方の希望によりタイガーマスク選手、石井智宏選手のシングルマッチを行なうことも決定しました。さらに大阪と名古屋にはアメリカTNAより、元IWGP Jr.タッグ王者、クリス・セイビン選手、アレックス・シェリー選手が特別参戦、NO LIMIT、Apollo 55とスペシャルタッグマッチを行ないます。本国では階級の差を越えてTNA世界タッグも獲得している強豪チームですので、こちらの試合も楽しみにしていただければと思います。
そして頚椎損傷のため欠場をしている真壁刀義選手ですが、発表済みでした11月12日『J SPORTS CROWN』ディファ有明大会も欠場させていただくこととなります。復帰時期は未定となります。
また獣神サンダー・ライガー選手がアメリカJAPWに遠征を行なうことが決定し、12月の計4大会を欠場させていただくことになります。あらかじめご了承下さい」
- 2010.11.8
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