休憩前には、棚橋弘至&後藤洋央紀&真壁刀義&本間朋晃が、中邑真輔&D・ピューダー&邪道&外道と激突。邪道&外道がスニーキーなスタイルで本間を翻弄! 観客を堂々と挑発すると場内はエキサイト。明快なベビーフェイスvsヒールの構図の中、試合が進んだが、試合終盤に棚橋&後藤&真壁が続々と大反撃に出ると、場内は大爆発! 真壁のパーフェクトな勝利で見事、前半戦を締めてみせた。
休憩中は、1.4東京ドームのペアチケットなどが当たる抽選会も開催。また、なぜかリング上で、英語のリングアナがバーナードを口汚くののしって挑発! 怒り心頭のバーナードが登場するも、すばやく逃げ去ると、場内はこのリングアナへのブーイングに包まれた。
休憩明けに『G1 TAG』優勝候補・NO LIMITが前日にバッドインテンションズを破ったTNAタッグチームの“ビアマネーINC”と激突。この試合、場内はやはり純アメリカンなビアマネーを支持! ホームリングながら、なぜかアウェイな空気のNO LIMITも面くらうことなく、メキシコで培った憎々しいファイトで応酬! とくに内藤はファンや相手を何度もおちょくるなど、細かい動きで観客の視線を集めていた。
試合は、NO LIMITへのブーイングがうずまく中、ストームが縦横無尽の活躍で反撃に出ると場内は拍手の乱れ打ち! 最後に、ビアマネーが合体パワーボムをズバリ決めて快勝すると、ここまででこの日一番の大盛り上がりを見せた。
セミファイナルは、中西学&ストロングマンの“日墨マッスルオーケストラ”が登場。相手のテリブレ&テハノJr.がいきなり急襲すると、筋肉コンビに声援が集中。メヒコチームの老獪なタッグプレーに翻弄された場面もあったが、最後はストロングマンが強烈なパワーファイトでテハノJr.に完勝!
迎えたメインイベントに登場したのは、毎年座間大会の“ヒーロー”となっているジャイアント・バーナード&カール・アンダーソン。今回はここに、スペシャルゲスト・曙を加えた超ヘビー級トリオで出撃。
曙の入場前には、キャンプ座間の少女フラダンスチームによるデモンストレーションが華を添えれば、バーナード&アンダーソンは、星条旗を持って入場してヤル気マンマン。相手は、CHAOSの最凶トリオの矢野通&飯塚高史&石井智宏。会場を蹴散らして入場する、飯塚に何人もの子どもたちが悲鳴を上げて逃げ惑う。
- 2010.10.23
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